機能性ジャイアントベシクルの開発【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 伴野 太祐 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
★機能性材料から人工細胞開発まで!
機能性ジャイアントベシクルの開発
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
ベシクルは両親媒性分子が形成する二分子膜袋状構造体であり、粒径が1マイクロメートルを超えるものをジャイアントベシクル(GV)と呼びます。GVは細胞と同サイズであり、生体膜と同様の膜構造を有することから、複雑な細胞の機能を理解するためのモデルとして注目されています。また、GVは汎用的な光学顕微鏡で観察が可能であるために、所定量の物質を注入したり、特定の化学物質に応答した変化を追跡したりすることが容易であり、微小空間のpHや化学組成などを調べるための人工細胞型センサーとしての応用展開が図られています。
本講座では、ベシクルに様々な機能を付与するための取り組みとして、特に分子設計と有機合成を基盤とする合成化学的アプローチによる機能性GVの開発事例を解説します。精密にGVの安定性や応答性を制御する方法は、思いもかけない技術への展開があるかもしれません。GVを用いた人工細胞研究についてもご紹介しますので、当該分野にご興味のある方も是非ご参加ください。
◆受講後、習得できること
- ジャイアントベシクルの特徴や調製方法を含む基礎を学ぶことができます。
- ジャイアントベシクルの利便性を学ぶことができます。
- ジャイアントベシクルに目的の機能を付与するための様々な戦略を学ぶことができます。
担当講師
慶應義塾大学理工学部 専任講師 博士(工学) 伴野 太祐 先生
■主経歴等
2011年4月 東京大学大学院総合文化研究科 助教
2015年4月 慶應義塾大学理工学部 助教(有期)
2018年4月 慶應義塾大学理工学部 専任講師
■専門および得意な分野・研究
超分子化学、有機化学、コロイド界面化学、非線形科学
■本テーマ関連の専門学協会等での委員会活動
日本油化学会若手の会委員長、日本油化学会関東支部常任幹事、日本油化学会創立70周年記念事業実行委員会委員、日本油化学会年会企画推進委員
セミナープログラム(予定)
0.自己紹介
1.ジャイアントベシクルの基礎
1.1 両親媒性分子
1.2 両親媒性分子が形成する分子集合体
1.3 ベシクルの特徴と用途
1.4 ジャイアントベシクルの調製方法
2.機能性ジャイアントベシクルの開発事例
2.1 合成化学的アプローチ
2.2 刺激応答性ジャイアントベシクル
2.3 pH応答性ジャイアントベシクルの開発
2.4 温度応答性ジャイアントベシクルの開発
3.ジャイアントベシクル型人工細胞の開発事例
3.1 人工細胞とは
3.2 細胞機能を理解するためのアプローチ
3.3 細胞機能を模倣したジャイアントベシクルの開発
4.まとめと今後の展望
(質疑応答)
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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