プラスチック/ゴムの劣化・破壊メカニズムとその事例および寿命予測法【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 倉地 育夫 氏 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
定員 | 30名 |
受講費 | 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円) 会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) |
環境対応技術について、高分子材料に焦点を当てて解説!
プラスチック/ゴムの劣化・破壊メカニズムと
その事例および寿命予測法
セミナー修了後、受講者のみご覧いただける期間限定のアーカイブ配信を予定しております。
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
高分子材料は、化学変化で劣化すると仮定しアーレニウスプロットでその寿命予測を行う。物理変化も劣化因子として考えなければいけない場合には、過剰変形や高温加熱などの促進試験を加える。そして市場での劣化を化学変化や物理変化を独立して試験して、製品の仕様を決めてゆく。
高分子材料の寿命予測ではこのように行われてきたが、市場における複雑な変化を実験室で独立した事象として実験している問題が存在する。タグチメソッドでは、誤差の調合などを行う進歩があり、設計段階でのロバスト確保の一手段として活用されるようになった。
本セミナーでは、高級フィルムカメラの裏蓋の破壊事例はじめ具体的な事例を中心に高分子材料の劣化や破壊について基礎から説明するとともに、問題解決手法として無償公開しているソフトウェアーを用いたワイブル統計解析やデータマイニングの手法も解説する。
◆受講対象
(1)高分子材料開発を担当する技術者
(2)高分子材料の品質管理を担当する部門の担当者及び管理者
(3)高分子材料のツボも説明いたしますので、高分子材料専門外でも役立ちます。
◆キーワード
ゴム,ポリマー,変色,高分子,ケミカル,オンライン,WEBセミナー
担当講師
(株)ケンシュー 代表取締役 工学博士 倉地 育夫 氏
【略歴】
1979年3月名古屋大学工学研究科博士課程前期修了、同年4月ブリヂストンタイヤ(株)(現:(株)ブリヂストン)入社。1983年科学技術庁無機材質研究所留学。1991年コニカ(株)(現:コニカミノルタ(株))主任研究員、1993年福井大学工学部客員教授、2005年コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)グループリーダー、2008年同担当部長、2011年3月11日早期退職者制度により退職、(株)ケンシュー設立、代表取締役。
専門は材料技術。(株)ブリヂストンで起業した高純度βSiC半導体技術は平成19年度日本化学会化学技術賞受賞、フィルムの帯電防止技術について2000年日本化学工業協会技術特別賞受賞、ゾルをミセルに用いたラテックス製造技術により2004年写真学会ゼラチン賞受賞
現在:日本化学会会員、高分子学会会員、高分子同友会OB会員
セミナープログラム(予定)
1.固体の破壊力学
1-1 破壊とは
1-2 材料力学と破壊力学
1-3 Griffithの理論
1-4 線形破壊力学の要点
1-5 フラクトグラフィー
1-6 ワイブル統計
1-7 事例:セラミックスの破壊解析
2.高分子の破壊
2-1 高分子概論
2-2 高分子の破壊機構
a.エラストマーの破壊力学
b.クレイジング
c.事例:ポリ乳酸
2-3 高分子の劣化機構
a.化学劣化
b.物理劣化
2-4 ケミカルアタック
3.高分子の寿命予測
3-1 寿命予測概論
3-2 事例:免振ゴムの品質保証
3-3 事例:寿命予測の失敗例(高級カメラの事例)
3-4 事例:ゴムローラの初期故障
3-5 事例:光学部品を力学で評価
4.マテリアルインフォマティクス(MI)
4-1 データマイニングについて
4-2 事例:組立メーカーのクレーム解析
(コンパウンドメーカーの立場で解析)
4-3 タグチメソッド
5.まとめ
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
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