中国におけるGB規格・化学物質規制の現状,展望,企業対応のポイント【提携セミナー】
開催日時 | 2025/6/6(金)9:50~17:10 |
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担当講師 | 王 長君 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 66,000円(税込) |
★求められる試験や提出するデータの種類
★政府や省単位における相談先や情報収集の手段とは?
★備案申請,簡易登録,常規登録の違い
★申請書,試験報告書,リスク評価報告書などの準備のポイント
中国における
GB規格・化学物質規制の現状,展望,企業対応のポイント
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
中国では最近,環境規制が大きく変化しており,特にVOC等大気汚 染,危険廃棄物,製品CFP,脱炭素,PFAS等化学物質,「美しい中 国」建設,経済社会グリーン転換,生態環境法典等で顕著である。 今回はその概要や今後の動きについて解説する。
習得できる知識
・中国の基準(GB)と認証体系について
・中国のEV及び主要部品に関する法規制及び最近の技術開発について
・中国化粧品NMPA登録・登記手続き,基礎解説
・中国における食品接触材料規制の最近の動向について
・中国の環境規制・化学物質規制の最新動向 ~VOC・PFAS規制を含む~
担当講師
【第1部,第2部】(株)NTTデータ経営研究所 社会・環境戦略コンサルティング本部シニアコンサルタント 学術博士 王 長君 氏
【第3部】(株)ワールドワイド・アイピー・コンサルティングジャパン シニアコンサルタント 花田 舞佳 氏
【第4部】(一財)化学研究評価機構 食品接触材料安全センター 情報調査・広報室 広報室長 石動 正和 氏
【第5部】日中環境協力支援センター(有) 取締役 大野木 昇司 氏
セミナープログラム(予定)
【9:50~10:50】
第1部 中国の基準(GB)と認証体系について
●講師 (株)NTTデータ経営研究所 社会・環境戦略コンサルティング本部シニアコンサルタント 学術博士 王 長君 氏
1.中国における標準化組織・体制
1.1 規格体制,類別及び標準化組織と関連機関
1.2 標準化に関する法律・放棄体系
1.3 国家規格の制定
2.中国の認証と認定システム
2.1 認証認定の法律・法規体制
2.2 認証組織と機関
2.3 強制的製品認証
2.4 CCC認証
3.GB規格の検索と入手方法
【質疑応答】
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【10:55~11:55】
第2部 中国のEV及び主要部品に関する法規制及び最近の技術開発について
●講師 (株)NTTデータ経営研究所 社会・環境戦略コンサルティング本部シニアコンサルタント 学術博士 王 長君 氏
1.中国の自動車に関する法律や規格,試験検査の概要
1.1 強制製品認証(CCC認証)
1.2 CNCAP(NCAP の中国版)
1.3中国国内での主な自動車関係の公的機関
・中国汽車技術研究中心(CATARC)
・中国汽車工業協会(CAAM)
2.中国におけるEV市場の動向
2.1 現状
2.2 政府の産業政策
2.3 3EVに関する法規制
3.EV部品に関する安全・環境規制
3.1 バッテリー関連の規制・基準
3.2 駆動モーター関連規制・基準
4.EV主要部品の市場と技術開発動向
4.1 駆動モーターの市場動向と技術開発動向
4.2 eAxle市場動向と技術開発の動向
4.3 主要EVメーカーのプラットフォーム開発に関する動向
5.中国における電池の法規制
【質疑応答】
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【12:40~14:10】
第3部 中国化粧品NMPA登録・登記手続き,基礎解説
●講師 (株)ワールドワイド・アイピー・コンサルティングジャパン シニアコンサルタント 花田 舞佳 氏
1.NMPAとは?
2.境内責任者とは?
2.1 境内責任者とは?
2.2 どのような役目と責務があるのか?
2.3 どのような企業に任せるべきか?
3.中国の化粧品法体系と化粧品カテゴリー
4.申請の流れと必要書類
4.1 申請の流れ
4.2 必要書類
5.多くの企業を悩ませる4大問題
5.1 製品が化粧品/歯磨き剤の定義に合っているか?
5.2 申請適格条件を満たしているか?
5.3 成分ごとの安全性評価はどのように対策すべきか?
5.4 海外査察に関してどう対策すれば良いか?
6.NMPA最新動向
7.まとめ
【質疑応答】
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【14:20~15:40】
第4部 中国における食品接触材料規制の最近の動向について
●講師 (一財)化学研究評価機構 食品接触材料安全センター 情報調査・広報室 広報室長 石動 正和 氏
1.食品接触材料の法制度
1.1 欧米の法制度との比較による特徴づけ
1.2 強制国家標準 (GB)
1.3 推奨国家標準 (GB/T)
1.4 ガイドライン
2.強制国家標準の体系
2.1 一般安全要件 (GB 4806.1)
2.2 添加剤 (GB 9685)
2.3 基材など (プラスチック,紙・板紙,金属,コーティング,ゴム,竹・ 木・コルク,複合材料,接着剤) (GB 4806.6~15)
2.4 適正製造規範 (GB 31603)
3.移行試験
3.1 移行試験通則 (GB 31604.1)
3.2 移行試験予備処理方法通則 (GB 5009.156)
3.3 脱色試験 (GB 31604.7)
4.環境問題への動き
4.1 国家発展改革委員会・生態環境部「プラスチック汚染管理を着実に強化する意見」 (2020年)
4.2 国務院「廃棄物リサイクルシステムの構築加速に関する意見」 (2024年)
4.3第14期全人代第3回会議政府活動報告 (2025年)
【質疑応答】
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【15:50~17:10】
第5部 中国の環境規制・化学物質規制の最新動向 ~VOC・PFAS規制を含む~
●講師 日中環境協力支援センター(有) 取締役 大野木 昇司 氏
1.マクロ的環境政策文書
1.1 国家級環境/脱炭素五ヵ年計画群の構成
1.2 環境・脱炭素分野の更なる強化方針
1.3 大規模設備更新・消費財買替え推進行動方案
1.4 美しい中国建設全面推進と経済社会全面グリーン転換
1.5 生態環境法典
2.製造業向け環境規制
2.1 工場環境管理マトリクス
2.2 共通制度:環境アセス,排出許可,モニタリング等
2.3 分野別制度:大気,VOC,水,廃棄物,土壌等
3.化学物質規制・製品環境規制
3.1 製品有害物質規制の全体像
3.2 製品VOC含有規制と中国版RoHS3.0
3.3 化学物質規制の全体像
3.4 新汚染物対策とPHAS規制
4.脱炭素・省エネ
4.1 カーボンニュートラル
4.2 省エネ規制
4.3 CO2排出権取引,グリーン電力証書取引
4.4 製品カーボンフットプリント
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2025/6/6(金)9:50~17:10
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき66,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき60,500円〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。