用途発明の実務 徹底攻略セミナー《化学・医薬・食品・バイオ分野での活用法と特許戦略》
開催日時 | 2025/12/12(金)13:00~16:00 |
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担当講師 | |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | - |
受講費 | 29,700円/1名(税込) |
用途発明(用途特許)をより効果的に活用するためのポイントがわかる!
明細書・クレームの作成、審査対応、注目の裁判例など、押さえておくべき実務知識を解説
用途発明の実務 徹底攻略セミナー
《 化学・医薬・食品・バイオ分野での活用法と特許戦略 》
講座概要
特許の戦略的な活用が求められるなか、いわゆる「用途発明」(用途特許)の重要性を再認識するケースが増えています。また、生成AIによる新たな用途(例えば、第二医薬用途)の研究が急速に普及している昨今の状況において、用途発明への関心はさらに高まっていくことが予想されます。
用途発明についての研究開発と実用化を推進するためには、適切な特許戦略の構築が必要不可欠です。即ち、用途発明の特許実務を習得したうえで、特許登録や特許活用に向けた最適な特許戦略を構築することが重要です。その結果、研究成果を事業活動に最大限に活かすことに繋がります。
このセミナーでは、化学・医薬・食品・バイオ分野を中心に用途発明に関する実務知識と戦略を解説します。用途発明のクレーム記載のポイントや審査への対応、訴訟における権利解釈、さらには諸外国との比較など、具体例を交えて説明します。
知財戦略の構築に役立つ実践的な知見を得られますので、ぜひこの機会をご活用ください。
セミナープログラム(予定)
1. 用途発明の現状
(1) 用途発明の定義
(2) 用途発明の種類と役割
(3) 用途発明の特許動向
2. 用途発明の特許実務
(1) 用途発明の新規性・進歩性の判断手法
(2) 用途クレームの記載方法(記載要件)
(3) 特許審査への対応(拒絶理由への対応など)
(4) 特許ポートフォリオの構築に向けて
3. 用途発明の特許活用
(1) 用途特許の効力範囲(適用外処方、ラベル論)
(2) 直接侵害と間接侵害
(3) 用途特許の活用事例(商品化事例)
(4) 事業活動と特許出願の関連性(パテントリンケージ)
4. 用途発明の裁判例
(1) 知財高裁令和4年12月13日判決「エルデカルシトールを含有する前腕部骨折抑制剤事件」
(2) 知財高裁令和3年5月17日判決「多糖類-タンパク質コンジュゲート事件」
(3) 知財高裁令和2年12月14日判決「炎症性疾患および自己免疫疾患治療剤事件」
(4) 知財高裁平成31年3月19日判決「インターロイキン事件」
(5) 知財高裁平成30年7月18日判決「デクスメデトミジン事件」
(6) 知財高裁平成29年2月28日判決「乳癌再発の予防用ワクチン事件」
5. 用途発明の特許戦略に向けて
(1) 登録クレームの最近の傾向
(2) 登録特許の審査経緯の分析
(3) 諸外国の登録クレームの比較(米国、欧州、中国など)
(4) 最近の裁判例からの教訓
(5) 事例を踏まえた最適な明細書・クレームの提案
主な受講対象者
- 企業等における知財担当者(特許担当者)の方[特に化学・医薬・食品・バイオ関連企業の方]
- 企業等の研究開発者で、用途発明の活用法に関心がある方
- 弁理士、弁護士
期待される効果(得られる知識など)
- 用途発明の重要性について認識するとともに、出願動向等の現状がわかる。
- 用途発明に関する権利化実務(出願・中間対応)のポイントを習得できる。
- 用途特許の活用法を把握できる。
- 用途発明・用途特許に関する裁判例を学ぶことで、とるべき実務的な対応策を整理することができる。
※化学・医薬・食品・バイオ分野の用途発明・用途特許を中心に扱います。
公開セミナーの次回開催予定
・開催日 :2025年12月12日(金)13:00~16:00
・開催場所:Zoomによるオンライン受講
・受講料 :29,700円/1名(税込)
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