ロールtoロール 機能性フィルムの成形・塗布・乾燥技術(セミナー)
おすすめのセミナー情報
もっと見る開催日時 | 2024/2/13(火)13:00~17:00 |
---|---|
担当講師 | |
開催場所 | ZOOMによるオンライン講義 |
定員 | - |
受講費 | 39,600円(税込) |
《基礎からていねいに学ぶ》
ロールtoロール 機能性フィルムの
成形・塗布・乾燥技術
高品質な機能性フィルムを製造するための、フィルム成形から塗布乾燥までの
プロセス・設備に関する技術とその課題/トラブル対策など
講座概要
プラスチックフィルムは、電子、医療、食品をはじめとした、ほとんど全ての産業で使用されており、なくてはならない材料となっています。中でも、フィルム表面に機能を有した層を形成して、高付加価値を持たせた機能性フィルムの市場は年々拡大しています。
一般に、機能性フィルムの製造はフィルム成形~塗布~乾燥の工程が含まれますが、どれも重要かつ高度な製造技術が構築されています。これらは、ロールtoロールにより連続製造されるので、多種の工業材料分野でも利用できる汎用性の高い基盤技術です。
本セミナーでは、これらの代表的な設備・プロセスや高品質な製品を得るための技術内容について、分かり易く基本から解説します。特に、PET・TACフィルム成形方法、各塗布方式、乾燥の原理・方法、設備内容やプロセスの特徴について基礎から応用までを学びます。また、実際の製造で発生する様々な欠陥や問題における対策など、役立つような事例等も紹介します。
セミナープログラム(予定)
1.フィルム製品の概要
1-1. 適用分野と用途
1-2. フィルム製品の構成例
1-3. フィルムの製造工程
1-4. フィルムの種類
2.フィルム成形技術
2-1. 製膜方法
2-2. 溶融製膜と溶液製膜
2-3. PETフィルムの特徴
2-4. PETフィルムの製造方法とその技術内容
2-5. PETフィルム製造における技術課題
2-6. TACフィルムの特徴
2-7. TACフィルムの製造方法とその技術内容
2-8. PETフィルム製造における技術課題
2-9. フィルム成形技術まとめ
3.塗布技術
3-1. 塗布技術の基礎
3-2. 塗布方式の分類
3-3. ロール塗布方式の例とその特徴
(グラビア、リバース、キス、キスリバース、ロールナイフ、ワイヤバー他)
3-4. ロール塗布における欠陥 (リビング、ムラ、版目、スジ他)
3-5. ダイ塗布方式の例とその特徴
3-6. その他の塗布方式の例とその特徴
(スライド、カーテン、ディップ、スプレー、スピン他)
3-7. ダイ塗布における技術課題
3-8. 発生する欠陥とその要因分析/対策 (空気同伴現象など)
3-9 塗布技術まとめ
4.乾燥技術
4-1. 乾燥の基礎
4-2. 乾燥の基本原理
4-3. 乾燥方式の例
4-4. 乾燥における欠陥とその要因分析/対策
(皮張り、ピンホール、ハジキ、風ムラ他)
4-5. 測定技術
4-6. 特許にみる欠陥対策、まとめ
5.補足(濡れ性の基礎)
5-1. 濡れ性と接触角・評価方法
5-2. 表面張力と界面活性剤の働き
5-3. 塗布と濡れ
5-4. 表面処理とまとめ
質疑応答
主な受講対象者
・フィルム製造に関わる現場の技術者
・フィルム成形や塗布乾燥関連の技術開発部門の担当者(初級~中級)
・光学フィルムなどの高品質フィルムの開発・商品化に携わる研究者
期待される効果
・高機能フィルム製造技術の全容を知ることができる
・フィルム成形、塗布、乾燥の各工程における技術内容を把握できる
・ロールtoロールでのフィルム製造における技術ポイントや課題を学べる
・製品欠陥などの現場のトラブル対策に関する知識を得る
公開セミナーの次回開催予定
- 開催日時:2024年2月13日(火)13:00~17:00
- 開催場所:ZOOMによるオンライン講義
- 受講料 :39,600円/1名(税込)
※開催1週間前までに最少開催人数に達しない場合は、実施をキャンセルさせていただくことがあります。
※開催の場合は、開催1週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。
※小川講師による出張セミナーをご検討の方は、お問い合わせください。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。