お問い合わせ
03-6206-4966
化学
「機器分析」とは?「化学分析」との違いは?定性分析/定量分析など前提知識を解説《機器分析のキホン①》
分析センターに相談に行ったら、いきなりSTEMだEPMAだTOF-SIMSだと略語を並べられて、面くらったことはありませんか?分析機器の技術進歩は非常に速く、しかもいくつかの機能を組み合わせた複合装置も開発 …
技術のキホン
3分でわかる技術の超キホン 「FT合成」とは?FT合成触媒の注目研究事例も紹介!
「FT合成」(フィッシャー・トロプシュ法、Fischer-Tropsch Synthesis)は古くからある炭化水素合成法ですが、環境対策が世界の喫緊の課題となる中で、この方法に新たな役割が期待されています …
3分でわかる技術の超キホン フロン冷媒の基礎知識
フルオロカーボン(炭素とフッ素の化合物)は、一般にはデュポン社の商品名の「フレオン」(freon)で呼ばれますが、日本ではよく「フロン」と呼ばれます。フロンは人工物で、自然界には存在しません。 フッ素に関す …
3分でわかる技術の超キホン 「フッ素化学」入門|C-F結合の特性、フッ素樹脂の用途など
「フッ素」(fluorine)は原子番号9の非金属化学元素であり、元素記号はF、第2周期ⅦA族のハロゲンのひとつです。原子半径が小さく、原子外殻電子構造は2P5で、強い酸化性を有しています。フッ素分子(F2 …
環境技術
リンのリサイクル技術が日本を救う?リンの回収方法を解説
「肥料の三要素」である窒素・リン酸・カリのうち、特にリン(phosphorus)に関して日本は困難な状況にあります。 1.肥料におけるリン(リン酸)の最適量とは? 肥料は不足すると作物が十分に育ちませんが、 …
樹脂加工
【生産技術のツボ】繊維強化プラスチック(FRP)の成形法|オートクレーブ成形/RTM成形など
軽量化技術の要である繊維強化プラスチックの成形法について、メリット・デメリットを中心に説明します。 1.FRPの成形性と力学特性の関係 繊維強化プラスチック(FRP: Fiber Reinforced Pl …
アンモニア合成に大革新の可能性?ハーバー・ボッシュ法の課題を解決する注目技術
アンモニアは肥料原料をはじめ多くの用途で大量に使用されている重要な化学品です。 これに加えて、近年は水素の輸送・貯蔵手段として、更にはそれ自体が燃料としても検討されています。 このアンモニアの合成に大きな革 …
3分でわかる技術の超キホン フッ素樹脂のC-F結合を解説(特徴、技術課題など)
ポリテトラフルオロエチレン(通称 テフロン)をはじめとするフッ素樹脂は、耐熱性や耐溶剤性等の高い耐性を有する樹脂として広く知られています。この特徴はフッ素樹脂のC-F結合に由来するものです。 本稿ではC-F …
医薬・バイオ・食品
光学分割とは?分割方法(種類)、医薬品での利用例等を解説
光学分割は、およそ170年前にパスツールによって発見された技術からはじまりました。 現在も、実験室のみならず工業的規模で光学活性な化合物を製造する技術として有効活用されており、医薬、農薬、香料、機能性材料等 …
【生産技術のツボ】繊維強化プラスチック(FRP)の材料面に関する基礎知識を解説
軽量化技術の要である繊維強化プラスチック(FRP)、特に材料関係(中間基材)を中心に説明します。 1.複合材料とは 複合材料(Composite Material:コンポジット)とは、異なる2種類以上の素材 …
3分でわかる技術の超キホン 誘電材料とチタン酸バリウムの基礎知識
「チタン酸バリウム」は、専門外の人にはあまり知られていないかもしれませんが、誘電体材料分野では避けて通れない凄い物質なのです。 今回は誘電材料・チタン酸バリウムの基礎知識を解説します。 1.誘電体とは? 世 …
3分でわかる技術の超キホン 準結晶とは?結晶との違いは?種類・特性などをわかりやすく解説
皆さんは「準結晶」という用語になじみがありますか。 準結晶とはどんな状態であり、どんな特性を示すのでしょうか。 1.準結晶とは 「準結晶」は固体の状態の一つであり、比較的新しい概念です。 従来 …
3分でわかる技術の超キホン ポリビニルアルコール(PVA)の機能・特性
ポリビニルアルコール(PVA, polyvinyl alcohol)は2022年の国内生産量が18.3万トンであり1)、「ポバール」という別名でも知られる汎用ポリマーです。 生産量ではポリエチレンやポリプロ …
最も水素を利用している産業は?製油所に期待される新たな役割とは
日本国内で販売されている水素の量は、2021年で約2.4億Nm3とされています1)。 しかし、これよりはるかに大量の水素が国内で利用されています。 これはどういうことでしょうか? 1.水素の利用 その実態と …
超高圧装置の基礎知識|超高圧合成の事例・技術動向を解説《グラフェンでも注目》
「超高圧」は、黒鉛(グラファイト)からのダイヤモンド合成のように、他の方法では困難な物質合成に有効な手段として知られています。 本稿では超高圧合成の装置、代表的な合成事例、近年の話題について解説します。 & …
3分でわかる技術の超キホン 放射光とは?発生原理や装置・施設、用途などを解説
1.「放射光」とは? (1)聞きなれない言葉「放射光」って何? 「放射光」-日常生活では聞きなれない言葉です。 「放射」も「光」もよく知っている、「光放射」だったら聞いたことがある、でも「放射光」って何?と …
表面処理
《遮熱塗料の基礎知識》顔料は二酸化チタン?道路用として酸化銅が注目される理由
1.二酸化チタンの粒子径と用途 二酸化チタン(TiO2)は、赤外線と可視光を吸収せず、紫外線もUV-A光はほとんど吸収しません。 これに加えて屈折率が2.49と非常に高いため、二酸化チタン粒子 …
【分析化学を学ぶ】示差走査熱量計(DSC)の基礎知識
1.示差走査熱量計 (DSC)とは 示差走査熱量計 (DSC : Differential Scanning Calorimetry) は、熱分析の一種であり、温度をプログラムによって変化させながら、試料と …
推進剤としてのイオン液体と深共晶溶媒
イオン液体は幅広い分野で検討されている材料ですが、本稿では、少し異質の例を紹介します。 人工衛星等の動力となる推進剤、すなわち燃料として利用するものです。 開発の技術的背景を解説します。 1. …
熱硬化性のバイオプラスチックとその開発事例
プラスチックが「熱可塑性」と「熱硬化性」とに大別されるのはご存じだと思います。 では、バイオプラスチックの分野ではどうなのでしょうか? 1.バイオプラスチックの分類 図1は、2021年に日本政 …
金属
水素吸蔵合金の特徴と課題は?低コスト化の可能性を秘めた新規な水素吸蔵合金とは
水素吸蔵合金は1990年代に研究開発が活発になった材料です。その後、他の水素貯蔵・輸送技術の検討が進みましたが、水素吸蔵合金は現在どんな状況にあるのでしょうか? 1.水素吸蔵合金の研究開発 図 …
LTspiceで学ぶ電子部品の基本特性とSPICEの使いこなし(セミナー)
開催日時 2024/6/27(木)10:00~17:00
電子機器の熱対策クリニック《回路と機構両側面からの放熱アプローチ》(セミナー)
開催日時 2024/5/29(水)13:00~17:00
わずかなリソース、短い開発期間でOK!新商品開発テーマの設定と技術開発の進め方(セミナー)
開催日時 2024/6/7(金) 10:30~16:30
三次元実装・三次元集積および先端半導体パッケージング技術の基礎と最近の動向(セミナー)
開催日時 2024/6/11(火)13:00~17:00
知識ゼロでも大丈夫!はじめての図面の読み方(セミナー)
開催日時 【5月期】2024/5/9(木)10:00~17:00
はじめての化学物質法規制・基礎講座(セミナー)
開催日時 2024/6/12(水)13:00~16:30
GMP超入門セミナー《未経験者/新任担当者向け》
開催日時 2024/6/28(金)10:30~16:30
導入・活用事例
テキスト/教材の制作・販売