ガス吸収の理論と吸収塔の設計【提携セミナー】
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もっと見る開催日時 | 2023/12/12(火)10:30~16:30 |
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担当講師 | 南雲 亮 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 55,000円(税込) |
★ CO2分離回収に向けた材料、プロセス開発に向けて!
ガス吸収の原理、気液界面のモデル化から、充填塔設計のポイントまで!
ガス吸収の理論と吸収塔の設計
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
ガス吸収法は、アンモニアや塩素、硫化水素などのガス成分を回収除去するプロセスとして普及してきたが、昨今は、2050年のカーボンニュートラル達成に向けたCO2の分離回収法としても注目されている。その一方で、プロセスのスケールアップを実践し、実機レベルのハンドリングを効率化するには、化学工学の原理や基礎を踏まえて検討を重ねる必要がある。本セミナーは、物質収支や物質移動の初歩を詳しく紹介したうえで、論理的な飛躍はできるだけ排除しながら、ガス吸収塔として代表的な気液向流充填塔を設計するための方法論を紹介する。設計方程式の導出に際しては、高校レベルの数学的な式変形についても詳説する。
習得できる知識
ガス吸収の原理、物質移動の基礎、気液向流充填塔の設計法、CO2吸収法の概要、最新の研究動向
担当講師
名古屋工業大学 大学院工学研究科 工学専攻 准教授 博士(工学) 南雲 亮 氏
セミナープログラム(予定)
1.吸収とは?
1.1 吸収と吸着の違い
1.2 物理吸収と化学吸収の違い
1.3 ガス吸収法の最近の研究動向
2.気液平衡とは?
2.1 “平衡”と”定常”を使い分ける
2.2 Henryの法則の適用条件とは?
3.物質移動の基本
3.1 Fickの第一法則を導入する
4.気液界面のモデリング
4.1 二重境膜説で現象を「単純化」する
4.2 物質移動係数と総括物質移動係数を導入する
4.3 ”モル分率基準”と”モル濃度基準”を使い分ける
5.ガス吸収速度の定式化
5.1 物理吸収の場合
5.2 化学吸収の場合
6.物理吸収における気液向流充填塔の設計方法
6.1 操作線の考え方
6.2 設計方程式を導出する
6.3 吸収塔高さの推算方法
7.化学吸収における気液向流充填塔の設計方法
7.1 設計方程式を導出する
7.2 不可逆瞬間反応系における塔高さは?
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023/12/12(火)10:30~16:30
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
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※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
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