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環境技術
《ゴムの再生法》架橋点の選択的切断法と可逆的な架橋構造にする方法
本稿ではゴムの再生法について解説します。 燃料として利用するサーマルリサイクルとは異なり、ゴムとして再生利用する技術に関するものです。 1.ゴムにおける架橋反応 ゴムの特徴である弾性は、柔軟な …
化学
《光沢感の技術》ガラスそっくりのプラスチック製グラスと非結晶性コポリエステル(PETG)
落としても割れない、ガラスそっくりのプラスチック製グラスが販売されています。 ガラスのように見えるとはどういうことなのでしょうか、それはどうしたら実現できるのでしょうか? 1.ガラスのように見 …
技術のキホン
3分でわかる技術の超キホン 二酸化チタンの光散乱特性は?その用途と粒子径の制御について解説
二酸化チタン(TiO2)は光触媒として注目されていますが、本稿ではこの材料の光散乱および光吸収に焦点をあてて解説します。 1.二酸化チタンの特性 二酸化チタンにはルチル型とアナターゼ型の2種類 …
不斉有機分子触媒とは?初心者向けにわかりやすく解説
2021年度ノーベル化学賞の受賞対象になった不斉有機分子触媒は、僅か21年前にList、MacMillan両博士が、それぞれ独立かつ独自に行った実験が出発点となりました。 既に多くの専門的な解説がありますが …
半導体微細加工とフォトレジスト《技術概要/課題/技術動向など要点解説》
1.フォトレジストは日本勢が世界をリード 半導体の進歩が止まりません。 半導体の最小線幅はますます細くなり、最先端品ではついに3nmとなりました1)。 この半導体の進化の中で、残念ながら図1のように、世界に …
3分でわかる技術の超キホン ポリフェノールの基礎知識
ポリフェノールは、植物界に広く分布しており、天然物としてはこれまでに8000を超える化合物が確認されています。本コラムではポリフェノールの基礎知識についてご紹介します。 1.ポリフェノールとは …
農業における高濃度CO2の利用と事例《トリジェネレーション技術としても注目》
温室ハウス内でのCO2濃度を高めた農作物栽培のニュースを最近耳にします。 地球温暖化対策の必要性が高まる中で、この動きをどう捉えたらよいでしょうか。 1.CO2濃度を高めた農作物栽培 生物の教科書には光合成 …
3分でわかる技術の超キホン 断熱材料の基礎知識|熱伝導と断熱材の仕組みをやさしく解説
地球温暖化問題、円安によるエネルギー価格や電気代の高騰・・・、対象が地球規模の話から身近な生活の話とかけ離れていますが、普段使用する空調の温度を少し調整することで二酸化炭素排出量削減と省エネが期待できます。 …
水素キャリア用の有機ハイドライド|メチルシクロヘキサン以外はどうなのか?
資源エネルギー庁は水素を次世代燃料と位置づけ、大規模水素サプライチェーン構築の構想を2022年1月に発表しています1)。 以前のコラム「水素を効率的に輸送する方法は?《水素キャリアの比較》」においても、水素 …
潤滑油の粘度指数を向上させる方法は?
潤滑油に関する別コラム「粘度指数とは?潤滑油の基礎をやさしく解説」の中で、潤滑油の基本事項として、粘度指数について以下の点を解説しました。 潤滑油には粘度の温度変化が小さいことが求められ、その指標が粘度指数 …
生産技術・設備技術
消防法における「危険物」の種類と概要をわかりやすく整理|1類~6類の特徴と注意点
消防法では、火災の発生・拡大の危険性がある物質を「危険物」として定めています。 第一類から第六類まで分類されており、シンナーやガソリンなど第四類の物質は分かりやすいですが、意外なところでは鉄粉も危険物として …
《工業触媒の基礎③》触媒研究のパラダイムシフト?ケミカルリサイクル/燃料電池/人工光合成など
世界は喫緊の技術課題を抱えています。 なかでもエネルギー問題やケミカルリサイクルなどは触媒技術の活躍場と考えられています。 ここでは工業触媒研究の時系列的変遷を概観し、大学等を中心として進められている触媒技 …
医薬・バイオ・食品
生分解性プラスチックの生分解速度《鍵を握る加水分解》
本稿では生分解性プラスチックの基本的事項と今後の動向について解説します。 1.生分解性プラスチックの生分解速度 「生分解性プラスチック」と聞くと、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか。 使 …
《工業触媒の基礎②》触媒の反応機構/反応速度の向上原理|工業化プロセスの基本
触媒は「不均一系触媒」と「均一系触媒」に大別されますが、どのようにして反応を促進するのでしょうか。 その作用機構を一般論として説明することは難しく、それぞれの触媒ごと、反応ごとに異なります。 ここでは代表的 …
《工業触媒の基礎①》触媒の役割、分類、用途、生産規模等をわかりやすく解説
豊かな生活にとって、化学製品は欠くことができない存在です。 触媒の発見と利用によって、これら製品が安価で豊富に供給されるようになりました。 この連載では、3回に分けて工業触媒の産業上の成果と触媒の基礎技術を …
3分でわかる技術の超キホン 難燃剤の種類と作用機構
プラスチックやゴムなどの有機材料は軽量性・加工性に優れますが、可燃性であり、物質によっては簡単に延焼してしまいます。 延焼防止のため、こうした有機材料には難燃剤が欠かせません。 難燃剤には有機系/無機系など …
3分でわかる技術の超キホン アクリレートとメタクリレートの違いとは?
アクリレートとメタクリレートは共に代表的な重合性モノマーです。 特許の明細書等においては「(メタ)アクリレート」という表記がしばしばみられ、両者はまとめて扱われることが多いようです。 ポリメタクリル酸メチル …
炭素繊維分野にカーボンナノチューブが進出か?
炭素繊維とカーボンナノチューブ(CNT = Carbon NanoTube)は共に炭素系の類似構造を有していますが、現時点では、用途面で棲み分けが出来ているように見えます。 しかし、この状況が変化するかもし …
シリコンとシリコーンの違いは?両者の特徴/製法/用途などを整理
1.シリコンとシリコーンの違い 「シリコン」(Silicon)と「シリコーン」(Silicone)は似た名称ですが、意味が異なる2つの用語です。 「シリコン」は、元素のひとつであるケイ素(Si)のことを指し …
3分でわかる技術の超キホン 有機ケイ素化合物 シリコーンの基礎知識
1.ケイ素のクラーク数 ケイ素は、地球の地殻表面における元素の存在率を示すクラーク数では25.8%であり、酸素に次ぐ第二位の元素です。その多くは二酸化ケイ素(SiO2)として存在しています。 本コラムでは有 …
3分でわかる技術の超キホン C/Cコンポジットの基礎知識|特徴・製法・用途など
「C/Cコンポジット(炭素繊維強化炭素複合材料)」は、炭素を炭素繊維で強化した複合材料です。 CFRPやGFRPなどの樹脂複合材料よりも認知度は低いですが、引張強度が高く、耐食性に優れる材料として特に航空機 …
LTspiceで学ぶ電子部品の基本特性とSPICEの使いこなし(セミナー)
開催日時 2024/6/27(木)10:00~17:00
電子機器の熱対策クリニック《回路と機構両側面からの放熱アプローチ》(セミナー)
開催日時 2024/5/29(水)13:00~17:00
わずかなリソース、短い開発期間でOK!新商品開発テーマの設定と技術開発の進め方(セミナー)
開催日時 2024/6/7(金) 10:30~16:30
三次元実装・三次元集積および先端半導体パッケージング技術の基礎と最近の動向(セミナー)
開催日時 2024/6/11(火)13:00~17:00
半導体製造プロセスの基礎と実際《設計からライン管理まで》(セミナー)
開催日時 2024/7/5(金) 13:00~16:30
はじめての化学物質法規制・基礎講座(セミナー)
開催日時 2024/6/12(水)13:00~16:30
GMP超入門セミナー《未経験者/新任担当者向け》
開催日時 2024/6/28(金)10:30~16:30
導入・活用事例
テキスト/教材の制作・販売