眼科DDS開発動向とその低侵襲化技術【提携セミナー】

眼科DDSセミナー

眼科DDS開発動向とその低侵襲化技術【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2024/4/3(水)10:30~16:30
担当講師

岡部 高明 氏
村上 達也 氏
加藤     浩 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 60,500円(税込)

★ 前眼部、緑内障、後眼部領域のDDS開発動向!

★ 最前線のメーカー研究者が語る 眼科製剤開発の重要ポイント、将来展望!

★ 特許動向から研究開発や実用化の方向性を検討

 

眼科DDS開発動向とその低侵襲化技術

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

  • 最近の眼科DDS開発状況
  • 後眼部疾患治療のためのHDL点眼剤の開発
  • 眼科DDSの低侵襲化技術に関する特許動向

 

 

習得できる知識

  • グローバルを含めて眼科治療の最新動向
  • 後眼部疾患に対する低侵襲で持続的な投与方法
  • 特許目線からみる眼科DDSの低侵襲化技術

 

 

担当講師

【第1部】参天製薬(株) 製品研究統括部 新規モダリティ開発グループ Leader 岡部 高明 氏
【第2部】富山県立大学 工学部 医薬品工学科 教授 村上 達也 氏
【第3部】青山特許事務所 弁理士 加藤 浩 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

(10:30~12:30)

「最近の眼科DDS開発状況」

参天製薬(株) 製品研究統括部 新規モダリティ開発グループ Leader 岡部高明 氏

 

【講座主旨】

各種眼疾患をご紹介させて頂き、未充足ニーズの変化や治療トレンドを踏まえ眼科DDS技術で各社がどのように課題解決を図ろうとしているか、最近の開発動向を交えながらご紹介いたします。また、これまでの経験から眼科製剤開発において重要と思われるポイントや将来展望なども合わせてご紹介致します。これらの内容が新たな眼科治療法開発のヒントになれば幸いです。

 

【講演内容】

1.主な眼疾患

1.1 前眼部疾患のご紹介と未充足ニーズ

1.2 緑内障のご紹介と未充足ニーズ

1.3 後眼部疾患のご紹介と未充足ニーズ

 

2.DDS開発動向

2.1 前眼部領域

2.2 緑内障領域

2.3 後眼部領域

 

3.眼科DDS開発におけるポイント

3.1 点眼DDS

3.2 DDS注射剤

3.3 その他

 

4.今後の眼科DDS開発および治療トレンド

 

5.まとめ

 

注)上記の項目や順序は変更する場合がありますので、予めご了承願います。

 

【質疑応答】

 


(13:15~14:45)

後眼部疾患治療のためのHDL点眼剤の開発

富山県立大学 工学部 医薬品工学科 教授 村上 達也 氏

 

【講座主旨】

我々が京都大学眼科と共同で進めている、後眼部疾患に対する点眼治療法開発について紹介する。高密度リポタンパク質(High-density lipoprotein, HDL)はヒト血中に存在する脂質/タンパク質複合ナノ粒子である。我々は多様なHDL改変体を作製し、それらの眼科DDSにおける有用性を報告してきた(J. Control. Release, 266, 301-309 (2017); Adv. Therap., 6, 2300186 (2023); ACS Appl. Bio Mater., 7, 99-103 (2023))。本講演では、まずHDLの構造と生物活性について概説し、その後HDL改変体の作製とin vivo/in vitro機能評価、さらに工業生産に適したHDL再構成方法について紹介する。

 

【講演内容】

1.HDL

1.1 構造

1.2 機能

 

2.HDL改変体

2.1 作製

2.2 加齢黄斑変性モデルマウスに対する治療効果

2.3 後眼部移行ルート

2.4 In vitro抗炎症・コレステロール排出・抗血管新生活性

 

3.HDL再構成法

3.1 Urea-assisted method

3.2 Microfluidic method

 

4.将来展望

 

【質疑応答】

 


(15:00~16:30)

眼科DDSの低侵襲化技術に関する特許動向

青山特許事務所 弁理士 加藤浩 氏

 

【講座主旨】

眼科DDSの低侵襲化技術について研究開発や実用化を推進するためには、特許動向の調査・分析が必要不可欠である。すなわち、特許出願の動向を把握したうえで、研究開発や実用化の方向性を検討し、どのような特許を取得し、どのように活用するかについて判断することが重要である。このような取り組みにより、研究成果を事業活動に最大限に活かすことができる。本講演では、このような視点から、眼科DDSの低侵襲化技術に関する特許動向について説明し、今後の研究開発戦略や特許戦略の方向性について解説する。

 

【講演内容】

1.眼科DDSの低侵襲化技術における特許の重要性

1.1 眼科DDSの低侵襲化技術における特許の役割

1.2 眼科DDSの低侵襲化技術の特許調査の手法

 

2.眼科DDSの低侵襲化技術の特許動向

2.1 医薬成分

(有効成分、抗VEGF薬、点眼DDS、DDS注射剤、薬物キャリア、血液眼関門トランスポーター、その他)

2.2 医薬用途

(緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症、網膜色素変性症、その他)

2.3 DDSの特性・性質

(半減期、投与間隔、眼内滞留性、徐放性、安定性、その他)

2.4 DDSの対象領域

(前眼部領域、後眼部領域、緑内障領域、血液網膜関門、血液房水関門、角膜・網膜、その他)

 

3.眼科DDSの低侵襲化技術の特許出願の課題

3.1 特許出願のタイミングと注意点

3.2 特許文献の読み方(クレーム解釈)

3.3 研究開発に必要な特許調査の注意点

3.4 研究開発戦略と特許戦略の一体化

 

4.眼科DDSの低侵襲化技術の特許実務

4.1 広くて強い特許とは、どのような特許か

4.2 どの程度の進歩性が要求されるのか(従来技術との比較データなど)

4.3 どの程度の開示が要求されるのか(実験データ、薬理データ)

4.4 特許審査(拒絶理由)への対応

 

5.眼科DDSの低侵襲化技術における今後の特許戦略の新たな視点

5.1 最近の特許審査の傾向と登録特許の動向

5.2 日米欧、日中韓の特許クレームの比較

5.3 最適な特許明細書・クレームの提案

5.4 眼科DDSの低侵襲化技術の最適な特許戦略の構築に向けて

 

【質疑応答】

 


 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024/4/3(水)10:30~16:30

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき60,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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