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強い特許を創出するための「発明のヒアリング方法とまとめ方」(セミナー)
2024/12/4(水)10:00~16:50
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 2022/6/6(月)10:00~16:15 |
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担当講師 | 粕川 敏夫 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 60,500円(税込) |
★より強固な権利構築のために!
知財ミックス戦略の効率的、効果的な実行、活用事例を詳解します!
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
・攻めと守りの知財ミックス戦略の進め方
・ブリヂストンにおけるIPL可視化と知財ミックスによる価値創出マネジメント
・セイコーエプソンにおける特許・意匠・商標・ノウハウを含めた知財ミックス戦略の進め方
・知財ミックスの考え方が分かる
・知財ミックス実施のための組織体制が分かる
・効果的な知財ミックス戦略の実施、活用ポイントが分かる
【第1部】つむぎ国際特許事務所 代表弁理士 粕川 敏夫氏
【第2部】(株)ブリヂストン 知的財産部門 部門長 荒木 充氏
【第3部】セイコーエプソン(株) ビジュアルプロダクツ事業部 エキスパート 小嶋 輝人氏 (元・知的財産本部 特許技術部 部長)
(10:00~12:00)
「攻めと守りの知財ミックス戦略の進め方」
つむぎ国際特許事務所 代表弁理士 粕川 敏夫氏
【講演概要】
現在、取得した知的財産権を効果的に活用し、事業の発展に貢献することが期待されている。 一方、知的財産に関するコストを如何に抑えるかも大きな課題となっている。 このような状況から、事業を特許権、意匠権、商標権をはじめとして知的財産権で多面的に、かつ、効率的に保護することで、より強固な権利の構築が可能となる知財ミックス戦略が、近年注目を集めている。 本セミナーでは、特許の分割出願や、特許から意匠・商標等への変更出願を活用することで、効率的、効果的に実行する実例を紹介する。そのうえで、知財ミックス戦略について、権利取得から、活用に至るまでの留意点などについても解説する。
1.知財ミックス戦略とは
1.1 各種保護手段のメリット・デメリット
(1)知財ミックスとその重要性
(2)企業における知財ミックスの活用状況
2.知財ミックスのパターン
2.1 技術重視型
(1)特許+デザイン(意匠)
(2)特許+ノウハウ
2.2 ブランディング型
商標・キャラクター(著作権)+技術(技術)
2.3 技術ノウハウを中心とした知財ミックス
権利化、秘匿化、先使用権、営業秘密
3.知財ミックス実施のための組織・体制と課題
3.1 知財ミックスと組織の壁
3.2 知財ミックス戦略とコスト管理
(1)分割・変更出願の活用とコスト削減
(2)公開と権利化とのミックスのバランス
4.知財ミックス戦略活用の具体的事例
4.1 技術とデザインの知財ミックス事例
4.2 変更出願を活用した特許と事例
4.3 ノウハウ・先使用権のミックス事例
4.4 中国の特許出願と実用新案出願
5.まとめ
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(13:00~14:30)
「ブリヂストンにおけるIPL可視化と知財ミックスによる価値創出マネジメント」
(株)ブリヂストン 知的財産部門 部門長 荒木 充氏
【講演概要】
内閣府/知財推進計画2021では「どのような社会的価値創出を行おうとしているのか、そのためにどのような知財を活用して、どのようなビジネスモデルで価値提供とマネタイズを実現することを目指すのかという戦略的意思の表明」が企業に期待されている。また、コーポレートガバナンスコード改訂にも表れているように、分かりやすく具体的に知財情報を開示すること、また、持続的な事業成長に資する知財の効果的な活用が求められている。 DX活用が軸となるこれからの事業競争環境では、知財リソースから事業モデルを組み上げていくプロモーターとしての役割が知財部門に必要となる。IPランドスケープによる可視化と ビッグデータを事業価値に変換する知財ミックス設計を軸とした知財マネジメント変革の取組みをご紹介する。
1.ソリューション事業推進を軸にしたブリヂストンの経営戦略
1.1 DX活用がもたらす事業環境変化
1.2 事業モデル変革コンセプト
1.3 3つのレベルでの事業具体例
2.事業変革に貢献する知財機能見直し
2.1 現物現場でR&Dに寄り添った知財創出
2.2 バリューチェーン全体スコープとする知財可視化
2.3 ビッグデータを事業価値に変換する知財マネジメント
3.知財マネジメント変革:知財ミックスと内向き/外向きIPL
3.1 ブリヂストンのIPLコンセプト
3.2 ブリヂストンの知財ミックスコンセプト
3.3 事業での活用例
4.IPL手法の実際例
4.1 ミクロ・マクロ両面からのアプローチ
4.2 非特許情報と複合した分析例
4.3 他業界分析からの学び
5.組織・人材面での知財マネジメント変革
5.1 社内外の連携マネジメント
5.2 次世代知財人財の育成
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(14:45~16:15)
「セイコーエプソンにおける特許・意匠・商標・ノウハウを含めた知財ミックス戦略の進め方」
セイコーエプソン(株) ビジュアルプロダクツ事業部 エキスパート 小嶋 輝人氏(元・知的財産本部 特許技術部 部長)
【講演概要】
事業を支える知財戦略の基本はポートフォリオ戦略である。特許だけでなく、意匠・商標・ノウハウも含めたトータルのポートフォリオ構築が可能になれば、事業を多角的に支えることができるようになる。本講義では最初に、ポートフォリオ構築の基本的方法を、特許クラスターの考え方と特許ステータスマップという新たなフレームワークを用いて学ぶ。続いて、令和元年の意匠法改正により可能となった意匠ポートフォリオの構築を、特許クラスターのような考え方に従って考案する。そして、保護対象となっている技術やデザインを、技術名称、デザイン名称という形で命名し、商標として保護する戦略を交えつつ、プロダクトライフサイクルの後期に至っても、事業の競争優位性を高水準で保つ知財ミックス戦略を紹介する。
1.はじめに
1.1 「出願先行・活用戦略後付け」の問題
1.2 Proactiveであるとはどういうことか
1.3 技術立国日本の衰退原因の一角
2.セイコーエプソン知財部門の歴史
3.BP活動と特許クラスター
3.1 活用戦略に応じた必須特許の類別
3.2 技術独占の条件
3.3 特許クラスター
3.4 競争に勝つための特許分布設計
4.特許ステータスマップの基本的考え方
4.1 特許ステータスマップとは
4.2 技術開発の流れと特許の活用
4.3 技術のポジションと特許のステータス
4.4 特許クラスターはどこに作るべきか
5.特許ステータスマップとIPランドスケープ
5.1 他社の技術ポジションの境界問題
5.2 組織分析表による重要開発テーマの抽出
5.3 特許ステータスマップへの落とし込みによる境界問題の解決
5.4 特許情報との組み合わせによる具体的施策の検討
6.プロダクトライフサイクルに応じたポートフォリオ管理
6.1 プロダクトライフサイクルと知財活動の関係
6.2 BP活動
6.3 オープンイノベーション活動
6.4 他社特許対策活動
7.意匠ポートフォリオの構築
7.1 令和元年の意匠法改正
7.2 意匠クラスターと意匠ポートフォリオ
8.知財ミックス
8.1 技術名称・デザイン名称
8.2 技術領域の特徴に応じたポートフォリオ構築活動
8.3 プロダクトライフサイクルを支える知財ミックス
2022/6/6(月)10:00~16:15
Zoomによるオンライン受講
1名につき60,500円(消費税込み、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕
資料は事前に紙で郵送いたします。
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※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。