高分子材料劣化の機構解析と対策技術、および環境問題【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 黒田 真一 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
●本講演では、高分子の多彩な劣化メカニズムならびにその解析手法について事例を交えながら
要領よく解説。また、酸化防止剤、紫外線吸収剤と光安定剤の種類、特徴、作用についても解説します。
●近年大きな問題となっている海洋プラスチックごみやマイクロプラスチックなどの環境問題に
高分子の劣化がどのように関係しているかもお話します。
高分子材料劣化の
機構解析と対策技術、および環境問題
《海洋プラスチックごみやマイクロプラスチックなどの環境問題との関係性》
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
高分子材料は、自然環境に曝されているうちに物理的・化学的作用を受け、徐々に本来の特性を失い実用に耐えなくなる。これは、高分子材料の特性が発現するもととなる分子の化学構造と集合状態が変化するためである。このような高分子の劣化を防止し、安定性・耐久性を向上させるために多くの努力が払われている。しかし、この努力が効率的に結実するためには、劣化メカニズムの基本を理解し、また劣化挙動を正しく解析することが重要である。
本講演では、高分子の多彩な劣化メカニズムならびにその解析手法について事例を交えながら要領よく解説する。また、酸化防止剤、紫外線吸収剤と光安定剤の種類、特徴、作用についても解説する。さらに、近年大きな問題となっている海洋プラスチックごみやマイクロプラスチックなどの環境問題に高分子の劣化がどのように関係しているかを概説する。
◆受講後、習得できること
- 高分子の劣化メカニズムの基本を理解する。
- 多彩な劣化解析手法の概要を習得する。
◆受講対象者
- プラスチック成形加工業者、プラスチック利用製品メーカー、プラスチック利用製品ユーザーを主な対象とする。
◆必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど
- 初歩的な物理化学、有機化学、自分が扱う材料の物性に関する基本事項を修得していることが望ましい。
◆講演中のキーワード
劣化機構、劣化挙動、劣化試験、劣化評価、寿命予測、安定化対策
担当講師
国立大学法人群馬大学大学院 理工学府 特任教授 黒田 真一 氏
セミナープログラム(予定)
1.はじめに
1.1 劣化とは?
1.2 劣化の要因と発現挙動
2.高分子の熱・熱酸化劣化機構
2.1 ポリオレフィンの劣化過程
2.2 高分子の自動酸化
2.3 芳香族高分子の劣化過程
3.高分子の光劣化機構
3.1 光化学の基礎
3.2 光劣化の素過程
3.3 光劣化の支配因子
4.高分子劣化挙動の解析
4.1 促進劣化試験
4.2 分子量変化(SECによる解析)
4.3 化学構造変化-1(IR分光測定による解析)
4.4 化学構造変化-2(ケイ光、リン光測定による解析)
4.5 モデル化合物を用いた解析
4.6 高次構造変化(顕微鏡観察、X線回折、熱測定、動的粘弾性測定による解析)
4.7 力学物性変化(引張試験、曲げ試験、衝撃試験)
4.8 化学構造変化-高次構造変化-物性変化の相関
4.9 寿命予測
5.高分子の安定化対策
5.1 酸化防止剤
5.2 紫外線吸収材(UVA)
5.3 ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)
5.4 安定剤の相乗効果
5.5 高次構造制御による安定化
6.高分子の環境問題
6.1 マイクロプラスチック
6.2 海洋プラスチックごみ
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
※学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引
●録音・録画行為は固くお断り致します。
備考
配布資料等について
●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。
・お申込の際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございますことご了承ください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
お申し込み方法
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