導電性高分子の基礎と合成・分析(実験見学付き)【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 廣木 一亮 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
導電性高分子の基礎と合成・分析
(実験見学付き)
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
2000年にノーベル化学賞に輝いた導電性高分子。絶縁体の代表格として知られたプラスチックに電気が流れるという画期的な発明は世界に衝撃をもたらした。電気をとおすプラスチックの誕生は有機エレクトロニクスなど新しい学術・産業分野の開拓に大きく貢献した。本セミナーは導電性高分子の分子構造と電気が流れるしくみなどを学ぶ「理論編」と簡単な実験を交えながら実際の合成法や測定法について知る「実践編」の2部からなり、化学に詳しくない人にも分かりやすく解説する。
◆習得できる知識
導電性高分子の分子構造や原理について理解できる
導電性高分子の分子構造の設計ができるようになる
実演をとおして実際の実験操作や測定法を体得できる
◆受講対象
研究開発・製造業務にたずさわって2~3年の若手技術者や新人の方。
◆必要な前提知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説します。
◆キーワード
導電性高分子,導電性ポリマー,合成,重合,実験,講演,セミナー,研修
担当講師
国立高等専門学校機構 津山工業高等専門学校 総合理工学科 先進科学系
准教授 博士(工学) 廣木 一亮 氏
【専門】
有機機能材料、化学史
【略歴】
2000年 筑波大学 第三学群 基礎工学類 修了
2006年 筑波大学大学院 一貫制博士課程 数理物質科学研究科 修了、博士(工学)
2006年 独立行政法人産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門 特別研究員
2008年 独立行政法人科学技術振興機構 日本科学未来館 科学コミュニケーター、
同年独立行政法人理化学研究所 基幹研究所 客員研究員(兼任)
2011年 津山工業高等専門学校 一般科目 講師、2013年 同准教授
2016年 津山工業高等専門学校 総合理工学科 先進科学系 准教授
講演者について知りたい方は……
【 月刊高専 】科学者こそロマンチストであれ。高専で唯一の「科学を専門に学ぶ学科」 (gekkan-kosen.com)
講演者の関連著作
実験でわかる 電気をとおすプラスチックのひみつ 白川英樹・廣木一亮 共著 コロナ社
実験でわかる 電気をとおすプラスチックのひみつ | コロナ社 (coronasha.co.jp)
セミナープログラム(予定)
1.はじめに
1-1. 導電性高分子とわたしたち
2.今さら聞けない導電性高分子の基礎の基礎
2-1. そもそも導電性高分子とは?
2-2. 導電性高分子が電気をとおすしくみ
2-3. 導電性高分子とドーピング
2-4. 導電性高分子の分子構造
2-5. 代表的な導電性高分子
2-6. ポリピロール(PPy)
2-7. ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)
2-8. まとめ
3.導電性高分子の合成
3-1. 導電性高分子の代表的な合成法
3-2. 触媒酸化重合
3-3. 電気化学重合(電解重合)
3-4. まとめ
4.実験1 ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)の触媒酸化重合 薄膜形成
4-1. 重合の準備
4-2. 重合
4-3. 重合後の処理
4-4. まとめ
5.実験2 ポリピロール(PPy)の電気化学重合(電解重合) 膜形成
5-1. 重合の準備
5-2. 重合
5-3. 重合後の処理
5-4. まとめ
6.実験3 ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)の触媒酸化重合 塗工液調製
6-1. 重合の準備
6-2. 重合
6-3. 重合後の処理
6-4. まとめ
7.導電性高分子の物性評価
7-1. 薄膜の物性
7-2. 電気伝導度
8.実験4 ポリピロール薄膜の物性評価
8-1. 薄膜サンプル
8-2. 膜厚測定
8-3. 膜厚測定
8-4. まとめ
9.まとめに代えて ~導電性高分子とセレンディピティ~
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
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