DPP(デジタル製品パスポート)の要点と日本への影響・法制化の行方【提携セミナー】

DPP(デジタル製品パスポート)の要点と日本への影響・法制化の行方【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/5/18(木)13:00-16:00
担当講師

那須 清和 氏
原 英之 氏

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:36,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:41,800円

・DPP徹底解説:予備知識の無い方にも分かりやすく

「生産・消費のあり方を変革するドライバーとなる可能性」も?

・エコデザイン規則案は? サーキュラーエコノミーの今後は?

・DPPのデモ実装:どのようなものなのか? それを踏まえた解説も!

・単なる規制対応ではなく、ビジネスに活かすには?

 

<サーキュラーエコノミー移行を促進する>

DPP(デジタル製品パスポート)の要点と

日本への影響・法制化の行方

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

セミナープログラム参照

 

◆受講後、習得できること

  • EUのサーキュラーエコノミー政策の概況・動向
  • DPP(デジタル製品パスポート)の基礎知識:意義・目的・現況・周辺事情
  • エコデザイン規則案のあらまし:内容・要求事項
  • DPPのデモ実装事例とそれを踏まえた今後の課題・ポイント
  • DPPをめぐるトレーサビリティの問題、ブロックチェーン活用

 

◆受講対象者

  • サーキュラーエコノミーへの移行を検討している企業・団体の担当者
  • DPP(デジタル製品パスポート)、エコデザイン規則案を把握し、次の手を講じたい方
  • サーキュラーエコノミーやDPPの動きを商機と見て検討中の方
  • DPPの実装も視野に入れた対応を検討中の方 等

 

担当講師

・サークルデザイン(株) 代表取締役
*Circular Economy Hub(ハーチ(株)運営) 編集長 那須 清和 先生

 

・(株)digglue 代表取締役 CEO 原 英之 先生

 

<なす きよかず>先生
米DePauw大学卒。教育関連企業、経営支援団体を経て、サーキュラーエコノミーに特化して共創・コンサルティング・リサーチ業務などを行うサークルデザイン株式会社を設立。2004年に実施したエクアドルでの鉱山開発を巡る紛争のフィールドワークをきっかけに、経済・環境・社会の三側面に配慮されたサステナビリティに関心を抱き、後にサーキュラーエコノミーを追求・推進するようになる。また、Circular Economy Hub編集長、一般社団法人日本サステナブルサロン協会理事、サステナブルジャパンプロジェクトタスクフォースメンバーなども務める。

 

<はら ひでゆき>先生
「テクノロジーで持続可能な世界を実装する」をパーパスとする日本発の資源循環DXの企業digglue(ディグル)の創業者 兼 代表取締役CEOを務める。カリフォルニア州立大学卒。商社の営業、ERPシステムエンジニアの経験を経て、digglue(ディグル)を創業。創業当初はエンタープライズ向けブロックチェーンの開発や新規事業などを行う。現在はサステナビリティ課題の解決に向け、サーキュラーエコノミーのDX領域に携わる事業を展開し、自社プロダクトMateRe(産業系廃プラスチックの資源循環DXプラットフォーム)をローンチ。

 

セミナープログラム(予定)

第一部 13:00-14:00
DPP(デジタル製品パスポート)と
エコデザイン規則案の基礎知識
~DPPの概要、ユースケース、課題や今後の方向性~

 

講師:サークルデザイン(株) 那須 清和 先生

■本講のポイント(講師より)

欧州委員会が2022年3月に発表したエコデザイン規則案はサーキュラーエコノミーを加速させるものとして位置付けられています。同案の目玉であるDPP(デジタル製品パスポート/デジタルプロダクトパスポート)は、持続可能性・循環性に関するデジタル情報を製品などに紐付けて示すデータセットの総称を指します。DPPは、その是非を問わず、欧州市場で活動する日系企業、そして間接的に日本企業へ影響を与え、ひいては生産・消費のあり方を変革するドライバーとなる可能性があります。

 

本講では、まずDPPについて予備知識がない方にも分かるように、その基礎事項・概要を解説します。事例に加え、今後の課題・可能性についてもお伝えします。

 

■セミナー内容

1.DPPに至るまでのEUサーキュラーエコノミー政策と最新動向
1.1 EUのサーキュラーエコノミー政策の変遷
1.2 サステナブル製品イニシアチブ(SPI)
1.3 EUのサーキュラーエコノミー政策のねらい

 

2.DPPを規定している エコデザイン規則案
2.1 5つの目的
2.1.1 EUグリーンディールにおける2050年カーボンニュートラル目標に向けた施策
2.1.2 循環型ビジネスモデルの開発と促進
2.1.3 企業活動におけるコスト抑制
2.1.4 消費者のエンパワーメント
2.1.5 標準化による世界の持続可能な製品市場形成
2.2 エコデザイン規則案の主な内容
2.2.1 製品要求事項
2.2.2 消費者への情報開示
2.2.3 グリーン公共調達
2.2.4 売れ残り品の廃棄防止
2.3 ビジネスへの影響

 

3.DPPとその影響
3.1 データ交換基盤連携プラットフォームの概要
3.2 DPPとは
3.2.1 DPPの概要
3.2.2 ねらい
3.2.3 カーボンニュートラルとの関係
3.3 DPPの主要な原則と要件
3.4 DPPのユースケース
3.5 産業界の反応
3.5.1 メリット
3.5.2 懸念事項
3.6 今後のマイルストーン
3.7 より本質的な問い:DPPは本当にサーキュラーエコノミーを促進させるのか
3.8 日本企業が考えておくべきこと

 

<第一部についての質疑応答>

 

(小休憩 15分)

 

 

第二部 14:15-15:15
DPPの付加価値と
実装に寄与するトレーサビリティシステム
~ブロックチェーンを活用する際の重要な考え方~

 

講師:(株)digglue 原 英之 先生

 

■本講のポイント(講師より)

DPPについての現状や課題、対応の考え方・実践的な取り組みについて講義をします。

 

DPPは単なるレギュレーションの対応だけではなく、考え方によってはビジネス面でのメリット創出も可能になります。DPP対応を単なるコストと捉えず、どう活かしていくかが重要なポイントです。それらについて、先駆けて国内大手企業との取り組みでDPPのデモ実装を通した経験からの学びをお伝えします。

 

また、実装面での難しさや考え方、重要なポイントをIoT、ブロックチェーン技術を活用したトレーサビリティシステムを手掛けている講師の観点で解説します。

 

■セミナー内容

1.DPPとその実装に向けて
1.1 DPP概要
1.1.1 企業が取り組む理由
1.1.2 海外スタートアップの動向
1.1.3 GaiaX, CatenaX
1.2 法対応だけでないDPP付加価値について考える
1.2.1 ユーザーへのストーリー訴求
1.2.2 toB向け、toC向け
1.2.3 “見える化”と“見せる化”
1.3 実装に向けてのポイント
1.3.1 企業ごとの目的を考える
1.3.2 必要な項目を整理
1.3.3 重要な項目はなにか
1.3.4 情報取得するにあたって難しい項目はなにか
1.4 DPP実装形態の一例を見てみる

 

2.トレーサビリティとDPP
2.1 トレーサビリティとは
2.2 トレーサビリティの必要性と目的を考える
2.2.1 なぜトレーサビリティが必要なのか
2.2.2 誰にとって、メリットがあるのか
2.2.3 トレースバック、トレースフォワード
2.2.4 トレーサビリティの粒度について
2.3 トレーサビリティの課題
2.3.1 なぜトレーサビリティは難しいのか
2.3.2 どうやって信頼性を担保するのか
2.3.3 誰が情報をインプットするのか
2.3.4 誰が管理するのか
2.3.5 誰が費用を負担するのか
2.4 果たしてトレーサビリティにブロックチェーンは必要か?(ここの考察は講義の最後に)

 

3.ブロックチェーンとDPP
3.1 ブロックチェーンとは?
3.2 ブロックチェーンの成り立ちと本来の目的
3.3 ブロックチェーンの種類
3.3.1 パブリックチェーンとプライベートチェーンの比較
3.3.2 パブリックチェーン(Ethereum)の大まかなプロトコルとユースケース
3.3.3 エンタープライズ向けブロックチェーンの代表的な基盤とユースケース
3.4 ブロックチェーン企業が本当は語りたくないブロックチェーンのデメリット
3.5 ブロックチェーンの採択を考えるときのヒント

 

4.果たしてトレーサビリティシステムにブロックチェーンは必要か?
——————– 10分休憩 ——————–

 

■第三部 両講師をまじえた質疑応答 15:25-16:00(最長で)

※単なる質問はもちろんのこと、ご自身の理解を確認する意味でのご発言や、ご意見・ご感想も歓迎します。匿名での質問投稿も可能です。
※第三部は、見逃し配信動画には収録されません。

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年5月18日(木) 13:00-16:00

 

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

 

受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

 

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

●録音・録画行為は固くお断り致します。

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

※配布資料・講師への質問等について

●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)

 

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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