熱電変換の基礎から応用(熱電発電)まで【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 伊藤 孝至 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
〇材料がもたらす熱電変換現象やその活用方法の基礎について解説します。
〇応用としてサステナブル社会の実現のために必要とされる熱電発電にフォーカスをあて、
その素子材料やモジュールおよびシステムについて解説。
熱電変換の基礎から応用(熱電発電)まで
≪熱電変換とは何かからはじめ、現在抱えている課題と将来展望≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
熱電変換材料は、温度差を与えると電力が発生し、電力を与えると吸熱(冷却)と発熱が生じる大変ユニークな材料です。このような材料がもたらす熱電変換現象やその活用方法の基礎について解説します。さらに、応用としてサステナブル社会の実現のために必要とされる熱電発電にフォーカスをあて、その素子材料やモジュールおよびシステムについて解説します。
◆受講後、習得できること
- 熱電変換に関する基礎知識
- 熱電変換の活用方法
- 熱電変換材料・モジュールおよび熱電発電システムの開発事例
◆受講対象者
本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
◆必要な予備知識など
予備知識は特には必要ありませんが、例えば一般向けの書籍「環境調和型新材料シリーズ熱電変換材料」(日本セラミックス協会・日本熱電学会編・日刊工業新聞社・2005/10)などを一読されると更に理解が深まります。
◆講演中のキーワード
熱電変換材料,ゼーベック効果,ペルチェ効果,熱電発電,ペルチェ冷却,熱電モジュール,熱電発電システム
担当講師
名古屋大学 大学院工学研究科化学システム工学専攻 准教授 伊藤 孝至 先生
■ご略歴:
1985年3月 名古屋大学大学院工学研究科博士課程前期課程修了
1992年6月 博士(工学)(論文博士)(名古屋大学)
1985年10月 名古屋大学大学院工学研究科・助手
2002年4月 名古屋大学高効率エネルギー変換研究センター・助教授
2004年4月 名古屋大学エコトピア科学研究所・助教授(後准教授)
2012年4月 名古屋大学大学院工学研究科・准教授
現在に至る
■ご専門および得意な分野・研究:
熱電変換材料工学,粉末冶金学
■本テーマ関連学協会でのご活動:
日本熱電学会評議員(2012年~現在),排熱発電コンソーシアム会長(2015~2018年),粉体粉末冶金協会理事(2014~現在)
セミナープログラム(予定)
1. 熱電変換について
1) 熱電変換の歴史
2) ゼーベック効果
3) ペルチェ効果
4) トムソン効果
5) 磁気熱電効果(異常ネルンスト効果)
6) 横方向熱電効果
2. 熱電変換材料について
1) 熱電変換材料にとって重要な物性
2) 性能の指標と変換効率
3) 有望な各種熱電変換材料
a) Bi2Te3系化合物
b) 亜鉛アンチモナイド化合物
c) (充填)スクッテルダイト化合物
d) クラスレート化合物
e) ホイスラー型化合物
f) マグネシウムシリサイド化合物
g) 高マンガンシリサイド化合物
h) Si-Ge系合金
3. 熱電発電素子・モジュールについて
1) 熱電発電素子の構造
2) 熱電発電モジュールの構造
3) モジュール製造に関連する接合技術
4. 熱電発電システムについて
1) 熱電発電システム開発の歴史
2) 熱電発電システムの具体例
a) 宇宙での熱電発電システム
b) 体温による熱電発電システム
c) 温泉による熱電発電システム
d) 連続鋳造設備における熱電発電システム
e) 炎/沸騰水の温度差を利用した熱電発電システム
f) カセットガスファンヒーターの熱電発電システム
g) 自動車廃熱による熱電発電システム
5. 熱電変換の課題と将来展望について
1) 熱電変換の課題
2) 熱電変換の将来展望
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
配布資料・講師への質問等について
●配布資料は、印刷物を郵送もしくはメール送付のどちらかを検討中です。
お申込については4営業日前までのお申込みを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキストが郵送となった場合、資料の到着がセミナー後になる可能性がございます。
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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