ポリウレタンの構成構造,材料設計,分析解析,国内外事情【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2023/2/28(火)10:00~17:00 |
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担当講師 | 桐原 修 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 66,000円(税込) |
★ 分子設計,物性コントロール,劣化防止
★断熱・繊維・防水・塗料などの市場動向
★ 劣化や可燃性,毒性などへの対応
★植物由来素材,CO2原料素材などの活用の動き
ポリウレタンの構成構造,
材料設計,分析解析,国内外事情
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
- ポリウレタンの構造・特性およびポリウレタンの国内外市場について
- ウレタンに用いられるポリオールとその使い方について
- 高機能イソシアネート系水性架橋剤とその応用について
- ウレタン化触媒としての有機チタン,ジルコニウム化合物の利用
- ポリウレタンの構造と物性の解析
習得できる知識
ポリウレタン原料の開発とその物性概要を非発泡分野に焦点 をあてて,基礎的に説明する。特に塗料,接着剤用途などの適用分野と適用理由を説明する。今後の動向として,従来からの溶剤型と環境対応型 の水性,ハイソリッド,粉体用についても幅広く学べます。
担当講師
【第1部】HAEWON T&D Ltd. 顧問 桐原 修 氏
【第2部】(株)クラレ 鹿島事業所 ケミカル研究開発部 化学品研究開発グループ 岡野 茂 氏
【第3部】旭化成(株) 機能性コーティング事業部 デュラネート技術開発部 グループ長 原田 佳司郎 氏
【第4部】マツモトファインケミカル(株) 開発企画グループ グループリーダー 橋本 隆治 氏
【第5部】(株)三井化学分析センタ- 構造解析研究部 主席研究員 博士(工学) 関根 素馨 氏
セミナープログラム(予定)
【10:00~11:40】
第1部 ポリウレタンの構造・特性およびポリウレタンの国内外市場について
HAEWON T&D Ltd. 顧問 桐原 修 氏
【講座の趣旨】
演者が長く携わってきた,ポリウレタン原料の開発とその物性概要を非発泡分野に焦 点 をあてて,基礎的に説明する。特に塗料,接着剤用途などの適用分野と適用理由を説明する。今後の動向として,従来からの溶剤型と環境対応型 の水性,ハイソリッド,粉体用にも言及する。
【セミナープログラム】
1.ポリウレタンの特性と概要
1.1 歴史
1.2 なぜ拡大してきたか・背景
2.ポリウレタンの特性とその制御
3.ポリオールとそのポリウレタン物性
4.塗料用ポリオール
4.1 一般的なポリオール
4.2 特殊ポリオール
5.イソシアネートとそのポリウレタン物性
5.1 イソシアネートモノマー
5.2 オリゴマー・プレポリマー・ポリマー
5.3 ブロックイソシアネート
5.4 最近のイソシアネートの動向・開発志向
6.ポリウレタンの劣化機構と安定性向上
7.ポリウレタン塗料の海外(中国など)事情・環境対応の強化
【質疑応答】
【12:30~13:30】
第2部 ウレタンに用いられるポリオールとその使い方について
(株)クラレ 鹿島事業所 ケミカル研究開発部 化学品研究開発グループ 岡野 茂 氏
【セミナープログラム】
1.ポリオールの基礎事項
(相溶性,結晶性,分子量,粘性,溶剤溶解性,耐加水分解性など)
2.主なポリオールの種類と特性
2.1 ポリエーテルポリオール
2.2 ポリエステルポリオール
2.3 ポリカーボネートポリオール
3.環境対応と検討例
【質疑応答】
【13:40~14:40】
第3部 高機能イソシアネート系水性架橋剤とその応用について
旭化成(株) 機能性コーティング事業部 デュラネート技術開発部 グループ長 原田 佳司郎 氏
【セミナープログラム】
1.架橋の基礎
1.1 架橋とは
1.2 各種架橋反応
1.3 ウレタン架橋と各種物性
2.ポリイソシアネートについて
2.1 ジイソシアネートモノマー
2.2 イソシアネート基の反応
2.3 ジイソシアネートの反応性
2.4 ポリイソシアネートの構造
2.5 ポリイソシアネートの物性
3.ポリイソシアネートの水性化
3.1 ポリイソシアネートの水系化方法
3.2 親水基導入タイプ
3.3 疎水低粘度タイプ
3.4 1液タイプ(ブロックポリイソシアネート)
4.用途例
【質疑応答】
【14:50~15:50】
第4部 ウレタン化触媒としての有機チタン,ジルコニウム化合物の利用
マツモトファインケミカル(株) 開発企画グループ グループリーダー 橋本 隆治 氏
【講座の趣旨】
ウレタン化触媒としては,有機金属化合物として有機スズ化合物が使用されている が,環境負荷が高いことより代替する検討がされている。 有機チタン,ジルコニウム化合物は,環境負荷が低いことからウレタン化触媒として 注目されている。 本公演では,有機チタン,ジルコニウム化合物の一般的性状とともに,ウレタン化触 媒としての利用について解説する。
【セミナープログラム】
1.有機チタン,ジルコニウム化合物の性状
1.1 化学構造(アルコキシド,キレート,アシレート)
1.2 基本反応(アルコール交換反応)
1.3 チタンアルコキシド,ジルコニウムアルコキシドの反応性(加水分解性)
1.4 チタンキレート,ジルコニウムキレートの反応性と色
1.5 反応しやすい官能基は何か。
2.ウレタン化触媒としての利用
2.1 有機スズ化合物と有機チタン,ジルコニウム化合物の違い
2.2 ウレタン化触媒としての推定反応機構
2.3 イソシアネートとポリオ―ルとの反応によるゲル化時間を使用した評価 例
2.3.1 トリレンジイソシアネート(TDI)を使用した例
2.3.2 1,6-ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)を使用した例
2.4 まとめ
【質疑応答】
【16:00~17:00】
第5部 ポリウレタンの構造と物性の解析
(株)三井化学分析センタ- 構造解析研究部 主席研究員 博士(工学) 関根 素馨 氏
【セミナープログラム】
1.ポリウレタンの構造解析手法
1.1 化学構造解析
1.2 動的粘弾性
1.3 パルスNMRによるセグメント構造評価
1.4 モルフォロジー等
2.ポリウレタンの高次構造と物性の関係
2.1 ハードセグメントの凝集状態
2.2 分子運動性による物性発現機構
2.3 ウレタン材料の劣化解析
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023/2/28(火)10:00~17:00
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき66,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。