「QSAR(定量的構造-活性相関)」の基本と可能性や限界を知り、拡張系での「3D-QSAR」を学び、AI時代の「AI-QSAR」を考え、創薬や化合物規制への展開を探る。【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2023/8/17(木)13:00-17:00 |
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担当講師 | 湯田 浩太郎 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:41,800円 【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:47,300円 |
☆薬理・毒性予測・評価に極めて重要な「QSAR(定量的構造活性相関)」。
☆本講座では、以下のようなポイントと共に、基礎から丁寧に解説致します!
①QSARの基本と応用 ②創薬/安全性分野等への適用事例
③SAR, QSAR, (Q)SAR, QtSAR, 3D-QSAR, AI-QSAR等、各種QSARの解説
④ICH M7でのQSAR関連解析ソフトと人工知能ソフトの連携内容
⑤創薬等への展開、ビッグデータやChat GPT時代におけるAI-QSAR
☆その他内容も盛りだくさん。詳細は、プログラム項目をご参照ください。
「QSAR(定量的構造-活性相関)」の基本と
可能性や限界を知り、拡張系での
「3D-QSAR」を学び、AI時代の「AI-QSAR」を考え、
創薬や化合物規制への展開を探る。
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
QSAR(定量的構造-活性相関)は、薬理・毒性予測・評価において極めて重要な基本技術であり、このQSARは創薬や化合物規制関連等の分野の様々な場面で適用されている。しかし、QSAR の本質を知らなければ誤適用等も頻発し、本来の研究の方向性や解釈を間違う原因となる。創薬の信頼性向上を実現し、国内及び国外の様々な化合物規制法(薬事法、ICH M7、化審法、労安衛法、REACH、他)への対応やクリアに関してはこのQSARの適切な理解と適用が極めて重要である。
QSAR自体も関連技術の発展等に伴い、3D-QSARへと進化し、創薬関連分野では重要な役割を果たしてきた。本講座ではこの3D-QSARに関しても基本を学び、QSARとの違いを学ぶ。また、現在のAI(人工知能)技術時代に適応可能なAI-QSARについても考察する。
◆受講後、習得できること
- QSARの基本と応用を知る
- QSARの適用事例を知る
- ICH M7でのQSAR関連解析ソフトと人工知能ソフトの連携内容を知る
- QSARや3D-QSAR の適用事例を学び、創薬/安全性分野への展開を考える
- ビッグデータ、データサイエンス及びAI(人工知能)の時代におけるAI-QSAR を考える
◆講演中のキーワード
- QSAR
- 毒性評価
- ICH M7
- 3D-QSAR
- AI創薬
◆本テーマ関連法規・ガイドライン
- 薬事法
- 化審法
- ICH M7
- REACH
担当講師
株式会社インシリコデータ
代表取締役 薬学博士
湯田浩太郎 先生
■経歴
1979年3月 東北大学薬学部大学院薬学研究科 薬品合成化学 博士過程終了
1979年7月~1981年8月 米国ペンシルバニア州立大学化学科 P.C.Jurs研究室 リサーチアソシエイト
1981年9月 豊橋技術科学大学 第5工学系
1983年12月~2009年6月 富士通株式会社 化学・製薬関連企業研究所の研究システム構築とコンサルタント
2009年7月~2010年3月 (独)国立環境研究所勤務 安全性予測システム関連業務に従事
2010年5月28日 株式会社インシリコデータ 設立 取締役社長に就任
■専門および得意な分野・研究
・医薬化学 (Medicinal Chemistry)
・構造-活性相関 (Structure-Activity Relationships)
・化学多変量解析/パターン認識 (Chemical Multivariate & Pattern Recognition)
・計算機化学 (Computer Chemistry)
・計算毒性学 (Computational Toxicology)
■本テーマ関連学協会での活動
・日本薬学会構造活性相関シンポジウム幹事 1995年~
・神戸大学クリニカル・ゲノム・インフォマティクス 人材養成ユニットでのADMEシミュレーション講義実施
・大阪大学臨床医工学融合研究教育センター 招聘教授 2005年~2011年3月
・サイバー絆研究所(Institute for Cyber Associates) 理事 2012年~
・日本実験動物代替法学会 評議員 2013年~
・CBI Journal 編集委員、評議員 2013年~
・CBI学会、「計算ADMET」研究会 専門委員 2023年~
・東北大学統合機能創成分子科学卓越大学院プログラム委員 2020年~
セミナープログラム(予定)
1.QSARの基本を知る
・SARからHansch-fujita法への展開
・QSARの適用性と適用限界を知る
・QSARの解析手法と適用パラメータ
・パラメータの決定について
・化合物でのQSARの適用範囲と限界
2.QSARの適用事例
・創薬関連での適用
・安全性関連研究分野での適用
3.様々なQSARについての解説
SAR, QSAR, (Q)SAR, QtSARおよびQlSAR, 3D-QSAR, AI-QSAR
4.コンピュータによる予測が重要な理由
・仮想化合物への適用可能性
・実際に化合物合成する前に活性・毒性の有無を評価できる
・評価技術(データサイエンスや人工知能)が進歩し続けている
5.ICH M7でのQSARソフトとルールベースに基づく二種類の予測
・QSARベース(データサイエンス手法)
・AIベース(ルールベース手法とニューラルネットワークから深層学習まで)
・解析支援システム概要
ADMEWORKS, DEREK, その他
6.QSARの展開と拡大(定量性と定性との違いの区別)
・Qt-SAR(定量的構造活性相関)とQl-SAR(定性的構造活性相関)の違い
・EuroTOXのQSAR支援システムは(Q)SARとなった。
・Read-acrossとは:
化学物質の有害性を試験データのある類似物質からエキスパートジャッジにより推計する手法。
カテゴリーアプローチや類推の類義語。
・有害性評価支援システム統合プラットフォーム(HESS)
無料で公開されている化学物質の反復復投与毒性をカテゴリーアプローチにより予測することを支援する有害性評価支援システム統合プラットフォーム(HESS)。
7.創薬分野での3D-QSARの展開
・3D-QSAR とは(ドッキングシミュレーションの定性評価にQSARの定量評価を組み合わせた手法)
・種類(CoMFA:Comparative Molecular Field Analysis、
SARDE:Structure-Activity Relationships by Domain Effects)
8.創薬等への展開
・QSAR関連技術の創薬への採用と適用
高速インシリコスクリーニング、ドラグリポジショニング、マルチアクティビティスクリーニング他。
9.Chat GPT時代のAI-QSARを考える
・QSARへのAI導入の流れは古くからあった。
・最新のAI技術と今後のQSARは
・自動型QSARから自律型QSARへ
10.まとめと討論
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023年8月17日(木) 13:00-17:00
開催場所
Zoomによるオンラインセミナー
受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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