○空中ディスプレイ／3次元ディスプレイ、それぞれの原理と様々な手法などの基礎と研究動向

○事例を交えた、光学結像素子による実像形成／再帰性反射結像に基づく空中像形成技術の解説

○インタラクティブな空中像操作や、解像度低下抑制技術、今後の展望　など

改めて注目集める空中3次元ディスプレイ技術を詳解！

空中3次元ディスプレイの

原理・各手法から最新研究動向と展望まで

【提携セミナー】

主催：株式会社情報機構

ディスプレイ技術の発展において、直接的に３次元構造を把握することのできる３次元ディスプレイの実現は長年の重要な課題の一つです。また、何もない空中に映像を形成できる空中ディスプレイは、表示物体の実物感を増したり、直接表示像を操作するようなインタラクティブ性を与えることができます。この講座では、そのような空中ディスプレイや３次元ディスプレイに関する基礎を解説し現在研究中の技術を紹介します。特に、近年注目が高まっている再帰性反射を利用した空中像形成に関する技術をいくつか示します。

◆受講後、習得できること

空中ディスプレイおよび3次元ディスプレイの基礎知識

◆受講対象者

本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

◆必要な予備知識など

高校卒業レベルの光学の知識。

担当講師

大阪公立大学　大学院　工学研究科　准教授　宮﨑 大介 先生

1989年大阪大学工学部応用物理学科卒．1993年　同大学大学院工学研究科応用物理学専攻博士後期課程修了．1993年日本学術振興会特別研究員．1994年大阪市立大学工学部助手．同大学講師を経て，2005年より同大学助教授．現在は大阪公立大学大学院工学研究科電子電子系専攻准教授．光情報処理，三次元ディスプレイ，三次元計測，光計測等の研究に従事．応用物理学会，日本光学会，電子情報通信学会，映像情報メディア学会, Optical Society of America（アメリカ光学会）, SPIE(国際光工学会)各会員．

セミナープログラム（予定）

１．空中3次元ディスプレイとは
1）空中3次元ディスプレイの概要
2）空中3次元ディスプレイの利点、需要

２．空中ディスプレイの原理と手法
1）虚像による空中像形性
2）立体ディスプレイによる空中像形成
3）レンズや凹面鏡による空中像形成
4）再帰性反射に基づく空中結像の原理と手法
a）再帰性反射シートとハーフミラーの利用
b）ルーフミラーアレイによる異方性反射の利用
c）透過型再帰性反射結像素子
・２面コーナーリフレクタアレイ
・直交スリットミラーアレイ

３．3次元ディスプレイの原理と手法
1）メガネ式
2）裸眼式
a）パララクスバリア、レンティキュラ方式
b）多重投影方式
c）照明方向制御方式
d）体積表示方式
e）ホログラフィ

４．空中3次元ディスプレイの事例
1）光学結像素子による実像形成に基づいた空中3次元ディスプレイ
a）結像素子と裸眼式立体ディスプレイの組み合わせ
b）体積走査型3次元ディスプレイ
c）全周囲観察可能な空中3次元ディスプレイ
2）再帰性反射結像に基づく空中3次元ディスプレイ
a）再帰性反射結像を用いた体積走査型3次元ディスプレイ
b）再帰性反射結像を用いた多重投影3次元ディスプレイ

５．インタラクティブな空中像操作

６．空中像における解像度低下の抑制

７．空中3次元ディスプレイのこれから

＜質疑応答＞

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

開催場所

未定

受講料

未定

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備考

※配布資料・講師への質問等について

●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
（開催1週前～前日までには送付致します）。
＊準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
（土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。）

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
（全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。）
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

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