金属粉末射出成形(MIM)の基礎と製品設計のポイント・最新技術動向および金属3Dプリンタとの共進化【提携セミナー】
プラスチック加工・成形 生産/製造/加工技術 生産技術・品質保証 専門技術・ノウハウ
金属粉末射出成形(MIM)の基礎と製品設計のポイント・最新技術動向および金属3Dプリンタとの共進化【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2024/6/24(月) 10:30~16:30 |
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担当講師 | 八賀 祥司 氏 |
開催場所 | 【会場受講】 東京・品川区大井町 きゅりあん 5F 第3講習室 |
定員 | - |
受講費 | 通常申込:本体50,000円+税5,000円 E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円 |
金属粉末射出成形(MIM)の基礎と
製品設計のポイント・最新技術動向
および金属3Dプリンタとの共進化
各製造工程と留意点、最適な材料の選び方、設計事例、不良原因と対策、
MIMと共存共栄が期待される最新金属3D積層装置など
【提携セミナー】
主催:サイエンス&テクノロジー株式会社
受講可能な形式:【会場受講】のみ
金属粉末射出成形(MIM)の基礎から活用ノウハウ、最新技術動向までを体系的に学べるセミナーです。
製造工程の詳細と各ポイント、バインダーの種類と結合剤・添加剤配合設計、金属粉末の種類・特徴と選定方法、設計事例とポイント、不良の分類と原因・対策、国際規格と最小値・代表値の考え方、最新金属3D積層装置など、経験豊富な講師が詳しく解説します。
セミナー趣旨
MIMは、金属粉末射出成形と呼ばれる革新技術です。プラスチック射出成形と粉末冶金の技術を融合させ、従来の加工方法では難しかった複雑形状の部品を高精度・高強度で量産することを可能にします。誕生から50年という比較的新しい技術ですが国際規格も制定され、自動車、医療機器、電子機器など、様々な分野でMIM部品が採用されています。
本講座では、MIMの製造方法から材料、製品設計、国際規格、最新の学会発表データまで、MIMに関するあらゆる知識を体系的に学ぶことができます。さらに、3Dプリンティング技術との融合による未来展望まで網羅し、精密複雑部品製造ビジネスの可能性を探ります。
得られる知識
■MIM技術の基礎から最新動向までを体系的に理解■
- プラスチック射出成形と粉末冶金の融合が生み出す革新性
- 豊富なMIM製法の特徴とメリット・デメリット
- 金属粉末の種類と特性、最適な材料の選び方
- 製品設計におけるMIMの活用と留意点
- 国際規格の詳細と最小値・代表値の考え方
- 最新の学会発表データから探るMIM技術の進化
■MIMと3Dプリンティングの共存共栄による未来の製造業■
- 金属粉末利用付加製造(Metal AM)の最新技術と動向
- MIMとMetal AMの強みと弱みを比較
- MIMとBJT/MEXに共通する脱脂と焼結
- 2つの技術を融合した共存共栄のビジネスモデル
受講対象
- 金属部品の製造に携わる技術者・設計者
- MIM技術の導入を検討している企業関係者
- 3Dプリンティング技術の最新動向を知りたい方
- 将来の製造業を担う学生・研究者
担当講師
八賀技術士事務所 代表 八賀 祥司 氏
専門:MIM金属粉末射出成形
武蔵工業大学機械工学科卒業、技術士(試験論文「MIM-SKD11材料開発」2006)。
某素形材メーカー勤務(技術部長)20年間、MIM金属粉末射出成形の材料開発から工程設計、金型仕様設計、生産準備から出荷まで担当。現在は現場を離れ、MIMの普及のため精力的に活動している。活動内容:MIM技術コンサルタント、MIM講習会、専門書への執筆、MIM指南書・金属粉末射出成形ガイドブック出版(2020)
ホームページ: https://sites.google.com/view/mimsen83/home
Blog「日曜MIM知る」: https://mimsen83.blogspot.com/
セミナープログラム(予定)
1.MIM金属粉末射出成形の基礎
1.1 MIM誕生の歴史
1.2 MIM工程概要
1.3 MIMの長所と短所
2.製造工程の詳細~MIM品質の80%は成形と脱脂で決まる~
2.1 混錬、成形、脱脂、焼結工程の解説
2.2 MIMの射出成形
2.2.1 MIM用金型の留意点
2.2.2 MIMに使う射出成形機の留意点
2.3 MIM製法の種類と各種脱脂法
2.3.1 バインダーの種類と結合剤・添加剤配合設計
2.3.2 成形性と変形および寸法精度への影響を解説
2.3.3 溶媒脱脂・加熱脱脂・触媒脱脂
2.3.4 MIMフィードストック設計のポイント
2.4 金属粉末の種類と特徴
2.4.1 水アトマイズ粉・ガスアトマイズ粉・カルボニル粉
2.4.2 合金粉末・混合粉末
2.4.3 高精度化のためにMIM粉末が具備すべき必要条件
2.5 焼結炉の種類と長所短所
2.5.1 バッチ式真空焼結炉・連続焼結炉
3.MIM化のための製品設計のポイント
3.1 他の素形材(ダイカスト、精密鋳造等)との違い
3.1.1 素形材選定基準とポイント
3.1.2 アルミ合金のMIMは存在するのか
3.2 MIM設計事例
3.2.1 不良を発生させないスマート設計
3.2.3 ウエルドを解消させるゲート設計
3.2.4 膨れを解消させるガス逃げ方案設計
3.2.5 アンダーカット部品をMIMで作る方法
3.3 MIMの不良分類と原因と対策
3.3.1 膨れ不良の原因と対策、膨れの気体は何か?
3.3.2 炭素量上限規格不良の原因と対策
3.3.3 高炭素鋼の溶け不調・寸法不良の原因と対策
3.3.4 MIMメーカーでやること製品設計でやること
3.4 MIMの国際規格とJIS
3.5 MIM材料の種類と機械的特性
3.6 すぐに役立つ逆引きMIM材料の選び方
4.最新のMIM関連技術情報
5.MIMと共存共栄が期待される最新金属3D積層装置
5.1 MIMに肉薄する最新金属積層装置
5.2 MIMとBJT/MEXに共通する脱脂と焼結のポイント
SUS316Lの二次脱脂と焼結パターン事例の解説
5.3 MIMとAMの共存共栄の時代が来た~これからのビジネスモデル~
□質疑応答・名刺交換□
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2024年6月24日(月) 10:30~16:30
開催場所
【会場受講】 東京・品川区大井町 きゅりあん 5F 第3講習室
受講料
一般受講:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
★【S&T会員登録】と【E-Mail案内登録】の詳細についてはこちらをご参照ください。
※E-Mail案内登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「E-Mail案内登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みからE-mail案内登録価格が適用されます。
配布資料
- 製本テキスト:当日会場にてお渡しいたします。
備考
※昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中の会場でのパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
特典
本セミナーを受講された方に、『MIM指南書 金属粉末射出成形ガイドブック(八賀祥司氏 著)』の50%オフ割引券を配布いたします。
※上記書籍は弊社では販売しておりませんので、書籍購入方法と割引券使用方法につきましては、セミナー当日に講師にご確認ください。
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