感性・生体計測技術を踏まえた製品開発への応用【提携セミナー】

感性・生体計測技術を踏まえた製品開発への応用【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

吉田 宏昭 氏
岩城 達也 氏

開催場所 未定
定員 未定
受講費 未定
感性工学の概要や感性計測・評価、脳波を用いた生理心理学的アプローチを2名の講師が紹介します!

 

感性・生体計測技術を踏まえた製品開発への応用

 

本講座は2日間開催の講座です。

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

<第1部> 感性に訴える製品開発~感性工学の基礎から感性計測・評価や製品開発事例~

 

【趣旨】
就業中に座る椅子、毎日履いている革靴。この椅子は座りやすい、この靴は履きやすい、など様々なことを感じておられると思います。この感性は、製品とのやりとりによって生じますが、主観的で曖昧です。

 

そこで、この感性に対して工学的手法でアプローチし、客観的に評価するのが感性工学です。心電図などを用いた生理計測、アンケートを用いた心理計測、さらにはコンピュータシミュレーションなどを行い、これら数量的データと製品の特性との関係を検討して、心地良さなどを向上させる設計パラメータを探り出す感性工学的アプローチを活用すれば、消費者の心の琴線に触れるような製品を創ることも可能となります。

 

本講義の前半は、感性工学の概要や感性計測・評価についてお話し、実演デモや演習なども用意しています。後半は、歩く・座る・寝るといった日常的な基本動作に関する研究事例とこれまで手がけてきた製品開発事例について紹介します。

 

<第2部> 脳波計測による感性・感情の評価と製品開発への活用

【趣旨】
感性や感情は心理事象であり、心理変数を生理的指標から評価しようとする分野のことを 心理生理学と言い、脳波との対応関係も古くから研究されています。実際のところ、脳波を用いた評価にはまだ分かることに制限がありますが、実験心理学的な手法を組み合わせることで評価の範囲が広がります。

 

本講義では、感情等の心理状態に対する脳波を用いた生理心理学的アプローチについて紹介します。

 

◆習得できる知識

<第1部>

  • 感性工学に対する理解が深まる
  • 演習や実演デモを通して、感性を計測・評価する手法について知ることができる
  • 感性工学に基づいた研究事例を通して、感性価値の高い製品を創る指針を得ることができる

 

<第2部>

  • 脳波記録などが心理評価にどの程度の信頼性をもつのか、捉え方が分かる

 

◆受講対象

生理指標を用いて心理過程や心理状態を評価し、商品やサービスに役立てたい方。

 

◆キーワード

感性,生体,計測,評価,アンケート,脳波,感情,心理,セミナー,講演,研修

 

担当講師

<第1部>
信州大学 繊維学部 先進繊維・感性工学科 感性工学コース 教授 博士(工学)
吉田 宏昭 氏

 

【ご専門】
感性工学を専門とし、感性を計測・評価することによって感性を見える化し、「いいね!」と感じられるような製品開発を目指しています。
主な研究テーマは、寝る・座る・歩く・食べるといった日常生活行動に関する感性計測・評価だけでなく、木材のしっとり感や衣服・メガネの着用感など様々な研究を手がけています。

【ご略歴】
京都大学再生医科学研究所研究機関研究員(講師)、Johns Hopkins Universityポスドク、産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センター研究員、信州大学繊維学部先進繊維・感性工学科准教授などを経て、2019年同教授。博士(工学)。

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<第2部>
駒澤大学 文学部 心理学科 教授 博士(学術)
岩城 達也 氏

 

【ご専門】
心理生理学

 

セミナープログラム(予定)

<第1部> 感性に訴える製品開発~感性工学の基礎から感性計測・評価や製品開発事例~

1. 感性工学の概要
1-1. 感性とは?
1-2. 感性工学とは?

感性工学の概要についてお話しします。

 

2. 感性を計測・評価するには?
2-1. 心理計測について
2-2. 生理計測について

感性を計測・評価するには、
様々な手法を用いて複合的にアプローチする必要があります。
意識下における心理反応を調べるアンケートなどを用いた心理計測、心電計測などの
無意識下における身体反応を調べる生理計測について、
計測時のノウハウなどを含めてお話しします。

 

3. 感性計測・評価の実演デモと演習
3-1. 寝心地と座り心地に関するアンケート評価
3-2. 唾液アミラーゼ活性を用いたストレス推定

講義だけでは理解が深まらないと思いますので、実演デモや演習を行います。
卒業研究などで実施したアンケート評価や
唾液アミラーゼ活性を用いたストレス推定などを体験してもらいます。

 

4. 感性計測・評価に関する研究事例紹介
4-1. 寝心地の計測・評価と製品開発事例
4-2. 座り心地の計測・評価と製品開発事例
4-3. 歩行動作の計測・評価と製品開発事例

寝る・座る・歩くといった日常生活行動に関する研究事例と感性計測・評価によって
製品開発した事例について紹介します。

 

(質疑応答)

 

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<第2部> 脳波計測による感性・感情の評価と製品開発への活用

1. はじめに
1-1. 生理心理学
1-2. 感性や感情の心理学
1-3. 計測のフレームワーク

 

2. 脳活動と脳波
2-1. 脳波の記録と分析
2-2. 自発脳波
2-3. 事象関連電位

 

3. 脳波を用いた感性・感情評価の実際
3-1. 生理計測実験の前提
3-2. 脳波で分かる事と適用限界
3-3. 計測のための実験計画とデータの解釈

 

(質疑応答)

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

開催場所

未定

 

受講料

未定

 

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備考

  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
    無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

お申し込み方法

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