《JIS改正対応》(1日で習得できる)混合物のラベル・SDS作成講座【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2023/5/19(金) 10:30-16:30 |
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担当講師 | 荒木 明宏 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:47,300円 【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:52,800円 |
★例題の分類結果をもとに、ラベル・SDS作成方法について解説!
★労働安全衛生法改正、GHS、JISなど最新動向を踏まえて!
★基本を学ぶことで、混合物製品のラベル・SDSが作成できるレベルを目指します。
《JIS改正対応》
(1日で習得できる)混合物のラベル・SDS作成講座
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
SDS およびラベルの作成基準は、JIS Z 7253:2019「GHSに基づく化学品の危険有害性情報の伝達方法-ラベル、作業場内の表示及び安全データシート(SDS)」、JIS Z 7252;2019「GHSに基づく化学物質等の分類方法」が発行されています(5年毎の改正時期に当たるので、2024年に改正されるものと思います)。また、分類支援ツールとして「事業者向けGHS分類ガイダンス(純物質及び混合物)」令和元年 Ver2.0が、ラベル・SDS作成支援ツールとして日本化学工業協会編集の「GHS対応ガイドライン、ラベル及び表示・安全データシート作成指針」(日本規格協会より購入できる)が公表されています。また、国はSDS作成の支援として混合物のGHS分類(有害性)とラベル要素等をラベル、SDS様式に反映する自動化ツールを公開しています(NITE Gmiccs)。
労働安全衛生法においては、令和5年5月31日の安全衛生規則等の省令改正(令和5年と6年にわけて施行、一部は令和4年5月31日施行済み)により危険性・有害性に関する情報の伝達の仕組みを整備・拡充し、事業者はその情報に基づいてリスクアセスメントを行い、ばく露防止のために講ずべき措置を自ら選択して実行することを原則とする仕組みに移行することになります。(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000099121_00005.html)。
現在、表示・通知対象物質として704物質(令和6年4月1日以降903物質)にGHS分類に基づいたラベル・SDSの提供を義務化しており、その他の危険有害な化学物質についてはラベル・SDSの提供を努力義務化としていますが、国がGHS分類を行った(政府分類)物質のうちから、表示・通知対象物質をリスクアセスメントの対象物質として、令和7年までに2400物質程度にまで増やすこととしています(https://www.jniosh.johas.go.jp/groups/ghs/arikataken_report.html)。
SDSに関連した改正では、安衛法57条の2の記載すべき項目に「推奨用途と使用上の制限」が追加され、保護具の記載では「推奨用途での使用における吸入又は接触を保護具で防止することを想定した場合に必要とされる保護具の種類」の記載を求めています。成分含有量の記載においては、濃度幅でなく重量%の記載が必要となります。営業の秘密として、秘密保持契約等を結んで、名称と含有量を営業の秘密と記載して、別途通知することができますが、特定化学物質障害予防規則、有機溶剤中毒予防規則、鉛中毒予防規則、四アルキル鉛中毒予防規則など、特別則に該当する物質の名称と含有量は省略でき無いことになっています。また、厚生労働大臣が定める濃度の基準が定められた物質については名称の省略はできないこととなっています。SDSについては、危険有害性情報を5年以内ごとに確認し(施行後の5年にあたる令和10年3月31までに確認が必要)、危険有害性情報が更新されている場合は1年以内にSDSを更新するとともに再交付することが求められます。
通知対象物質を製造する事業場においては、化学物質管理者(選任要件を満たす者から)、専任する必要があります。化学物質管理者の職務の一つとして、通知に関する技術的事項(化学物質管理者がSDSを作成する主旨ではない)を遂行する責務があります。
本講座では、ラベルとSDSの法的な位置づけとGHS6版とJIS規格(改正版)について説明します(GHS7版?9版については6版からの変更点のみ簡単に紹介します)。単一物質のGHS分類結果(国または事業者が実施したGHS分類結果)を利用した混合物のGHS分類方法とラベル・SDSの作成方法について、モデル混合物を例に解説します。混合物のGHS分類、ラベル・SDS作成の原理原則を理解することで、混合物のラベル・SDSを自力で作成できるレベルを目指します。
■受講後、習得できること
- 混合物のGHS分類が理解でき、自力で分類できるようになる。
- 混合物のGHS分類、ラベル・SDS作成の原理原則が理解できる。
- 作成支援エクセルツール:改正JISの対応版としました(注意:エクセルツールはエクセルのコピー&ペースト機能とソート機能を使用するもので、GHS分類、ラベル・SDSを自動作成するものではありません)。
担当講師
日本ケミカルデータベース(株) レギュラトリー・コンプライアンス・サービス部 非常勤
日本大学生物資源科学部 バイオサイエンス学科(応用生物科学科)非常勤講師
中央労働災害防止協会 労働衛生調査分析センター 元副所長 農学博士 荒木 明宏 氏
セミナープログラム(予定)
1.SDSの法的位置づけとJIS、GHSの概要
2.混合物のGHS分類
(事業者向けGHSガイダンスに基づき、混合物を例に具体的に説明します)
・混合物分類における単一物質の政府分類、事業者分類の利用
・混合物の物理化学的危険性の分類
・混合物の健康有害性分類基の分類
・混合物の環境有害性の分類
3.混合物のGHSラベルの作成
(例題の分類結果をもとにエクセルツールを用いてラベル作成方法について説明します)
・絵表示、警句、注意喚起語、注意書の選択
・注意書の編集
4.混合物のSDSの作成
(例題の分類結果をもとにSDS作成方法について説明します)
・SDS作成のための情報収集
・JIS規定の1~16項の記載方法
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023年5月19日(金) 10:30-16:30
開催場所
Zoomによるオンラインセミナー
受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
配布資料
配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
備考
当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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