粘着付与樹脂(タッキファイヤー)の種類,構造,粘着力コントロールと使い方【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2023/1/16(月)10:30~16:30 |
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担当講師 | 山崎 義弘 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 60,500円(税込) |
★ 「粘着力」 ,「保持力」 ,「タック性」 の考え方 , その制御法とは?
★ 低環境負荷の付与樹脂 , 再剥離可能な付与樹脂・・・など今後の展望
粘着付与樹脂(タッキファイヤー)の
種類,構造,粘着力コントロールと使い方
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
- 粘着の基本メカニズムと粘着剤の構成について
- ロジン系粘着付与樹脂とエマルジョン型タッキファイヤーについて
- テルペン樹脂系タッキファイヤーとその応用について
習得できる知識
粘着・剥離現象のメカニズムについて,理論的枠組みと実例を紹介する。(1)粘着剤の代表的な材料である高分子の力学物性(粘弾性・時間温度換算則),ならびに,粘着の3要素(タック・保持力・粘着力)について,それらの意味をレオロジーの観点から説明する。(2)粘着剤の開発においては,「くっつきやすく,はがしやすい」粘着剤が良いとされる事が多いが,このような良い粘着剤を推定する経験則を紹介する。(3)粘着剤は剥離のとき大変形し,様々な特徴的な形態が形成される場合がある。タック測定時,および,テープ剥離時における形態形成について学びます。
担当講師
【第1部】早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 物理学科 教授 博士(理学) 山崎 義弘 氏
【第2部】荒川化学工業(株) 研究開発本部 フォレストケミカル開発部 TFグループ 佐野 正英 氏
【第3部】ヤスハラケミカル(株) 研究部 部長 吉舎 史晃 氏
セミナープログラム(予定)
【10:30~14:00 ※途中で昼食休憩を挟みます】
第1部 粘着の基本メカニズムと粘着剤の構成について
●講師 早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 物理学科 教授 博士(理学) 山崎 義弘 氏
【講座の趣旨】
粘着・剥離現象のメカニズムについて,理論的枠組みと実例を紹介する。(1)粘着剤の代表的な材料である高分子の力学物性(粘弾性・時間温度換算則),ならびに,粘着の3要素(タック・保持力・粘着力)について,それらの意味をレオロジーの観点から説明する。(2)粘着剤の開発においては,「くっつきやすく,はがしやすい」粘着剤が良いとされる事が多いが,このような良い粘着剤を推定する経験則を紹介する。(3)粘着剤は剥離のとき大変形し,様々な特徴的な形態が形成される場合がある。タック測定時,および,テープ剥離時における形態形成の実例を紹介する。
【セミナープログラム】
1.はじめに
1.1 接着と粘着
1.2 粘着・剥離を観るスケール
1.3 用語解説
2.粘着剤のレオロジー
2.1 粘性と弾性
2.2 高分子の粘弾性
2.3 粘着剤に関する経験則
3.粘着剤の大変形・形態形成
3.1 タック測定における事例
3.2 テープ剥離測定における事例
【質疑応答】
【14:15~15:15】
第2部 ロジン系粘着付与樹脂とエマルジョン型タッキファイヤーについて
●講師 荒川化学工業(株) 研究開発本部 フォレストケミカル開発部 TFグループ 佐野 正英 氏
【セミナープログラム】
1.粘着付与樹脂(タッキファイヤー)について
1.1 タッキファイヤーの概要
1.2 タッキファイヤーの相溶性
1.3 タッキファイヤーのガラス転移温度と軟化点
1.4 タッキファイヤーの種類
2.ロジンについて
2.1 ロジンの概要
2.2 各種ロジン誘導体について
2.3 アクリル粘着剤におけるロジンエステルの添加効果
2.4 超淡色ロジン誘導体「パインクリスタル」について
3.エマルジョン型タッキファイヤーについて
3.1 エマルジョン型タッキファイヤーの概要
3.2 エマルジョン型タッキファイヤーの調製方法と特徴
3.3 環境対応指向のエマルジョン型タッキファイヤーについて
3.4 アクリルエマルジョン型粘着剤への添加効果
4.最近の取り組みについて
【質疑応答】
【15:30~16:30】
第3部 テルペン樹脂系タッキファイヤーとその応用について
●講師 ヤスハラケミカル(株) 研究部 部長 吉舎 史晃 氏
【講座の趣旨】
サステナブルマテリアルを原料とするタッキファイヤー「テルペン樹脂」について,原料や特徴,粘接着剤をはじめとする応用例などを幅広く紹介します。
【セミナープログラム】
1.テルペン樹脂の原料「テルペン」とは
1.1 テルペンとは
1.2 樹脂に使うテルペン原料
1.3 テルペンの工業的採取方法
2.テルペン樹脂の構造と特徴
2.1 タッキファイヤーの分類と位置づけ
2.2 テルペン樹脂の種類と構造
2.3 樹脂選びに重要なパラメーター
3.テルペン樹脂の応用例
3.1 配合における基本的な考え方
3.2 粘接着剤用途
3.3 ポリマー・エラストマー改質用途
3.4 その他の用途
4.テルペン樹脂の今後
4.1 機能に対する取り組み
4.2 環境に対する取り組み
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023/1/16(月)10:30~16:30
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき60,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。