凍結乾燥(フリーズドライ)の基礎からプロセス最適化 《現象の理解から品質安定化のポイント、 シミュレーション・分析まで》【提携セミナー】

凍結乾燥(フリーズドライ)の基礎からプロセス最適化 《現象の理解から品質安定化のポイント、 シミュレーション・分析まで》【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/10/20(金) 10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。
担当講師

中川 究也 氏

開催場所

【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん5階 第3講習室

定員 -
受講費 47,300円

○凍結乾燥に必要な全般的な基礎知識を1日で解説。

○知っておくべき理論、凍結乾燥過程で起きる各現象の理解から、品質の劣化要因と安定化の勘所、

モデル化とそれを用いたシミュレーション法、コラプス度の評価など分析手法まで。

 

凍結乾燥(フリーズドライ)の基礎からプロセス最適化

 

《現象の理解から品質安定化のポイント、シミュレーション・分析まで》

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

本講座では,医薬や食品を対象とした凍結乾燥プロセスに関する基礎原理を詳細に解説します.品質確保のための定性的な理解にとどまらず,乾燥原理に基づいたシミュレーションの方法も紹介します.Excelを用いて実施できる計算方法を概説し,様々なトラブル対処に必要な乾燥過程の温度・乾燥速度の決定原理からデザインスペースの推算までを概説します.プロセスの最適化と将来的な応用に必要な基礎を習得してもらいます.

 

◆受講後、習得できること

  • 凍結乾燥の基礎原理,基礎知識
  • FDプロセスや装置の理解
  • FDプロセスの化学工学的な理解と数学的アプローチ
  • FD製品製造の様々なトラブル対処の考え方
    など

 

◆受講対象者

  • 凍結乾燥に関する研究開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方。
  • FD製品の開発に取り組んでいる方.物理化学的・化学工学的な理解と数学的アプローチを検討したい方.
  • FD製品開発時の課題解決のためのヒントを求めている方.
  • 凍結乾燥が実現できる可能性へのヒントを求めている方.

 

◆必要な予備知識など

この分野に興味のある方なら、特に必要はありません.すべて解説します.

 

担当講師

京都大学 工学研究科 化学工学専攻 准教授 中川 究也 先生

 

* 希望者は講師との名刺交換が可能です

■ご略歴:
平成15年 京都大学 工学研究科化学工学専攻博士後期課程修了・工学博士
平成15年 チュラロンコン大学(タイ) 博士研究員
平成16年 リヨン第一大学(仏) 博士研究員
平成18年 兵庫県立大学工学研究科 機械システム工学専攻・助教
平成22年 兵庫県立大学工学研究科ナノマイクロ構造科学研究センター・准教授
平成25年 京都大学農学研究科 食品生物科学専攻 農産製造学分野・准教授
平成31年 京都大学工学研究科 化学工学専攻 分離工学分野・准教授
現在に至る

■ご専門および得意な分野・研究:
・医薬食品乾燥プロセスの最適化と品質制御に関する研究
・医薬や食品を対象とした新しい乾燥技術の開発
・食品マイクロカプセル製造技術開発と機能創出に関する研究

 

セミナープログラム(予定)

1.凍結乾燥と関わる固体化学
1.1 固体の溶解度
1.2 結晶と非晶質
1.3 ガラス転移,結晶多形
1.4 乾燥製品の物性(濡れ性,溶解性,吸湿)

 

2.凍結乾燥プロセス
2.1 凍結乾燥とは
2.2 工程フロー
2.3 装置概要
2.4 凍結乾燥装置内での水の動き
2.5 凍結乾燥過程の温度チャート

 

3.凍結乾燥過程で起こる現象
3.1 凍結過程で起こる現象
3.2 過冷却現象と過冷却解除
3.3 固液相平衡図の理解
3.4 氷晶のパターン形成
3.5 アニーリング操作について
3.6 氷晶サイズの推算・分布
3.7 乾燥過程で起こる現象
3.8 凍結乾燥におけるコラプスの発生

 

4.熱・物質移動と乾燥の基礎理論
4.1 伝熱方程式・拡散方程式
4.2 定常状態とは
4.3 境膜内伝熱係数と物質移動係数
4.4 放射伝熱
4.5 蒸発速度と湿球温度
4.6 乾燥特性曲線
4.7 定率乾燥期間と減率乾燥期間

 

5.凍結乾燥のモデル化(数学的扱い方)
5.1 凍結乾燥の基礎理論
5.2 凍結乾燥の数学的取り扱い
5.3 棚板式バイアル凍結乾燥モデル
5.4 モデルを用いたシミュレーションの方法
5.5 シミュレーションの実施例

 

6.凍結乾燥の実施と品質の安定化
6.1 製品品質の変化と関わる現象
6.2 品質安定化の考え方
6.3 品質劣化要因(凍結過程)
6.4 品質劣化要因(乾燥過程)
6.5 保護物質の役割と選定
6.6 復水性・再水和特性の保持
6.7 吸湿のメカニズムと湿度管理

 

7.分析手法
7.1 コラプス温度の測定
7.2 凍結乾燥過程の温度計測
7.3 コラプス度の評価

 

<質疑応答・個別質問・講師との名刺交換>

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年10月20日(金) 10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。

 

開催場所

【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん5階 第3講習室

 

受講料

1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
※当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

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