微生物由来セルロースナノファイバー【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 田島 健次 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
酢酸菌が作るバクテリアセルロースの最新研究動向を解説!
微生物由来セルロースナノファイバー
≪食品・医療・工業材料への展開≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
セルロースは植物細胞壁の主要成分として合成され、、紙、衣類、誘導体などの形で広く活用されている。また、ナノオーダーの繊維幅を有するセルロースナノファイバー(CNF)は、新しいセルロース材料として注目されている。我々の研究室では酢酸菌が作るセルロース(バクテリアセルロース=BC)に関する研究を50年に渡って行っており、基礎から応用まで幅広い知見を有している。BCはそもそもがナノセルロース(BCNF)であり、植物由来のCNFとは異なる構造・物性を有している。
近年、石油に由来する炭酸ガスの急激な濃度上昇による気候変動やプラスチックなどの生分解性を有さない廃棄物による環境破壊が大きな問題となっている。このような状況の中で、出来るだけ石油に依存せず、持続的に様々な物質を循環させるシステムの開発が急務となっている。本講座ではこれらの課題を解決するキーマテリアルとしてのBCNFの可能性について解説する。
◆受講後、習得できること
- セルロースおよびセルロースナノファイバーの構造と材料応用
- 微生物におけるセルロースの合成メカニズムと大量生産
- 微生物由来セルロースナノファイバーの構造と物性
- 微生物由来ナノファイバーの応用例と社会実装に向けた取り組み
◆受講対象者
糖質などを原料とした微生物による大量生産に興味のある方
繊維長が長い微生物由来セルロースナノファイバーの利用(食品、医療、樹脂補強材、繊維、シートなど)に関して興味がある方
担当講師
北海道大学 大学院工学研究院 准教授 博士(工学) 田島 健次 先生
セミナープログラム(予定)
1.はじめに
イントロダクション
2.セルロース
1)セルロースの構造
2)セルロースの材料応用
3.植物由来セルロースナノファイバー
1)セルロースナノファイバーの効果
2)セルロースナノファイバーの調製方法
a) TEMPO酸化法
b) グラインダー法
c) 対向衝突法
d) 酵素・酸加水分解法
e) 発酵法
4.微生物におけるセルロース合成
1)代謝経路
2)セルロース合成酵素複合体
3)原料
4)スクリーニング
5)培養プロセス
5.微生物由来セルロースナノファイバー
1)構造
2)分散液における物性
3)シート・繊維成形とそれらの物性
6.微生物由来ナノファイバーの応用例
1)樹脂補強材(フィラー)
2)デバイス
3)細胞培養
4)ドラッグキャリヤー
5)食品添加物
7.まとめ
1)社会実装に向けたこれまでの取り組み
2)現在の状況
3)今後に向けて
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料等について
●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
- 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
- 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
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