★塗布の膜厚，速度，温度湿度環境，平坦性，材料選定や配合などの諸条件の最適化

★異物混入対策 ， 機器の清掃やメンテナンス ， 塗布状態のモニタリングのポイント

各種塗布機・コーターの機構構造，応用，

塗布制御・検査・トラブル対策

【提携セミナー】

主催：株式会社技術情報協会

講座内容

一括りに「塗布」と言っても，塗工方法・対象物・塗布する素材は様々。 また，塗布材料は液状であるなどのため，接触しての測定は困難で，非接触測定が求められる。 本セミナーでは，様々な塗工メカニズムから，コーター機器の解説，各機器での応用事例，塗布の制御や塗工厚みの検査に用いられる測定センサの種類や特徴，実際の活用例について広く学んでゆきます。

習得できる知識

・ウェット(WET)コーティング技術の概要
・ダイコーティングの理論と実際
・塗布の計測制御・検査に用いられる「非接触測定センサ」の種類と活用例
・スプレーガンの概要,特性,その応用について
・ロールコーターの概要，特性，その応用について
・ディスペンスの基礎と適用事例，およびトレンドについて

担当講師

【第1部】【第2部】旭化成(株) 生産技術本部 生産技術センター 産機システム技術部主幹技師 技術士 (機械部門，総合技術監理部門)　綾部 守久 氏
【第3部】(株)キーエンス 精密測定事業部 販売促進グループ　武井 英人 氏
【第4部】アネスト岩田(株) コーティング事業部 CT技術グループ　小池 和之 氏
【第5部】(株)大洋技研 代表取締役 博士(工学)　野辺 善仁 氏
【第6部】武蔵エンジニアリング(株) マーケティング戦略本部 マーケティング戦略部 統括課長 上久保 尚 氏

セミナープログラム（予定）

【９：５０～１０：５０】
第１部 ウェット(WET)コーティング技術の概要

●講師　旭化成(株) 生産技術本部 生産技術センター 産機システム技術部
主幹技師 技術士 (機械部門，総合技術監理部門)　綾部 守久 氏

１．塗工機の要素技術＝塗布・乾燥・ウェブハンドリング＝

２．各種塗布方式と乾燥方式

３．塗布乾燥における代表的な欠陥

【質疑応答】

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【１０：５０～１１：５０】
第２部 ダイコーティングの理論と実際

●講師　旭化成(株) 生産技術本部 生産技術センター 産機システム技術部
主幹技師 技術士 (機械部門，総合技術監理部門)　綾部 守久 氏

１．ダイコーティングの基本原理
1.1 リップ先端における塗布ビード
1.2 ビスコキャピラリーモデルによる塗工ギャップの運転範囲

２．ダイ流路設計の考え方

３．ダイコーティングにおける欠陥

【質疑応答】

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【１２：４０～１３：４０】
第３部 塗布の計測制御・検査に用いられる「非接触測定センサ」の種類と活用例

●講師　(株)キーエンス 精密測定事業部 販売促進グループ　武井 英人 氏

１．非接触測定センサの種類と特徴
1.1 1次元の測定方式
1.1.1 三角測量
1.1.2 共焦点
1.1.3 干渉計
1.1.4 X線/赤外線
1.1.5 近接
1.2 2次元/3次元の測定方式
1.2.1 プロファイラ
1.2.2 パターン投影
1.2.3 干渉計

２．測定制御・検査の実例と導入メリット・選定のポイント
2.1 フィルム・シート
2.1.1 透明素材の厚み測定
2.1.2 不透明素材の厚み測定
2.1.3 塗工直後(防爆環境)の厚み測定
2.1.4 乾燥中(高温)の厚み測定
2.2 自動車部品
2.2.1 ガラス組付け時のシール材塗布形状測定
2.2.2 エンジン部材へのシール材塗布形状測定
2.3 電子部品
2.3.1 CMOSの接着剤塗布形状測定
2.3.2 基板へのクリームはんだ塗布検査
2.3.3 精密部品への微小量塗布の高さ・体積
2.3.4 精密部品へのポッティング高さ測定
2.4 スマートフォン・タブレット
2.4.1 ディスペンサノズルの測定・制御
2.4.2 防水デバイスのシール材塗布形状の測定
2.4.3 光学フィルムの多層膜の同時測定
2.5 半導体ウェハ・ガラス基板
2.5.1 ウェハ厚み測定
2.5.2 張り合わせウェハの塗布厚み測定
2.5.3 レジスト平坦度の測定

【質疑応答】

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【１３：５０～１４：５０】
第４部 スプレーガンの概要,特性,その応用について

●講師　アネスト岩田(株) コーティング事業部 CT技術グループ　小池 和之 氏

１．スプレーガンの概要
1.1 塗装の目的
1.2 様々な塗り方

２．スプレー塗装のメカニズムについて
2.1 塗装の原理
2.2 微粒化の原理
2.3 スプレーガンの動作原理

３．スプレー塗装のカンコツ
3.1 上手な塗装のコツ
3.2 塗装不良への予防
3.3 塗装ブースの重要性

４．スプレーガン応用例
4.1 スプレーガンのカスタマイズ例
(特殊用途の塗装・塗布例の紹介)

【質疑応答】

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【１５：００～１６：００】
第５部 ロールコーターの概要，特性，その応用について

●講師　(株)大洋技研 代表取締役 博士(工学)　野辺 善仁 氏

１．ロールコーターの概要
1.1 ブレードコーター，コンマコーター，キスコーター，グラビアコーター
1.2 ダイレクトコーティング，リバースコーティング
1.2 Roll to Roll，枚葉，1個送り，含浸
1.3 粘度　非ニュートン流体　ワイセンブルク効果　バラス効果

２．ロールの種類
2.1 手塗り塗工について　はけ，バーコーター，ブロック型コーター
2.2 形状：円筒，クラウン，V型，円錐型　熱ロール　冷却ロール
2.3 材質：メタル，ゴム，スポンジ
2.4 役割：アプリケータロール，バックアップロール

３．塗工プロセス　ノウハウ 不具合事例
3.1 上塗り，下塗り，両面塗布，乾燥工程，塗布ムラ
3.2 ドクターブレード
3.3 塗工液：ホットメルト，エマルジョン，UV
3.4 リビング，飛び散り，レベリング

【質疑応答】

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【１６：１０～１７：１０】
第６部 ディスペンスの基礎と適用事例，およびトレンドについて

●講師　武蔵エンジニアリング(株) マーケティング戦略本部 マーケティング戦略部 統括課長　上久保 尚 氏

１．ディスペンサーの基礎
1.1 ディスペンステクノロジーとは
1.2 ディスペンサーの方式

２．ディスペンサーの適用事例
2.1 主な市場と適用事例

３．塗布アプリケーションのトレンド
3.1 熱対策
3.2 環境対応

【質疑応答】

※一部の業界の方に限り，受講をお断りさせていただく可能性が御座います。ご了承願います。

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024/9/12（木）9:50~17:10

開催場所

Zoomによるオンライン受講

受講料

1名につき66,000円(消費税込､資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき60,500円〕

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