機械設計技術者のための設計力強化講座 (名古屋開催)【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
---|---|
担当講師 | 柴谷 壽一 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
★ダントツに魅力ある製品を短期間に「確かな設計」で開発するには?
★強い設計者となるための「機械設計の勘所」を事例を含めて解説・指導します!!
機械設計技術者のための設計力強化講座
《演習付き》
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
いま『ものづくり』の現場では、次世代に向けた商品開発が熾烈を極める中、製品に関わる市場問題の多発やその対応コストの肥大化など、「メイド・イン・ジャパン」のブランドそのものを危ぶむ声が囁かれ出しています。一方、「技術開発」の領域では、近年急速に普及した技術の「デジタル化」が、「すりあわせ技術」を核とした我が国の『ものづくり』の優位性を低下させつつあります。今後、市場のグローバル化が更に進み多様化する技術課題に対応するには、「ものづくり」を原点に戻って再強化することが急務です。
中でも開発の現場には、ダントツに魅力ある製品を短期間に「確かな設計」で開発することが求められています。しかし、90年代から多くの企業で展開された組織のフラット化は、個人の目標管理と成果主義に偏重し過ぎた結果、現場で若手を育成する風土が薄れ、今、中堅技術者の「設計力」や「設計センス」の低下が懸念されています。特に設計者は日々、打ち合わせや調整業務、職場管理などに追われ、肝心な『設計力』を向上させる機会が少ないのが実情です。
本セミナーでは、長年、製品開発の現場で開発設計を担当した講師が、強い設計者となるための「機械設計の勘所」を事例を含めて解説・指導する。
◆習得できる知識
- 製品企画の考え方、開発目標設定の急所
- 機械設計・試験評価の勘所と製造工程で設計品質を確保するポイント
- 設計に必要な論理的思考能力
- 設計者に必要な「設計センス」
◆受講対象
- 機械製品の企画、開発、設計、生産、品質部門に従事する技術者
- 入社3~4年から主任、係長、課長クラスまでの技術者
◆キーワード
機械、設計、試験、評価、製品、生産、品質、強化
担当講師
柴谷設計技術コンサルタント 代表 柴谷 壽一 氏
<学協会>
自動車技術会
<ご略歴>
1967年 北海道大学工学部卒業.同年 トヨタ自動車工業(株)入社.以後、主としてシャシ設計部門でシステム及び製品開発に従事.1999年よりアイシン精機(株)走行系技術部でブレーキ部品の開発に従事.2001年からアドヴィックス(株)で設計監査(DR),未然防止,社内技術教育に従事.2009年~ 設計技術コンサルタント。
セミナープログラム(予定)
1.はじめに
1-1.「ものづくり」の源流は『設計』
1-2.今、「設計力」の強化が急務な理由
1-3.「強い設計者」になるために
1-3-1.必要な意識と心がけ
1-3-2.論理的に考える癖をもつ
1-3-3.設計センスを身に付ける
2.製品企画における勘所
2-1.製品のライフサイクルと対応技術
2-1-1.技術進化の法則
2-1-2.製品の成長と対応する技術
2-2.マーケティングとベンチマーク
2-2-1.開発の「思い」に即した市場調査
2-2-2.効果的な製品ベンチマーク
2-3.開発目標値の適確な設定
3.製品設計の勘所
3-1.図面作成
3-1-1.力学的に合理な形状
3-1-2.適確な仕様/特性/寸法指示
3-1-3.累積公差設計の選択
3-2.材料の選定
3-2-1.金属材料
3-2-2.有機材料
3-3.金属の熱処理/溶接
3-3-1.焼き入れ焼き戻し処理
3-3-2.溶接による材料特性/性能劣化
3-4.表面処理
3-4-1.電気メッキの原理と現象
3-4-2.陽極酸化被膜処理
3-5.腐食/防食処理
3-5-1.腐食の基本メカニズム
3-5-2.異種金属接触腐食と防食設計
3-6.摩擦/摩耗
3-6-1.表面構造と凝着摩擦
3-6-2.表面粗さの選択
3-6-3.摩耗の形態と対応
3-7.ねじ要素
3-7-1.ねじ締結の理論
3-7-2.緩みとねじ破壊
3-7-3.締結部の内力係数と荷重
3-8.強度設計
3-8-1.低サイクル疲労と高サイクル疲労
3-8-2.設計寿命の検証
3-8-3.累積被害則(Miner則)
4.設計審査(DR)の勘所
5.試験評価の勘所
6.製造での「設計品質」つくりこみ
7.演習(設計センスの向上)
・各分野(今回は力学、材力、熱、流体、空間認識・・・など)の基礎的な技術について出題!
・受講者の皆様に考えていただいた後、講師より解答と思考プロセス、ポイントを説明します!
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。
※R&D支援センターの会員登録とは?
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
備考
資料付
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。