高分子材料における複屈折の発現メカニズムと計測、制御方法【提携セミナー】

複屈折の基礎と制御方法

高分子材料における複屈折の発現メカニズムと計測、制御方法【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2024/1/31(水)12:30~16:30
担当講師

信川 省吾 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 1名につき49,500円(税込)

★複屈折はどのようにして発生するのか、どう制御するのか?
複屈折の基本的な知識から、各種高分子を事例にその制御方法を詳解!

 

高分子材料における複屈折の発現メカニズムと

計測、制御方法

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

 

講座内容

近年、液晶ディスプレイなどの光学材料には柔軟で丈夫な高分子材料の利用が進められており、その光学特性の高性能化や精密化が課題となっております。本講演会では、高分子材料の偏光や複屈折に関する基礎について解説し,光学特性制御の最近の事例を紹介します。

 

 

習得できる知識

・屈折率,複屈折,偏光の基礎
・光学位相差(複屈折)の発現機構と計測方法
・高分子材料における複屈折の種類
・側鎖導入,添加剤,構造制御,成形方法に基づく複屈折の制御

 

 

担当講師

名古屋工業大学 大学院工学研究科工学専攻 生命・応用化学系プログラム 准教授 信川 省吾 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

1.複屈折の基礎
1.1 屈折率と複屈折
・スネルの法則、屈折率の理論、波長依存性
・複屈折と分極率異方性、計算
1.2 偏光と複屈折
1.3 偏光子と波長板の違い
1.4 複屈折の測定手法
1.5 複屈折の波長依存性
・正分散性と逆分散性
1.6 複屈折と視野角
・面内複屈折と面外複屈折
・視野角と面外複屈折の関係

 

2.高分子材料の複屈折制御
2.1 高分子の複屈折の分類
・複屈折の分類
2.2 分子配向と複屈折
・応力光学則
・固有複屈折と配向度
・成形方法と複屈折
2.3 複屈折の逆波長分散性の制御
2.4 高分子ブレンド・共重合体の複屈折
2.5 側鎖修飾多糖の複屈折
・化学修飾セルロースの複屈折
・波長依存性の制御
2.6 ネマチック相互作用を利用した複屈折制御
・低分子化合物による複屈折制御
・外部刺激による複屈折制御
2.7 形態複屈折を利用した逆波長分散性材料の設計
・表面ナノ構造,ミクロ相分離構造,ナノフィラー
・逆波長分散型位相差フィルム
2.8 低分子を利用したTACフィルムの視野角制御
・低分子を用いた3次元屈折率制御

 

3.ガラス状高分子の光弾性複屈折
3.1 光弾性複屈折について
3.2 光弾性係数制御の基礎
3.3 高分子ブレンド・共重合・添加剤による制御の限界
3.4 ポリカーボネートの逆可塑化現象と光弾性係数の関係
3.5 配向フィルムにおける光弾性係数の異方性

 

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024/1/31(水)12:30~16:30

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき49,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき44,000円(税込)〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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