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2024/12/4(水)13:00~17:00
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03-6206-4966
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 神山 匡 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
☆医薬品、化粧品、化学品、様々な分野でタンパク質の解析、研究に携わる方にオススメ
☆熱変性、凝集、基質結合…様々な事例を見ながら、
実際の測定パターンに沿ったデータ解釈の一例を学べます
≪装置の原理/測定の流れ・注意点/パターン別の測定事例から実際のデータ解釈を学ぶ≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
タンパク質の構造形成や機能発現に関わる基質結合は基本的な熱力学の法則に従うため、タンパク質を取り扱い、活用する上で、タンパク質と熱力学の関係を理解することが重要である。また、熱測定や熱分析を用いて熱力学的情報を正しく得るためには、原理を含めて測定データの意味を理解し、適切な測定条件を選択する必要がある。
本講では、タンパク質の安定性や基質結合を理解するための熱力学の基礎から、実際の測定方法や測定上の注意点やコツ、測定データの解釈について、測定例を交えながら解説を行う。
◆受講後、習得できること
◆講演中のキーワード
タンパク質、安定性、熱力学、DSC、ITC
近畿大学 理工学部 教授 神山 匡 先生
1. タンパク質
1-1. タンパク質の状態について
1-2. アミノ酸の性質
1-3. タンパク質を造る相互作用
2. 熱力学の基礎
-タンパク質の安定性を理解するために-
2-1. 内部エネルギー、熱、仕事
2-2. エンタルピー(相互作用)
2-3. エントロピー(自由度)
2-4. ギブズエネルギー
2-5. 平衡定数とギブズエネルギーの関係
2-6. タンパク質の安定性とは?
3. タンパク質の変性
-変性の熱力学的解釈-
3-1. 熱変性(温度変化による変性)
3-2. タンパク質の体積と圧力変性
3-3. その他の変性(変性剤、pH、塩、有機溶媒)
3-4. 選択的溶媒和
4. タンパク質の熱分析
-DSC(示差走査熱量計)~熱変性~ー
4-1. 装置原理と分かること・解析方法
4-2. 測定方法
4-3. 測定上の注意点 ~測定条件の決め方~
4-4. 実際の測定例1 ~熱変性~
4-5. 実際の測定例2 ~凝集~
5. タンパク質の熱測定
-ITC(等温滴定型熱量計)~基質結合~ー
5-1. 装置原理と分かること
5-2. 測定方法
5-3. 解析原理と方法
5-4. 測定上の注意点 ~測定条件の決め方~
5-5. 実際の測定例 ~酵素・基質反応のモデル系~
6. その他の測定方法
~分光学的手法と熱力学的解析~
6-1. CD(円二色性)
6-2. 熱力学的解析方法
未定
未定
未定
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