わかりやすい技術文書の書き方入門:実習付【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2023/11/17(金) 10:00-17:00 |
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担当講師 | 小波 盛佳 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | 30 |
受講費 | 49,500円(税込) |
★技術文書を作成する上での注意点や用語・言い回し等を、
豊富な具体例と添削事例をもとに、わかりやすく学習できます。
わかりやすい
技術文書の書き方入門:実習付
《基本スキル及び実践手法の習得、ChatGPTも解説》
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
この講座では基本的な文章作成の考え方から技術者として必要な文書の作成方法まで、実例を挙げながら学習します。講師は技術者として、設計作業や業務連携、伝承技術集成、技術教育業務、新規事業開発を担当してきました。顧客向け、製作者向け、社内向け、そして業界向けの文書作成と添削指導を行ってきた経験に基づき分かりやすく説明します。
本講では、まず文章書きの基本的なスキルと、日常的に文章力を強化する方法を述べます。それを踏まえて、打合せ議事録、トラブル報告書、実験報告書、各種提案書、宣伝資料、謝罪文など、仕事で用いられる内部文書に加え、論文、雑誌記事、取扱説明書、納入仕様書、購入仕様書など外部に提出する技術資料を念頭に置いて書き方のポイントを示します。講義は、豊富な添削事例を提示しながら、どうすればより良い文章を作成できるのかを受講者とともに考えながら進めていきます。また、文章作成、間違い探しなどの演習を適宜織り込むことで、より理解が深まる構成となっています。充実した付録資料を含むテキストは、参照しながら勉強していくための座右の書になります。ChatGPTなど生成AIの利用法と注意点も解説します。
◆ 受講対象
- 技術者・研究開発者・実務担当者
- 文章力を向上させたい方
- 技術文書を分りやすく正確に書きたい方
◆ 受講後、習得できること
- 基本的な技術文章の作成スキル
- 各種技術文書の実践的な作成技術(ポイントとコツ、まとめ方)
- 演習による自身の文章力の確認と文書作成力向上方法の習得
- 豊富な例文による間違い発見力・チェック力
- ChatGPTを含む生成AIの使い方と注意点
担当講師
フルード工業(株) 執行役員研究開発室長
鹿児島大学 非常勤講師 工学博士 小波 盛佳 氏
セミナープログラム(予定)
1.文書作成の心構え
技術文書は文学とは異なる / 気ままに書いたものは冗長である/ 読み手を特定してイメージする / 読み手の気持ちを考える/ 読み手に信頼感を与える /変化する日本語の作法に対応する
2.技術文章の基本
(1)基礎的事項
(2)推論のよりどころ
帰納法と演繹(えんえき)法 / 三段論法 / 弁証法(正反合) / 仮定と実証の繰り返し
(3)文書の構造
文章の構造化 / 定型的な項目立て
(4)論述の進め方と順序
結論の置き方 / 起承転結 / 序論・本論・結論 / 序破急/ 記述する流れの原則 / 重要性を基準にした順序 /詳細事項を付属書にする構成 / 業務文書の型式
(5)結論の示し方
(6)気の利いたひねり
3.文の作成
(1)正確さと厳密さ
形容の程度を明確にする / 「〇〇など」、 「〇〇や〇〇」は多用しない / 接続語で前後関係を明確にする / 文を平易にする / 主語の明確さ / 主語と述語を近づける / 述語をまとめる / 「こそあど」言葉 / 専門用語、略語 / 文の分割 / 重ね言葉を避ける / 接続する語を重ねない /時制を明確にする / 体言止めは避ける / 「のである」という表現
(2)文法上の誤り
- 主語と述語を確実に整合させる / 修飾語とその対象を誤解させない / 倒置法と語順
(3)他の方法による表現
- 類語、反対語、対義語 / 二重否定 / 対偶表現
(4)ものごとの並べ方
(5)用語を解説する方法
(6)敬語の使い方
4.用字用語の使い方
(1)使う言葉の選び方
使えない話し言葉 / 文語的な用語 / 理由の「より」と「から」 / 「~的」「~性」「~化」 / 他人の言葉・表現 / 「ら抜き」、「さ入れ」、「れ足す」 、「い抜き」/ 専門用語の統一 / 差別(禁止)用語 / 低俗表現 / 方言で間違いやすい言葉 / 商品名と一般名 / 言葉の正確
組み合わせ / オノマトペの利用
(2)用字
漢字力はどれほど必要か / 一般の用字用語の手引
(3)時の表現の難しさ
ときと時の違い / 「時点」(タイミングと「時の間」 / 時の相対性と絶対性
(4)用字
(5)送り仮名と仮名書き
(6)単位の使い方と表記法
(7)格助詞「の」の意味と使い方
(8)ローマ字の表し方と入力方法
5.文章作成の手順
(1)実際の文章作成の流れ
敬体(ですます / と常体(である / リード(概要)文 / WORDで構造化 / 文書の目的と価値
(2)著述の流れ
書くべき事項の列挙 / 文章の流れと見出し / 見出しの順序を並べ替え / 内容の書き進め / 順序とタイトルの修正 / さらに書き進め / 見出し、順序を随時並べ替え / 推敲
(3)句点「。」と読点「、」の打ち方
(4)文章の修正
チェックリスト / 技術用語の同音異義語 / 記述し忘れている項目の探し方 / ソフトウェアの文書校正機能
(5)最後の文チェック
「、」で修正 / 「。」で修正 / 改行マークの検索 / 全体の読み返し法
(6)文章以前の問題
発想を新たにする / 多くの考え方を習得する
6.技術文書作成の実践
(1)技術関連の文書
文書の種類 / 文書の保存/ 文書の変更手続き
(2)打合せ議事録
打合せ議事録の失敗 / 記録の主観性と客観性 / 記録で明確にしておくべきこと / 記録する方法と注意点 / 記録の表現例 / 承認、フォローと再配付 / 逐一記録(録音複製)
(3)取扱説明書、操作基準書
留意事項 / 操作基準書の重要な項目
(4)トラブル報告書
(5)調査報告書
(6)実験報告書
(7)学術論文・技術論文
(8)稟議書
(9)特許申請関連書類
特許のアイデア提出書 / 特許明細書 / 特許共同申請契約書 / 稟議書
(10)新規事業提案書
(11)特許申請関連書類
(12)納入(見積・受注)仕様書
(13)購入(引合・発注)仕様書
(14)機器仕様リスト
(15)各種設計図の補足書
(16)出張報告書
7.文章作成の勉強法
今始めることと続けていくこと
演習1 顧客への連絡文章の作成実習と模範文解説
演習2 取り扱い説明書の作成実習と解説
演習3、4 実際の添削例からの間違い探し演習と解説
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023年11月17日(金) 10:00-17:00
開催場所
【Live受講】 Live配信セミナー(リアルタイム配信) ※会社・自宅にいながら学習可能です※
オンライン配信のご案内
★ Zoomによるオンライン配信
については、こちらをご参照ください
受講料
- 1名49,500円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき38,500円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
配布資料
●配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
備考
- 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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