量子コンピュータの基礎と最新研究開発動向《誤り耐性量子コンピュータFTQC時代へ》【提携セミナー】
| 開催日時 | 2026/12/22 (火) 10:00-17:00 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。 |
|---|---|
| 担当講師 | 川畑 史郎 氏 |
| 開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
| 定員 | - |
| 受講費 | 【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 55,000円(税込(消費税10%)、資料付) 【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 60,500円(税込(消費税10%)、資料付) |
量子コンピュータの基礎と最新研究開発動向
《誤り耐性量子コンピュータFTQC時代へ》
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
○注目集める量子コンピュータを、「非専門家向けに」「ポイントをわかりやすく」「俯瞰的に」解説。
○基礎技術から各国の戦略・最先端の開発動向、アプリケーションやユースケース、現状課題および注目技術や素材・部材まで。
◆はじめに
2025年は量子力学が誕生して100周年という記念すべき年「国際量子科学技術年」でした。日本政府は 2025年を量子産業化元年と位置づけ、量子技術の産業化支援を強化する方針を示しました。実際、日本成長戦略会議において量子コンピュータを中心とする量子技術が重点戦略分野として認定され、2026年7月に量子コンピュータに関する官民投資ロードマップが公開されました。一方、トランプ大統領は2026年6月に量子コンピュータに関する大統領令に署名をし、2028年までに量子コンピュータの実用化を目指す方針を発表しました。このように量子コンピュータは現在国際的に大きな盛り上がりを見せています。
量子コンピュータは、重ね合わせや量子もつれなどの量子力学原理を計算に利用したコンピュータです。エラー訂正機能を搭載した誤り耐性量子コンピュータ(FTQC)を用いると、因数分解、機械学習、量子化学計算、金融、線形連立方程式等のいくつかの数学的問題を古典コンピュータに比べて指数関数的に高に解くことが可能となります。そのため、世界的大企業やスタートアップが量子コンピュータハードウェア・ソフトウェアの開発とビジネスを行っています。
本セミナーにおいて、量子コンピュータの基礎から最新動向まで非専門家向けに可能な限りわかりやすく解説を行います。具体的には、量子コンピュータの原理、歴史、ハードウェア、アルゴリズム、アプリケーションについて詳細かつ丁寧に解説を行います。さらに、量子エラー訂正、量子クラウド、ユースケース探索、リソース推定などの先端トピックスについても解説を行い、技術課題とビジネス展開の可能性についても紹介を行います。さらに、希釈冷凍器、クライオCMOS、CMOSプロセスを用いた量子集積回路製造・実装技術、極低温部素材(同軸ケーブル、フラッフラットケーブル、アンプ、コネクタ)などの今後注目すべき量子部素材技術と量子サプライチェーン、分散量子コンピュータや量子ネットワークなどの未来量子技術についても解説を行います。
◆本セミナーで習得できること
- 量子コンピュータの基礎知識
- 量子コンピュータの最新研究開発動向
- 量子コンピュータのビジネス動向
- 量子コンピュータ技術の今後の展開
など
◆受講対象者
- 量子コンピュータの基礎について学びたい方。
- 量子コンピュータのビジネス活用を検討されている方。
- 量子コンピュータに関する情報収集・市場調査を行われている方。
- 量子コンピュータの産学官共同研究を検討されている企業の方。
- 量子コンピュータに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
◆必要な予備知識
- 数学(微積分、線形代数)の基礎知識。
- 物理学(力学、電磁気学、量子力学)の基礎知識。
- 計算機科学(プログラミング、アルゴリズム、論理回路)の基礎知識。
があると望ましいが、必ずしも必須ではありません。
文系を含む非専門家向けに可能な限りかみ砕いて平易に解説を行います。
◆過去、本セミナーに参加された受講者の声(一例):
- 量子コンピュータの基本や最先端の研究開発動向から、直面している現実的な課題、今後への展望まで幅広く知見を得ることができ有益でした。
- 全編通して興味深かったですが、エラー訂正の話と実際のハードウェアの進展の部分は特に興味をそそられました。
- 率直な現状や所感もお伺いでき勉強になりました。
- 専門で無い人にも通じる様にかみ砕いた説明をしていただき助かりました。また直近のニュースも踏まえた最新状況を共有いただき、今後最新状況を追いかけやすくなりました。ご講演ありがとうございます。
- 量子コンピュータについての知見が深まりました。貴重な機会をいただきありがとうございました。
- 専門家である講師へ質問もでき理解の助けになりました。ご丁寧な回答感謝いたします。続編を期待しております。
など、各回とも好評の声多数の人気セミナーです!
担当講師
法政大学 情報科学部 教授 川畑 史郎 氏
講師紹介
■ご略歴:
1995年 名古屋大学工学研究科結晶材料工学専攻修士課程修了
1998年 大阪市立大学工学研究科応用物理学専攻博士課程修了(工学博士)
1998年- 通産省電子技術総合研究所 研究員
2001年- 産業技術総合研究所 研究員
2005年- 同 主任研究員
2017年- 同 研究グループ長
2021年- 同 新原理コンピューティング研究センター 副研究センター長
2023年- 同 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT) 副センター長
2024年- 法政大学 情報科学部 教授(現職)
2025年- 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) イノベーション戦略センター フェロー(現職)
その間、オランダTwente大学、スウェーデンChalmers工科大学、フランスCNRS、フランスLaue-Langevin研究所、フランスLPMMC、NTT、広島大学等にて客員研究員や客員教授を併任。
現在、文科省光・量子飛躍フラッグシッププログラムQ-LEAP人材育成プログラム領域プログラムディレクタ及び量子情報処理領域サブプログラムディレクタ。内閣府ムーンショット型研究開発事業 目標6「2050年までに経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」アドバイザー。JSTさきがけ「物質と情報の量子協奏」アドバイザー。JST先端国際共同研究推進事業ASPIREアドバイザー。JST日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業先端国際共同研究推進事業アドバイザー。内閣府BRIDGE評価ワーキンググループ委員。経産省貿易経済安全保障局安全保障貿易管理調査員。経産省研究開発税制等の在り方に関する研究会委員。一般社団法人量子フォーラム量子コンピュータ技術専門委員会副委員長。応用物理学会量子情報工学研究会副委員長。
■ご専門および得意な分野・研究:
量子情報科学、量子物理、物性物理、非線形物理
■本テーマ関連学協会でのご活動:
日本物理学会、米国物理学会、応用物理学会、電子情報通信学会
セミナープログラム(予定)
1.今何が起こっているのか?:FTQC時代の幕開け
1.1 量子力学100周年と2025年ノーベル物理学賞
1.2 本格的な論理量子ビット:超伝導、原子、イオンの三つ巴の戦い
1.3 2030年に向けた各社の野心的ハードウェアロードマップ概観
1.4 トランプ大統領の量子コンピュータ大統領令
1.5 暗号解読のリソース推定: 1週間以内に解読可能
2.量子コンピュータ入門:基礎編
2.1 量子コンピュータの歴史
2.2 量子ビット
2.3 量子チューリング機械
2.4 量子論理回路
2.5 量子アルゴリズムと量子計算量理論
2.6 量子コンピュータのエラー
3.量子コンピュータ入門:応用編
3.1 古典エラー訂正と量子エラー訂正
3.2 表面符号
3.3 FTQC(誤り耐性汎用量子コンピュータ)とNISQ(エラー訂正機能を搭載していないノイジーな中規模量子デバイス)
3.4 FTQC向け量子アルゴリズム(因数分解、量子化学、線形代数、CAE、金融など)
3.5 量子コンピュータプログラミング
3.6 量子コンピュータのリソース推定:暗号解読と量子化学計算
4.最新研究開発動向と最先端トピックス
4.1 日本の量子戦略
4.2 世界の量子戦略
4.3 超伝導量子コンピュータ
4.4 シリコン量子コンピュータ
4.5 イオントラップ量子コンピュータ
4.6 中性原子量子コンピュータ
4.7 光量子コンピュータ
4.8 量子クラウド(IBM Quantum Platform、Amazon Braket、Microsoft Azure Quantum、理研量子-HPCハイブリッドクラウドなど)
4.9 量子プログラム言語・量子ソフトウェア開発環境SDK・量子回路シミュレータ
4.10 企業による量子コンピュータユースケース探索事例(化学、材料、機械学習、金融、CAEなど)
5.課題と展望
5.1 FTQC実現のための技術課題
5.2 量子コンピュータ周辺技術(大規模集積化プロセス、フラットケーブル、3次元実装、巨大希釈冷凍機、クライオ CMOS、超伝導制御回路など)
5.3 下町量子コンピュータ:部素材技術と量子サプライチェーン(同軸ケーブル、フラットケーブル、アンプ、コネクタなど)
5.4 量子未来社会に向けた新技術:分散量子コンピュータと量子ネットワーク
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2026年12月22日 (火) 10:00-17:00 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
開催場所
Zoomによるオンラインセミナー
受講料
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 55,000円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき44,000円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 60,500円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき49,500円
*「見逃し視聴あり」でお申込の場合、当日のご参加が難しい方も後日セミナー動画の視聴が可能です。
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
備考
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
- 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
- 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。) - セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。





























