再生医療等製品/細胞治療製品における規制要件の理解と申請書作成のポイント(入門講座)
【Live配信受講】 2024/5/29(水) 13:00~16:30 , 【アーカイブ配信受講】 2024/6/7(金) まで受付(配信期間:6/7~6/20)
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 2022/6/21(火)13:00-17:00 |
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担当講師 | 中村 真人 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 【オンライン受講:見逃し視聴なし】:41,800円 【オンライン受講:見逃し視聴あり】:47,300円 |
○3Dバイオプリンターの基礎知識から最新研究動向と期待される応用例、
臓器製造プロセス、バイオインク、バイオリアクターほか必要な要素技術の現状・課題・展望まで。
○初学者の方(ご専門でない方)にもわかりやすく解説します!
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
培養皿でヒトの細胞が培養できるようになると、培養した細胞組織を病気の治療に活かそうとの研究が始まった。Tissue Engineering(再生医工学)の研究の始まりである。その研究の進歩のおかげで、現在、培養皮膚や培養軟骨、培養角膜などが治療手段の一つとして臨床応用されている。その他の組織や臓器に対しても果敢に研究が進められてはいるものの、重要臓器に関しては、今なお大きな壁が存在し、それを乗り越える科学技術の進歩が必要である。3Dバイオプリンティングの研究は、そのような背景のもと始められた。
本セミナーでは、再生医工学の背景、およびその基本的なアプローチと克服すべき課題を概説し、それを克服する戦略として始められた3Dバイオプリンティングによる臓器づくりの構想と挑戦の歩みを初心者にもわかりやすく概説する。さらに、3Dバイオプリンティング技術の概要と特徴、3Dバイオプリンティングによる臓器づくり研究の最前線を紹介したい。そして、「3Dプリンターがいつかあなたの命を救う」との希望が医療現場で現実化される未来を見据えて必要な取り組みは何かを展望したい。
◆受講後、習得できること
◆受講対象者
◆必要な予備知識など
富山大学 学術研究部 工学系 教授 中村 真人 先生
■ご略歴:
昭和61(1986)年 神戸大学医学部医学科 卒業
昭和61(1986)年 金沢大学医学部小児科学教室入局 医師免許取得
昭和61(1986)年~平成8(1996)年 金沢大学付属病院と関連病院で小児科臨床医として勤務(小児循環器専攻)
平成8 (1996)年 国立循環器病センター研究所人工臓器部 医学修練士
平成9 (1997)年 同 室員
平成11 (1999)年 東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 助教授~准教授
平成17 (2005)年 (財)神奈川科学技術アカデミー・中村バイオプリンティング・プロジェクト・リーダー(兼任)
(平成17年度~平成19年度:3年プロジェクト)
平成20(2008)年 富山大学 大学院理工学研究部(工学) 教授(現職)
平成31(2019)年度・令和4(2022)年度 富山大学工学部工学科生命工学コース長・生命工学科長・大学院理工学教育部生命工学専攻長
令和3(2021)年度・令和4(2022)年度 富山大学大学院生命融合科学教育部生体情報システム科学専攻長
M.D., Ph. D.博士(医学)
■本テーマ関連学協会での活動:
2010年 国際Biofabrication学会 ボードメンバー(~2018)
2016~現在 日本生体医工学会理事
2018年~現在 日本組織培養学会評議員
2019年 日本臓器保存生物医学会評議員
2020~2023年度 (独)医薬品医療機器総合機構 科学委員会委員
所属学会:日本再生医療学会、日本臓器保存医学会、日本バイオマテリアル学会、日本組織培養学会、日本人工臓器学会、
International Society for Biofabrication
Tissue Engineering and Regenerative Medicine International Society
1.再生医工学(Tissue Engineering)総論
1)再生医工学とは?
2)再生医工学の基本的手法・・・一般的にどのようなアプローチがあるか?
3)再生医工学の課題・・・なぜ心臓や腎臓などの重要臓器が作れないのか?
2.3Dバイオプリンティングによる臓器づくりコンセプト
1)ヒトの手作業から機械の手へ
2)CAD/CAM/CAEのものづくり
3)印刷技術の応用
4)3D バイオプリンターの開発
3.3Dプリンターのあゆみと特徴
1)3Dプリンターのあゆみ
2)3Dプリンターの原理と分類
3)3Dプリンターの特徴:Additive Manufacturing
4.3Dプリンターの医療応用のレベル分類
1)レベル1:3Dプリンターでの3次元臓器モデル
2)レベル2:生体適合性材料での3次元造形
3)レベル3・4:再生医工学への応用
5.3Dバイオプリンティング:世界の動向と最前線
1)バイオプリンティングのあゆみ
2)バイオファブリケーション(Biofabrication)
3)3次元組織モデルから組織チップ・臓器チップへ
4)3次元構築組織~臓器の医療応用
6.医工学による臓器づくり:課題と展望(自験例を中心に)
1)再生医療工学:臓器製造プロセス工学
2)バイオインクとマテリアルインク:臓器づくりの材料
3)3Dバイオプリンターとバイオアセンブリ技術
4)バイオリアクターと組織培養に必要な技術
7.まとめ
8.質疑応答
2022年6月21日(火) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。
Zoomによるオンラインセミナー
【オンライン受講:見逃し視聴なし】:1名41,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンライン受講:見逃し視聴あり】:1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
配布資料・講師への質問等について
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