SDGsに向けた多孔性材料の開発・活用と最新動向【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
---|---|
担当講師 | 小倉 賢 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
SDGsに向けた多孔性材料の開発・活用と最新動向
≪脱炭素・エネルギー貯蔵・排ガス処理・資源転換を目指した多孔性材料の今とこれから≫
【提携セミナー】
主催:サイエンス&テクノロジー株式会社
SDGs・脱炭素社会実現に向けて、熱エネルギー貯蔵や排ガス処理、資源転換を実現できる可能性を秘めている多孔性材料に今注目が集まっています。
本講座では、ゼオライト,メソ多孔体をはじめとする多孔性材料・触媒の研究開発事例から、SDGsに関与する素材開発動向などを解説します。
セミナー趣旨
ゼオライト,メソ多孔体をはじめ,環境・資源・エネルギーに資する多孔質触媒ならびに機能性材料を研究開発してきた演者事例を踏まえ,今後もSDGsに積極関与する素材開発について概説する。
得られる知識
・ゼオライトの基礎,応用
・メソ多孔体の基礎,応用
・MOFの基礎,応用
担当講師
東京大学生産技術研究所・教授
小倉 賢 氏
セミナープログラム(予定)
1. 環境触媒
1-1. ゼオライト触媒を用いた窒素酸化物浄化
ガソリン自動車排ガス
ディーゼルなど大型自動車排ガス
発電所など固定発生源排ガス
上記排ガスに共通した触媒作用(酸素酸化,窒素酸化物還元)による浄化技術と,ゼオライトや多孔体の特徴を生かした「元素戦略」的な触媒開発・実装例を紹介する。
1-2. MOFを用いた窒素酸化物吸着ならびにアンモニア変換素材開発
ゼオライトやメソ多孔体などの無機酸化物固体からなる多孔質触媒とは異なる表面性能が期待されるMOFの,排ガス浄化への応用例を紹介する。また,排ガス浄化触媒から資源を生み出す触媒へ「元素循環」させる近年のプロジェクトについて紹介する。
2. 資源・エネルギー素材
2-1. ゼオライトを用いた吸着熱回収型吸着材コンポジット開発
通常発熱過程である吸着工程に対して,「熱回収」材を組み合わせることで高効率な吸着プロセスが期待される。その応用に向けた熱回収型吸着材の開発工程について紹介する。
2-2. メソ多孔体を用いた炭素炭素結合反応開拓
これまでゼオライトは多くの石油・石化触媒プロセスに不可欠な酸成分として,炭素炭素結合を開裂する反応に多く用いられてきた。一方,炭素炭素結合を形成する塩基触媒作用は優れた固体触媒が少なく,不均一触媒プロセスでの社会実装例が極めて少ない。多孔体の表面に塩基触媒作用を示す窒素を導入したシリカ材料の開発プロジェクトについて紹介する。またこれらをCO2利用のCCUS型触媒反応に適用する例を紹介する。
□質疑応答
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
配布資料
製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
備考
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。