微生物を活用した貴金属・レアメタルの分離回収の基礎と脱炭素型リサイクルへの応用【提携セミナー】
| 開催日時 | 未定 |
|---|---|
| 担当講師 | 小西 康裕 氏 |
| 開催場所 | 未定 |
| 定員 | - |
| 受講費 | 未定 |
○バイオ吸着、バイオ還元・ナノ粒子化など分離回収に活用できる微生物機能の基礎から、
廃プリント基板や使用済み触媒、リチウムイオン電池など様々な応用事例まで。
取り巻く現状や既存技術との関係、最新研究動向なども交えながら解説。
○微生物に関する、予備知識がなくても受講可能です！
微生物を活用した貴金属・レアメタルの
分離回収の基礎と脱炭素型リサイクルへの応用
【提携セミナー】
主催：株式会社情報機構
特定の微生物(パン酵母、金属イオン還元細菌)は、酸性溶液中の有用金属イオンに対する吸着機能、また中性溶液中の貴金属イオンに対する還元・ナノ粒子化機能を備えている。本セミナーでは、このような微生物機能を活用する貴金属・レアメタルの分離回収について、その基礎から脱炭素型リサイクル技術への応用に至るまで、微生物に関する予備知識がなくても理解できるよう解説する。
◆受講後、習得できること
- 微生物を活用する貴金属・レアメタル分離回収（バイオ吸着、バイオ還元・ナノ粒子化、バイオ抽出）の基礎知識
- 貴金属・レアメタルのバイオ分離回収に関する最新の研究成果
- 都市鉱山からの有用金属リサイクルへのバイオ分離回収の応用例
- 有用金属リサイクルにおける既存技術とバイオ技術の関係
- バイオ湿式リサイクル技術の課題と展望
など
◆受講対象者
- 都市鉱山からの貴金属・レアメタル等の分離回収技術に興味のある方
- 脱炭素型金属リサイクル技術を研究開発するため、貴金属・レアメタルのバイオ分離回収の知見を得たいと考えている方
- 貴金属ナノ粒子のバイオ合成と触媒調製への応用に興味のある方
- 本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
◆必要な予備知識など
この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。
担当講師
大阪公立大学 理学研究科 客員研究員／大阪府立大学 名誉教授
小西 康裕 先生
1983年に大阪府立大学大学院博士課程修了．工学博士．同大学の助手，講師，助教授を経て，2000年に教授，2010年に資源循環工学研究所長を兼務．1988～1989年にはカリフォルニア大学・バークレー校客員研究員．2020年に大阪府立大学名誉教授，現在は大阪公立大学・客員研究員
セミナープログラム（予定）
１．金属資源を取り巻く現状
1）需要・供給
2）天然鉱山と都市鉱山
２．貴金属・レアメタル分離回収の既存技術
1）乾式法と湿式法
2）湿式法における要素技術(溶媒抽出法、吸着法、電解採取など)
3）都市鉱山開発と既存リサイクル技術
３．水溶液中の有用金属イオン分離回収に活用できる微生物機能
1）バイオ吸着(バイオソープション)
2）バイオ還元・ナノ粒子化(バイオミネラリゼーション)
3）バイオ抽出(バイオリーチング)
４．バイオ吸着
1）パン酵母（市販の乾燥細胞）を利用する各種金属イオンの吸着
2）Eスクラップ（廃プリント基板等）強酸性溶解液や工業廃液への応用
５．バイオ還元・ナノ粒子化
1）金属イオン還元細菌（シワネラ属細菌）による貴金属イオンの還元・析出
2）使用済み触媒（自動車用、燃料電池用）溶解液への応用
６．バイオ抽出
1）鉄・硫黄酸化微生物による金属硫化物からの有用金属の抽出
2）硫化銅鉱石等に対する商業プロセス
3）鉄イオン還元細菌による金属酸化物からのレアメタルの抽出
4）リチウムイオン電池(正極活物質)への応用
７．バイオ湿式リサイクル技術の実用可能性
1）金属リサイクルとその効果
2）バイオ湿式技術と既存技術の比較
3）バイオ湿式リサイクル技術の課題と展望
８．質疑応答（適宜）
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料等について
●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
- 配布資料に関するご案内は、開催1週前～前日を目安にご連絡致します。
- 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
（土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。） - セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。（全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。）
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
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