MEMS技術による生体・医用デバイスの研究開発【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 式田 光宏 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
・MEMSでセンサ、MEMSで生体計測! 医療分野に向けて!
・呼気吸気センサ、ヒューマンインターフェース、マイクロニードル……
MEMS技術による
生体・医用デバイスの研究開発
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
■講師より
MEMSは「微小化」というキーワードを基に,従来にはない機能,そして高付加価値なシステムを実現できる学際領域の技術分野になります.
本講義では,最初にMEMS技術の面白さ及び難しさを理解して頂くことを目的として,MEMS技術の歴史的発展経緯を簡単に紹介し,その後,MEMS技術による医用応用の可能性を実際のデバイス開発を通して解説します.
具体的には,呼気吸気計測センサによる生体情報極限計測,ヒューマンインターフェイス,生分解性高分子材料による経皮吸収剤マイクロニードルなどを,幅広くわかり易く解説します.また今後の研究開発に対する参考として,他機関におけるMEMS技術の医用応用例についても紹介します.
◆受講対象者
- エレクトロニクス系企業の技術者・研究者
MEMS技術に従事しており、その応用先を検討している方
MEMS技術への着手を検討中の方、
センサ技術に従事しており、医療分野への展開を検討している方 - 医療・ヘルスケア分野の新規テーマ・研究領域を模索している方 など
担当講師
広島市立大学 情報科学研究科 医用情報科学専攻 教授 博士 (工学) 式田 光宏 先生
平成2年 成蹊大学大学院工学研究科修士課程 修了
同年 株式会社日立製作所 入社
平成7年 名古屋大学工学部 助手
平成13年 名古屋大学 難処理人工物研究センター 講師
平成16年 名古屋大学 エコトピア科学研究機構 助教授
平成19年 名古屋大学大学院工学研究科 准教授
平成26年 広島市立大学大学院情報科学研究科 教授
セミナープログラム(予定)
1 MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術
1.1 概要
1.2 MEMS技術の歴史及び特徴
1.3 MEMSデバイス・システム例
2 MEMSフレキシブルセンサの医用・産業応用例
2.1 肺内部でのその場計測を可能とするMEMS流量センサ(生体情報極限計測)
2.1.1 カテーテル式MEMS流量センサの構造・動作原理
2.1.2 MEMS技術による超小型カテーテル式MEMS流量センサの作製
2.1.3 カテーテル式MEMS流量センサによる呼気吸気計測
2.1.4 カテーテル式MEMSセンサシステムによる肺内部でのその場画像・呼吸同時計測
2.2 MEMS流量センサ技術の波及効果(上記以外の医用応用例)
2.2.1 大規模災害に対応したマルチバイタルサイン計測(呼吸・心拍・体温計測)
2.2.2 気管挿管チューブ内での呼吸管理
2.2.3 薬剤投与システムの高機能化
2.2.4 動物実験用呼吸機能計測デバイス(薬物投与時の副作用評価デバイス)
2.3 MEMSフレキシブルセンサの産業展開
2.3.1 MEMS流量センサの大規模空調システムへの応用
2.3.2 MEMS熱式センサを用いた加速度・壁面せん断応力計測デバイスへの応用
2.4 銅張積層板を用いたMEMSフレキシブルセンサと信号処理回路との一体化構造
2.4.1 銅張積層板を用いた熱式MEMSフレキシブルセンサの構造・作製及び実装プロセス
2.4.2 フレキシブル形態でのMEMSセンサと信号処理回路の一体化
2.4.3 銅張積層板を用いたMEMSフレキシブルセンサの呼吸計測応用例
3 MEMS技術によるヒューマンインターフェイスデバイス開発例(力センサデバイス)
3.1 硬さ検出を可能とするSi製触覚センサデバイス
3.2 繊維状構造体を用いたウエアラブル触覚センサデバイス
3.3 導電性流体を用いた透光性フレキシブルタッチセンサデバイス
4 MEMS技術を用いた次世代経皮吸収製剤(薬剤投与デバイス)
4.1 MEMS技術を用いたマイクロニードルデバイスとその応用例
4.2 MEMS技術を用いた経皮吸収剤用マイクロニードルデバイス開発事例
4.3 MEMS技術による経皮吸収剤用マイクロニードルデバイス作製例
4.4 MEMS技術にモールド技術を組み合わせた生分解性マイクロニードルデバイス開発例
4.5 瞬時薬剤投与を可能にする次世代先端分離型マイクロニードルデバイス
5 MEMS技術を用いた最近の医療応用デバイス例(国際会議での医療用デバイス報告)
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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