ISO9001、IATF16949の収益改善への活用法(セミナー)
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | |
開催場所 | オンライン受講 |
定員 | 16名 |
受講費 | - |
せっかく導入したのにやめるなんてもったいない!
ISO-9001、IATF16949の
収益改善への活用法
中小企業の経営者の方から、「ISO-9001は維持費用がかかるが、収益に貢献しないので、認証を放棄する」と言われる例が増えています。
また、製造部門や品質部門では、ISO-9001やIATF16949の微細な要求事項や、重箱の隅を突っつくような指摘事項に対応するため、非常に大きな負荷がかかり、疲弊している場合があります。
このような場合、往々にして規格要求の本来の目的が忘れ去られ、膨大な要求事項や指摘事項と格闘することが仕事になっている現場もあります。
しかし、ISO-9001やIATF16949が、単なる品質管理の手法であると考えるのは間違っています。
ISO-9001の2000年版は、収益改善に役に立たないという批判を受けて、経営改善に使える効果的な手法に生まれ変わっています。現在の2015年版ISO-9001の目標は、企業活動の「有効性」を高めることです。IATF16949は「有効性」と「効率」を高めることを目標としています。
本講座では、ISO-9001やIATF16949の歴史的背景を解説し、本規格類の目的や目標を重点に解説します。
その上で、なぜ利益向上に寄与してないかのポイントを明らかにし、売上高や利益を増加させるための使い方を解説します。
既に導入済みでも煩雑な手続きばかりが負担で困っている方、これから導入したいができるだけ短期で利益に結び付けたいと考えていらっしゃる方、認証のよりよい活かし方を考えていらっしゃる方にお勧めです。
セミナープログラム(予定)
1. ISO-9001
(1) ISO-9001の始まり
第二次大戦終了後の混乱と対応
(2) ISO-9001の設立当初の位置づけと目的
NATO軍の位置づけ
(3) ISO-9001:1994における要求事項の整備
品質マニュアル、品質計画、設計検証、予防措置など
第三者認証の始まり
2. QS9000
(1) QS9000の始まり
日米自動車摩擦と米国の調査活動
(2) 日本式経営の調査と反映
アメリカの自動車産業の再生に果たした役割
(3) ISO-9001には無い要求項目
・ トヨタ式経営手法を盛り込んだ要求事項
・ 米国におけるLean Management
3. ISO-9001とQS9000の統合
(1) ISO/TS16949の誕生
米国と欧州との自動車規格の統一
(2) 「プロセス」の採用
発注者の指示遵守志向から、供給者の企業活動重視に変更
(3) 「プロセスアプローチ」の採用
供給者の企業活動にPDCAサイクルを要求
(4) 顧客満足の重視
(5) IATFの発足
(6) 業種指定の撤廃
4. IATF16949の誕生
(1) IATF16949の誕生と「パフォーマンス」要求
仕入先プロセスの継続的改善を要求
5. 2015年版ISO-9001と2016年版IATF16949解説
(1) ISO-9001:2015の目標
膨大な要求事項に忙殺され、忘れられている目標の再認識
(2) IATF16949の目標
(3) 具体的な「プロセス」の解説
6. なぜ収益が上がらないかの仮説説明
7. 収益向上にISO-9001、IATF16949を活用する方法の提案
8. 質疑応答
主な受講対象者
- 収益を上げたいとお悩みの経営者、管理者の方
- 要求事項の多さにうんざりしている品質担当の方
- 顧客からISO-9001、IATF16949認証取得を要求されている経営者の方
期待される効果
- ISO-9001やIATF16949を使った収益改善を行うことが可能になる。
備考
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公開セミナーの次回開催予定
- 開催日 :未定
- 開催場所:オンライン受講
★ご自宅や職場でのオンライン受講が難しい方は、当社セミナールームで受講して頂くことも可能です。
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- 受講料 :未定
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