難接着材料の表面処理による接着性改善【提携セミナー】

環境対応接着剤、解体性接着トレンド

難接着材料の表面処理による接着性改善【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2022/5/30(月)10:30~16:10
担当講師

大槻 直也 氏
大久保 雅章 氏
豊田 紀章 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 60,500円(税込)

★ 接着のメカニズム、接着剤の選定のコツと表面処理手法について解説

 

難接着材料の表面処理による接着性改善

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

・接着の基礎とメカニズム、接着剤の選定法
・大気圧プラズマプロセスによるガラス表面およびポリマー表面の改質技術
・ガスクラスターイオンビーム照射によるポリマー表面の改質と応用

 

 

習得できる知識

・接着のメカニズム、接着剤の選定技術と表面処理技術について理解が深まる

 

 

担当講師

【第1部】(株)スリーボンド 研究開発本部 技術マーケティング部 技術開発課 課長 大槻 直也 氏
【第2部】大阪府立大学 大学院工学研究科 教授 大久保 雅章 氏
【第3部】兵庫県立大学 大学院工学研究科 電子情報工学専攻 教授 兼 産学連携・研究推進機構 副機構長 豊田 紀章 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

(10:30~12:00)
「接着の基礎とメカニズム、接着剤の選定法」
(株)スリーボンド 研究開発本部 技術マーケティング部 技術開発課 課長 大槻 直也 氏
【講演概要】
接着剤を使うにあたって、知っておきたいことを簡単に説明します。
接着を適用する場合に頭に入れておくべき、接着の長所、短所や接着剤の種類など基礎的なところを中心に解説します。
やや踏み込んだ「接着のしくみ」について従来から説明されている、分子間引力やぬれといった切り口での説明や、表面処理についても簡単に紹介し、接着剤を含む設計に役立つような情報を盛り込みます。
また、接着剤の使い方や標準的な評価法、法規制について紹介し、基礎的な知識の習得ができるような90分となるようにしたいと思います。
1.接着、接着剤とは
2.各種接合方法の長所・短所(接着の長所・短所)
3.接着剤の分類(主成分・硬化方法・形態・強さ・コンセプト)
4.接着の理論1(接着に関与する結合の種類・接着の界面相互作用)
5.接着の理論2(ぬれ・接着仕事・表面張力・SP値・バルクの凝集力・粘弾性)
6.表面処理とその接着力向上メカニズム
7.接着の阻害因子
8.接着の破壊
9.接着剤を選ぶには、(チェックリスト)
10.被着材の性質
11.接着剤の使用方法(荷重のかかり方)・接着作業
12.接着の評価
13.接着剤に関係する法規制
【質疑応答】

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(13:00~14:30)
「大気圧プラズマプロセスによるガラス表面およびポリマー表面の改質技術」
大阪府立大学 大学院工学研究科 教授 工学博士 大久保 雅章 氏
【講演概要】
本講座では,はじめに大気圧プラズマの発生方法と発生メカニズムの基礎について実例をあげわかりやすく解説します。
次に講師が開発した大気圧プラズマ複合表面処理プロセスの原理と方法を,通常のコロナ処理やプラズマ処理プロセスとの差異を明確にしながら,わかりやすく解説します。
さらに大気圧プラズマ複合プロセスによるフッ素樹脂フィルムの接着性向上技術の実施例を取り上げ,通常のコロナ処理やプラズマ処理プロセスでは得られない高い接着強度が得られることを示します。
以上の内容に関し,受講後,類似の開発を直ちに始めることができるような具体的情報を提供します。
【大気圧プラズマ発生法の基礎知識】
1.大気圧プラズマの発生方法と発生メカニズムの基礎
1.1 プラズマとは?
1.2 プラズマの種類
1.3 大気圧プラズマの発生法
1.4 パルス放電方式
1.5 沿面放電方式
1.6 プラズマジェット電極
1.7 コロナ放電プラズマ装置と電子回路
1.8 電流電圧波形
1.9 コロナ放電とプラズマによる表面処理
【大気圧プラズマ表面処理の産業応用技術】
2.大気圧プラズマ複合プロセスによるフッ素樹脂フィルムの接着性向上技術
2.1 フッ素樹脂の特性
2.2 プラズマグラフト重合とは
2.3 フッ素樹脂フィルム処理の実験装置と実験条件
2.4 接触角による親水性評価
2.5 はく離試験による接着性評価
2.6 電子顕微鏡による表面写真撮影
2.7 従来技術(ナトリウム-アンモニア処理等)との比較
2.8 テフロン表面へのめっきについて(プラズマ複合めっき処理)
2.9 A4コロナ表面処理のデモンストレーション
2.10 3電位電極間プラズマによる表面処理
2.11 ESCA(XPS)による表面分析評価
2.12 FT-IRによる表面分析評価
2.13 ブチルゴムへの接着(医療器具への応用)
2.14 処理PTFEとブチルゴムの接着強化反応
・試作サンプル紹介
【質疑応答】

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(14:40~16:10)
「ガスクラスターイオンビーム照射によるポリマー表面の改質と応用」
兵庫県立大学 大学院工学研究科 電子情報工学専攻 教授 兼 産学連携・研究推進機構 副機構長 博士 (工学) 豊田 紀章 氏
1.技術的背景
2.イオンと固体との相互作用
3.ガスクラスターイオンビームの特徴と応用
3.1 中性クラスタービームの発生
3.2 ガスクラスターイオンビーム装置
3.3 ガスクラスターイオン特有の照射効果
3.4 高密度エネルギー付与
3.5 低損傷表面加工
3.6 表面平坦化
3.7 表面反応促進効果
3.8 高効率スパッタ効果
4.ガスクラスターイオンビームによる ポリマー表面の改質
【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2022/5/30(月)10:30~16:10

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき60,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

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