CFRPのリサイクル技術の動向、課題とLCA【提携セミナー】

CFRPリサイクル

CFRPのリサイクル技術の動向、課題とLCA【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2022/7/5(火)10:30~16:30
担当講師

柴田 勝司 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 55,000円(税込)

★国内外におけるリサイクル技術の最新動向とLCAの試算結果を報告

CFRPのリサイクル技術の動向、課題とLCA

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

これまで炭素繊維強化プラスチック (CFRP) は,軽量化による燃費の大幅な向上が期待される航空機に使われてきた.2010年代に入ってからは,様々な電子機器を装備した高級車や,大量の蓄電池を積んだ電気自動車などの軽量化のためにも使われるようになった.その結果,炭素繊維(CF)は最近5年間で約2倍の生産量となり,それに伴って使用済みCFRPおよびCF生産工程廃材も大幅に増加している.
また,CFを用いた輸送機器は軽量化でき燃料は節約できるが,CFを製造する際には長時間高温で焼成するため,多量のエネルギーを必要とし,環境影響評価 (LCA) の結果では環境によい材料ではないとされる.長距離を走る商業用輸送機器でのみ効果が得られるという東京大学の高橋らの試算がある.その対策としては,使用済みの輸送機器から回収したCFを,同種の輸送機器に再利用することが最良の方法としている.
本講座では,国内並びに国外におけるCFRPのリサイクル技術の最新動向並びに各種LCA試算結果を紹介する.

 

 

習得できる知識

・CFRPリサイクル技術の世界的な技術動向
・CFRPからCFを回収する技術
・回収したCFの製品適用技術
・CF製造時と回収CF製造時のLCA

 

 

担当講師

溶解技術(株) 代表取締役 柴田 勝司 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

1.緒言
・炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の出荷量
・CFRPの用途
・ボーイング787に使われている材料
・PAN(PolyAcryloNitrile)系CFの製造法
・CF廃材の種類
・CFRP廃材のリサイクルに適用可能な技術
・各種CFRPリサイクル技術の比較

 

2.国内のCFRPリサイクル技術
2.1 マテリアルリサイクル
2.2 熱分解法
2.3 超臨界流体法
2.4 加溶媒分解法
2.5 その他の回収技術
2.6 易分解性樹脂
2.7 再利用技術

 

3.海外のCFRPリサイクル技術
3.1 CFリサイクル
3.2 マテリアルリサイクル
3.3 熱分解法
3.4 超臨界流体法
3.5 加溶媒分解法
3.6 その他の回収技術
3.7 易分解樹脂
3.8 再利用技術

 

4.CFRPリサイクル技術のLCA
4.1 CF製造時のLCA
4.2 リサイクルしたCFのLCA

 

5.結言
5.1 結論
5.2 今後の課題

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2022/7/5(火)10:30~16:30

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき55,000円(消費税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

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