ZEB化促進のためのエクセルギーによる空調エネルギー解析の実際【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 宿谷 昌則 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
〇理論編では、必須となるエクセルギー概念の基礎理論のエッセンスと応用事例をご紹介します。
〇実践編では、エクセルギー理論による、空調のエネルギー解析方法を、
理論と実践に分けて、分かりやすく解説します。
ZEB化促進のためのエクセルギーによる
空調エネルギー解析の実際
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
ZEBは、我が国のカーボンニュートラルの最優先課題の一つのため、官民挙げて取り組まれていますが、新築・改築を含め、着工件数の割合は非常に少ないという現状です。
ZEBの普及を阻害する根本的要因は、その費用対効果の低さです。ビルのエネルギーコストは、全体の1割程度しかないため、経済効果が小さく、一方でZEB化への投資額は非常に大きいため、建物のオーナーは、あまり積極的になりません。
公的なアンケートでは、「『改修前後での実績ベースでの光熱費削減額には非常に関心がある』との建物オーナーからの声があります。
このアンケート結果のように、ZEBの費用対効果を高めていくためには、空調設備を主とする、エネルギー設備の運用実績の評価が不可欠ですが、エネルギー概念による従来の解析技術では、対応が不可能です。
このため、現状のZEBの評価は、あくまで計画の性能評価値が、基準値を満たすかどうかであって、実績ベースでの費用対効果が十分であるかどうかを、建物オーナーが判断することはできません。
この重大な問題は、建物のエネルギー解析に「エクセルギー」を適用することにより、抜本的に解決されます。本セミナーでは、エクセルギーによる建物のエネルギー解析技術を、基礎理論と実践手法の両面から学びます。
◆受講後、習得できること
- 今後のZEBの促進に不可欠なエクセルギー理論のポイント
- エクセルギー理論に基づく、ZEBの解析法のポイント
◆受講対象者
- 建物の省エネルギーや自然エネルギー利用に関心のある方
- 室内環境と人の快適性の評価に関心のある方
- 建築系技術者
- 設備系技術者
- ZEB研究者
◆必要な予備知識など
前もって必要な予備知識は特にありません。
私の最近著が2022年日本建築学会著作賞の著作賞の一冊に選ばれたのですが、
その紹介が次のサイトにあります
:https://www.aij.or.jp/2022/2022prize.htmlhttps://www.aij.or.jp/2022/2022prize.html
ざっと絵図を眺めてみると、こ
担当講師
LEXSdesign 研究室/東京都市大学名誉教授 宿谷 昌則 先生
株式会社MIC武田技術士事務所 代表取締役 武田 彰夫 先生
【理論編 宿谷 昌則 先生 プロフィール】
■ご略歴:
2019~現在 東京都市大学 名誉教授 、 LEXS design 研究室
1998~2019 東京都市大学 環境学部 教授
2012~2017 東京大学生産技術研究所 客員教授
2008~2009 デンマーク工科大学 オットーメンステッド客員教授
2003~現在 早稲田大学 大学院 非常勤講師
■ご専門および得意な分野・研究:
建築環境学(人間生物学・熱力学 を含む)
■本テーマ関連学協会での本テーマ関連学協会でのご活動:
照明・暖房・冷房・換気によって構成される様々な建築環境システムの働きを熱力学熱力学の観点から理解し、
また、住まい手(人)の振る舞いを人間生物学の観の観点から理解することを目指して研究と教育を展開してきました。
これらはいずれもれも自然のポテンシャル自然のポテンシャルを活かせる不自然でない環境技術、
人の自然な暮らし方・住まい方とは何かを見出すことを目指しています。
【実践編 武田 彰夫 先生 プロフィール】
■ご略歴:
製造業の大手企業に勤務後、国内最大手の会計事務所で、今でいうESG監査に係る新手法開発や企業への適用を実施しました。その後、系列のコンサルティング企業で、欧米のコンサルタントとの協業により、多くのノウハウを蓄えました。
2009年に株式会社MIC武田技術士事務所を設立し、大手企業を主体に、品質、安全、エネルギー・環境、マーケティング分野等の幅広い分野で、先端的な定量解析分析・評価技術の内製化社内ノウハウ化を支援しています。
MIC武田技術士事務所が提供する、エクセルギー解析法の新規かつ高度なノウハウは、導入企業において高い評価を得ています。
■ご専門および得意な分野・研究:
先端技術を含む定量解析分析・評価技術(品質、安全、エネルギー・環境、マーケティング)
■本テーマ関連学協会でのご活動:
・日刊工業新聞「工場管理」、日本プラントメンテナンス協会「プラントエンジニア」、化学経済日報「化学経済」等で、解説記事を多数連載
・日本技術士会や、日本経営診断学会等での原価低減手法としてのエクセルギー解析法の発表
・開発現場、工場・事業場現場でのエクセルギーを活用した省エネルギー・低炭素化/脱炭素化のコンサルティング実績多数
セミナープログラム(予定)
I. 理論編【LEXS design 研究室 東京都市大学名誉教授 宿谷 昌則 先生】
1) エクセルギー概念の必要性
・ 環境とは何か
・ 環境技術の原形
・ 資源性を表わせるのはエクセルギー
2) 建築物における外皮性能の重要性
・ 人の身体と建築環境
・ 建築の壁や窓の断熱・遮熱はなぜ重要か
・ 人体の熱ストレスと不快の回避
3) ヒートポンプと自然エクセルギーの評価方法
・ ヒートポンプ とは 何か
・ 自然エクセルギーの利用
・ 地球環境はどのようにして 成り立っているか
II. 実践編【㈱MIC武田技術士事務所 代表者 武田 彰夫 先生】
1) ZEBの現状評価法の課題とエクセルギーの関係
2) オフィスビルの空調解析事例
3) 空調新機能に関わる解析事例
・冷熱直接利用
・デシカント空調
・太陽熱利用除湿
・放射空調
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料は、印刷物を郵送もしくはメール送付のどちらかを検討中です。
お申込については4営業日前までのお申込みを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキストが郵送となった場合、資料の到着がセミナー後になる可能性がございます。
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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