CO2分離回収技術とプロセス・コスト試算【提携セミナー】

CCS、CCUSの技術開発動向

CO2分離回収技術とプロセス・コスト試算【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/12/11(月) 13:00~16:30
担当講師

小玉 聡 氏

開催場所

Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)

定員 -
受講費 通常申込:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円

CO2分離回収技術とプロセス・コスト試算

 

CO2分離回収技術の概要とそのコスト計算手法の基礎を解説

 

【提携セミナー】

主催:サイエンス&テクノロジー株式会社

 


受講可能な形式:【Live配信】のみ

 

本セミナーでは、CO2分離回収プロセスの概要、吸収液法、吸着剤法、膜分離法など各技術の紹介、プロセス評価及びコスト概算の方法について解説する。

 

セミナー趣旨

気候変動対策として、温室効果ガスであるCO2の排出抑制が強く求められている。2015年に採択された「パリ協定」などを通じ、我が国ではCO2をはじめとした温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロとする目標が定められている。この目標を達成するために、発電所や製鉄所、工場などのCO2大規模発生源からCO2を回収し、貯留するCO2 Capture and Storage(CCS)技術に加え、大気からCO2 を直接回収するDirect Air Capture(DAC)技術が必要とされている。経済産業省により作成された「カーボンリサイクル技術ロードマップ」によれば、CO2分離回収コストは現状では4000円/tCO2程度だが、2030年には1000~2000円/tCO2、2040年以降には1000円/tCO2以下へコストを低減することを目標としている。この目標に向けた技術開発を行うためにはプロセスのコスト試算・経済性評価が必要である。本講演では、CO2分離回収プロセスの概要、各技術の紹介を行い、プロセスシミュレータ(COCO)やExcel、Octaveを用いた基礎的なプロセス計算、及びコスト概算の方法について解説する。

 

得られる知識

  • CO2分離回収技術の概要
  • 吸収液法、吸着剤法、膜分離法の基礎
  • プロセス計算(物質収支、エネルギー収支計算)方法の基礎
  • コンプレッサによるガスの圧縮動力と概算コスト
  • 熱交換器による流体の加熱エネルギーと概算コスト
  • プロセスシミュレータの基礎
  • コスト計算手法の基礎

 

受講対象

  • CO2分離回収技術の概要を知りたい方
  • CO2分離回収技術の評価や比較を行いたい方
  • プロセス計算の基礎に触れたい方

 

担当講師

東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 助教 小玉 聡 氏

 

[プロフィール]
2004年~2011年 (財)地球環境産業技術研究機構(RITE)化学研究グループ
・CO2炭酸塩固定化技術の開発
・CO2化学吸収液の開発、性能評価
・CO2膜コンタクタプロセスのプロセス評価
・大気圧プラズマによるディーゼルPM除去技術の開発等に従事
2011年~現在 東京工業大学 物質理工学院(2015年まで大学院理工学研究科化学工学専攻)
・CO2固体吸収剤の開発
・火力発電所の発電効率に対するCCSプロセスの影響評価
・膜分離プロセスのモデル化と最適運転条件の検討
・自動車用内燃機関排ガスより発生したデポジットや凝縮水の挙動解析 等に従事
・プラズマ化学プロセスに関する研究も実施

 

セミナープログラム(予定)

1.はじめに
1.1 背景と最近の動向
1.2 CO2排出源とCO2分離技術
1.2.1 化学吸収法・物理吸収法
1.2.2 吸着法・固体吸収剤
1.2.3 膜分離法
1.2.4 炭酸塩固定化法・その他の方法
1.3 DAC技術
1.4 CCUS技術

 

2.プロセス計算の基礎
2.1 プロセスの物質収支
2.2 プロセスのエネルギー収支
2.3 プロセスシミュレータの基礎
2.4 化学吸収プロセスの計算例
2.5 膜分離プロセスの計算例

 

3.化学プロセスのコスト概算
3.1 コスト計算の概要
3.2 エネルギーコストの計算
3.3 設備コストの計算
3.4 化学吸収プロセスのコスト計算例
3.5 膜分離プロセスのコスト計算例

 

4.おわりに

 

□ 質疑応答 □

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年12月11日(月)  13:00~16:30

 

開催場所

Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)

 

受講料

一般受講:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円

 

※【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:35,750円/E-Mail案内登録価格 33,990円 )

 

35,750円 ( E-Mail案内登録価格 33,990円 )
定価:本体32,500円+税3,250円
E-Mail案内登録価格:本体30,900円+税3,090円

 

※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。

※お申込みフォームのメッセージ欄に【テレワーク応援キャンペーン希望】とご記載ください。
※他の割引は併用できません。

 

E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

 

【S&T会員登録】と【E-Mail案内登録】の詳細についてはこちらをご参照ください。

 

※E-Mail案内登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「E-Mail案内登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みからE-mail案内登録価格が適用されます。

 

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)
    ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。

 

オンライン配信のご案内

※【Live配信(zoom使用)対応セミナー】についてはこちらをご参照ください

 

備考

※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

おすすめのセミナー情報

製造業eラーニングTech e-L講座リスト

製造業向けeラーニングライブラリ

アイアール技術者教育研究所の講師紹介

製造業の新入社員教育サービス

技術者育成プログラム策定の無料相談受付中

スモールステップ・スパイラル型の技術者教育

技術の超キホン

機械設計マスターへの道

生産技術のツボ

早わかり電気回路・電子回路

品質保証塾

機械製図道場

スぺシャルコンテンツ
Special Contents

導入・活用事例

テキスト/教材の制作・販売