局所止血材の使用法と今後の開発ニーズ【提携セミナー】
開催日時 | 2025/12/3(水)11:20~16:05 |
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担当講師 | 石川 哲也 氏 |
開催場所 | Zoomを利用したLive配信 |
定員 | 30名 |
受講費 | 55,000円(消費税込、資料付) |
★ 臨床現場に根差した課題と、術中ニーズの深い理解ができます!
局所止血材の使用法と今後の開発ニーズ
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
婦人科、消化器外科、肝胆膵外科、乳癌手術における局所止血材の選択と効果的な使用法を聴くことができる。その中で現場のニーズ、今後の開発ニーズの生の声から、既存製品の改良や新製品の開発のヒントを学ぶ機会となっている。
習得できる知識
- 婦人科領域での局所止血材の選択と効果的な使用法
- 乳癌手術における局所止血剤の使用と使い分け
- 肝胆膵外科や肝移植での局所止血材の実際と今後の開発ニーズ
- 消化器外科領域における局所止血材に関する現場のニーズ
担当講師
昭和大学江東豊洲病院 産婦人科 准教授 石川 哲也 氏
鹿児島大学 乳腺甲状腺外科学 助教 新田 吉陽 氏
東京大学医学部 肝胆膵・人工臓器移植外科 講師 高本 健史 氏
大阪公立大学大学院 消化器外科 講師 渋谷 雅常 氏
セミナープログラム(予定)
(11:20~12:00)
1.婦人科領域での局所止血材の選択と効果的な使用法
昭和大学江東豊洲病院 産婦人科 准教授 石川 哲也 氏
1.産婦人科領域の手術内容
・産科:妊娠中-卵巣嚢腫、子宮筋腫、急性腹症
分娩時-帝王切開
・婦人科:良性腫瘍、悪性腫瘍
・骨盤臓器脱
・手術方法:開腹手術、腟式手術、腹腔鏡下手術、子宮鏡手下術
2.止血の実際と局所止血材の使用方法・使い分け
・臓器別(卵巣、卵管、子宮)
・疾患別(腫瘍、炎症)
・術式別
3.求められる局所止血材
産婦人科領域の特殊性をふまえて など
【質疑応答】
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(12:55~13:40)
2.乳癌手術における局所止血剤の使用と使い分け
鹿児島大学 乳腺甲状腺外科学 助教 新田 吉陽 氏
1.乳癌の疫学と治療の概要
2.乳癌手術と合併症について
2.1 乳癌手術について
2.2 乳癌手術の合併症
3.乳癌手術における局所止血剤使用
3.1 乳癌手術において局所止血剤に期待されること
3.2 乳癌手術における局所止血剤の成績
【質疑応答】
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(13:55~14:55)
3.肝胆膵外科や肝移植での局所止血材の実際と今後の開発ニーズ
東京大学医学部 肝胆膵・人工臓器移植外科 講師 高本 健史 氏
第1章:肝胆膵外科の止血における特殊性
・重度肝機能低下(肝硬変)患者の凝固能低下への対処
・膵液瘻・胆汁漏による術後遅発性の動脈性大出血のリスク
・外から止血する発想だけでいいのか?
・肝移植レシピエントとドナーそれぞれが抱える止血の問題
第2章:現場が求める止血材の特性
・患者の凝固能に依存しない確実な止血効果。
・安全性(異物反応・癒着回避)と簡便な操作性(出血点にピンポイントに)
・輸血回避(周囲臓器で抑える止血)と臓器間癒着防止(術後臓器再生・創傷治癒)の両立は可能か?
・こんなとき、こんな止血剤があったらいいな(手術映像からシーズを育てて!)
・ロボット手術時代に求められる止血剤の特徴とは?
第3章:止血材の現状と未来
・現状→物理的・凝固促進型など、出血様式に応じた使い分けが不可欠。
・未来→ナノファイバー やハイドロゲルなどの新素材に期待
・展望→ラボで血が止まれば完成ではない。開発には、多様な止血剤ニーズの場面を見て、現場のニーズを深く理解するためのに、臨床医との密接な連携が鍵。
【質疑応答】
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(15:05~16:05)
4.消化器外科領域における局所止血材に関する現場のニーズ
大阪公立大学大学院 消化器外科 講師 渋谷 雅常 氏
1.消化器外科領域における止血の現状と課題
2.各種局所止血材の特徴と使い分け
3.適切なサイズや再出血などの課題とその対策
4.局所止血材に求められる現場のニーズ
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2025/12/3(水)11:20~16:05
開催場所
Zoomを利用したLive配信
受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。