リチウムイオン電池におけるリサイクルの現状・課題と法規制・各種動向【提携セミナー】
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もっと見る開催日時 | 2024/7/10(水) 12:30-16:30 |
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担当講師 | 鹿島 理 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:41,800円 【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:47,300円 |
★EU電池規則等の関連する法規制やその影響、市場・処理現場における実態、
リサイクル処理プロセスおよび技術開発動向・課題まで、現状を網羅的・体系的に把握できます。
リチウムイオン電池における
リサイクルの現状・課題と法規制・各種動向
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
蓄電池は従来から様々な用途で使用されており、鉛蓄電池、ニッケル・カドミウム蓄電池やニッケル・水素蓄電池等のアルカリ蓄電池、近年はリチウムイオン蓄電池と多様な種類が存在する。これらは使用する材料が様々であり、リサイクルを行うには、その材料に適した方法が必要となるため、正しく回収する必要がある。
また、製品の廃棄やリサイクルには法規制も深く関わっており、関係者は自身の立場を理解した上で、適正な処理を行う義務が生じる。特に2023年7月に公布された欧州バッテリー規則の影響により、多くの事業者がその対応に迫られる見通しとなり、注目されている。
◆ 講演のねらい:
リチウムイオン蓄電池の登場は新しい製品を誕生させ、蓄電池の用途を飛躍的に拡大させている。一方、多種多様な材質の使用や電解液の可燃性等の特徴から、市場・リサイクル処理工程での事故や課題も多く聞かれる。
本講演では、従来蓄電池とリチウムイオン蓄電池を対比しながら、蓄電池の廃棄やリサイクルに関する法規制、処理の実態や技術動向、そこで見られる課題等の現状について、最近の欧州バッテリー規則等における要求事項などもふまえ、主に初級者を念頭に俯瞰、体系的に概説する。
◆ 得られる知識
次に示す事項の基礎知識
- 蓄電池、リサイクル関連法令、蓄電池のリサイクルシステムと処理工程
- リサイクル技術、市場実態や制度と課題
◆ 受講対象
- リチウムイオン電池を使用する機器の設計に携わっている方
- リチウムイオン電池及び使用機器の販売に携わっている方
- リチウムイオン電池の処理にお困りの方
- リチウムイオン電池のリサイクル市場への参入をお考えの方
など
担当講師
(株)GSユアサ 産業電池製造部 品質管理グループ 鹿島 理 氏
セミナープログラム(予定)
1.蓄電池の基礎
1) 蓄電池の原理
起電力が発生する原理について解説する。
2) 蓄電池の歴史
ガルバニ電池からリチウムイオン蓄電池までの蓄電池の歴史を解説する。
3) 蓄電池の構造と反応式
鉛蓄電池、アルカリ蓄電池、リチウムイオン蓄電池の構造や材質、反応式を解説する。
2.電池・リサイクルにかかわる関連法令
1) リサイクル関連の法体系
リサイクルに必要な法令の体系を解説する。
2) 廃掃法の概要
廃掃法のうち、産業廃棄物等の種類、廃棄物処理業、広域認定制度等の廃棄物の回収・リサイクルに必要な事項を解説する。
3) 資源有効利用促進法の概要
資源有効利用促進法のうち、蓄電池が関連する指定再資源化製品等の枠組みについて解説する。
4) 個別リサイクル法の概要
個別リサイクル法のうち、蓄電池が関連する自動車リサイクル法、小型家電リサイクル法の概要を解説する。
3.蓄電池のリサイクル
1) 蓄電池のリサイクルシステム
小型二次電池や始動用鉛蓄電池、車載用リチウムイオン電池等、現在、運用されているリサイクルシステムの概要や設立の背景について解説する。
2) 蓄電池の処理工程の概要
リサイクラーで行われている一般的な蓄電池処理工程の概要について解説する。
3) 鉛蓄電池の処理
一般的な鉛蓄電池の処理工程について解説する。
4) アルカリ蓄電池の処理
一般的なアルカリ蓄電池の処理工程について解説する。
5) リチウムイオン蓄電池の処理
一般的なリチウムイオン蓄電池の処理工程について解説する。
6) リチウムイオン蓄電池の処理方法の種類
鉄・レアメタル等リサイクル対象となる材料とその処理方法について解説する。
7) 蓄電池の販売量と回収量
各業界が公表している各種蓄電池の販売量と回収量を解説する。
8) 蓄電池の資源価値と課題
各種蓄電池の資源価値や処理における経済性、そこに存在する課題について解説する。
4.リチウムイオン蓄電池のリサイクル・リユース技術の開発状況・課題
リチウムイオン蓄電池について、公表されている研究報告から、最新のリサイクル技術、リユース技術を紹介する。
5.リチウムイオン蓄電池リサイクルにおける市場・現場の実態と課題
現状の安全性の実態やリサイクル現場で起こっている問題、法規制や制度面での動きについて解説する。
1) 用途ごとの課題
用途ごとに見られる課題について解説する。
2) 民生品用等の小型携帯機器用途の課題
LiB製品の発火事故の増加、リサイクル処理業者や市町村で増加する処理中の発火事故とその原因、資源有効利用促進法等の制度と対応状況と言った小型民生用市場で見られる課題について解説する。
3) EV用等の大型機器用途の課題
日本のLIBリサイクルの課題、世界のLIB廃棄量と生産量、国内資源の流出と事例、LIB関連の世界シェアとサプライチェーン、EU電池規則の発効、カーボンフットプリントやデューディリジェンス等の要求事項に対する政府の取組と言ったEV用等の大型市場で見られる課題について解説する。
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2024年7月10日(水) 12:30-16:30
開催場所
Zoomによるオンラインセミナー
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については、こちらをご参照ください
受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
●録音・録画行為は固くお断り致します。
備考
※配布資料等について
●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
- 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
- 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
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