電子機器における防水設計手法・中級編《設計テクニックと勘どころ》(セミナー)
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開催日時 | 2024/11/21(木)10:00-16:00 |
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担当講師 | |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | オンライン受講は定員なし |
受講費 | 49,500円(税込) |
電子機器における防水設計手法・中級編
≪設計テクニックと勘どころ≫
講座概要
スマートフォンを中心とした電子機器への防水機能の付与は、一般的に広まっています。この取り組みにより、電子基板の保護や故障率の低下などが実現され、製品の品質と信頼性が向上しています。防水規格と試験は製品ごとに異なりますが、防水構造の基本を習得することで、それぞれの防水規格に適した設計が可能になります。
現在、IoT/ICT機器が身の回りで増加しています。スマートフォンも技術が成熟し、防水技術に挑戦してきた結果、全機種が防水対応となりました。今後はあらゆる電子機器が防水構造を備えることが予想されます。そのために、皆様の部署においては、確固たる防水設計の知識を築いていくことが重要です。中級編では、各設計の詳細を掘り下げて解説していきます。
◆関連セミナー(鈴木崇司講師の防水設計シリーズ)
「はじめての電子機器防水設計・初級編《基礎と理論》」はこちら
主な受講対象者
- 若手設計者、構造設計既に手がけている設計者
- 防水構造にお悩みの設計者
- 会社として防水構造をしっかり構築したいマネージャー
期待される効果
- 具体的な防水設計
- 防水手法、問題解決
セミナープログラム(予定)
1.電子機器と防水規格
1-1 電子機器と防水性
1-2 防水規格(防塵規格)
1-3 防水規格別の製品群
1-4 防水規格別の試験設備
1-5 防水規格を得るには
1-6 防水規格の落とし穴と対処法
2.電子機器の防水構造設計の検討方法
2-1 防水構造を考慮した筐体設計
2-2 キャップ・カバー設計
2-3 防水膜・音響部
2-4 スイッチ
2-5 防水モジュール(USB、スピーカーなど)
3.止水部品の設計
3-1 ガスケット、パッキン(一体型、ゲル使用)
3-2 Oリング(参照値と実使用)
3-3 防水両面テープ・接着剤
3-4 防水ねじ
4.防水筐体の放熱設計
4-1 なぜ放熱を考えるのか(密閉筐体による放熱特性の低下など)
4-2 熱の3形態と熱伝導
4-3 低温火傷を回避するコツ
4-4 放熱材料の種類と選択方法
4-5 費用対効果を考慮した放熱設計
5.防水計算とCAEを用いた防水設計
5-1 ガスケット・パッキン止水と隙間の確認
5-2 両面テープ 濡れ性
5-3 スイッチの押し感(クリアランス⇔干渉)
5-4 放熱シミュレーション
6.エアリーク試験の設定と対策方法
6-1 エアリークテストの原理と測定方式(JIS Z 2330:2012)
6-2 エアリークテストの方法と閾値設定の考え方
6-3 エアリークの原因解明と対策実施例
6-4 エアリーク試験機の種類と代表的な機器
7.防水設計の不具合例と対策手法
7-1 ガスケット設計と外観不具合
7-2 防水テープクリープ現象
7-3 防水膜のビビリ音
7-4 防水キャップ/カバーの操作感度
8. 技術紹介・まとめ・質疑応答
8-1 TOM:基板防水案
8-2 撥水・ポッティング
8-3 設計支援:一気通貫開発/フロントローディングプロセスの提案
標準実施時間 5時間+休憩1時間
公開セミナーの次回開催予定
- 開催日時:2024/11/21(木)10:00-16:00
- 開催場所:Zoomによるオンライン受講
- 受講料 :49,500円/1名(税込)
※開催1週間前までに最少開催人数に達しない場合は、実施をキャンセルさせていただくことがあります。
※開催の場合は、開催1週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。
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