最新の自動車に求められる熱マネジメント【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
---|---|
担当講師 | 山根 健 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
〇電気自動車や燃料電池自動車の熱管理とは?
〇自動車に係わる熱マネジメントシステムについて、具体例を挙げながら解説!
最新の自動車に求められる熱マネジメント
≪カーボンニュートラルへ向けた企業が取り組む課題と解決へ≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
自動車は内燃機関を動力として走行する際には、内燃機関の冷却が必要であり、冷却システムが装備されている。一方、この冷却排熱を利用して車室の暖房を行っている。近年、電気自動車や燃料電池自動車が市場に登場し、内燃機関とは全く異なる熱マネージメントが必要となってきている。
自動車に係わる熱マネジメントシステムについて、具体例を挙げながら解説を行う。
◆受講後、習得できること
最新のカーボンニュートラルを目指す自動車に必要な熱マネージメントシステム構成と、必要条件、様々なシステム構成の長所短所などについて具体的な理解が深まる。
◆受講対象者
自動車の熱マネージメント設計、実験に係わる方、電気自動車のシステムや電池熱マネージメント設計、実験に係わる方。
◆必要な予備知識など
熱力学関連の基礎知識(物質の熱特性、特に気体。)
内燃機関及び電気自動車の基本的な作動原理。
◆講演中のキーワード
内燃機関の熱効率、水冷、空冷、排出ガスと走行モード、熱損失、断熱技術、カーヒーター、カーエアコン、回生制動、ターボ過給と冷却、電気自動車、モータ冷却、インバータ冷却、バッテリー冷却と加熱、冷凍サイクル、チラー、冷媒、モリエル線図
担当講師
山根健オフィス 代表
山根 健 先生
■ご略歴:
1973 .3 早稲田大学理工学部機械工学科卒業(低NOX燃焼器)
1975. 3 早稲田大学理工学研究科熱工学修了(フライホイールによる回生制動)
1975 .4 日産自動車(株) 入社
1975 .6 日産自動車(株) 中央研究所 新動力研究部配属。蒸気エンジン自動車研究、エンジン設計担当。
1976 .9 同部内、新研究テーマ探索グループに配属。ターボチャージャー研究および、ハイブリッドシステム研究を提案。
1977 .4 新動力研究部でターボチャージャー開発担当。全体構造、主軸設計、製造技術を主担当。
1978 .6 ターボチャージャー付エンジン開発を、機関設計部と協同で担当。セドリック用L20T、ブルーバード用Z18T、ブルーバード用LD20T(ディーゼル)およびローレル用LD28T(ディーゼル)等を担当。
1978 .12 ターボチャージャー(N1型)開発で、社長賞2級受賞。
1981 .1 中央研究所、機関研究部、特別研究チームに参加。海外を含む研究ネットワーク構築を研究。
1981 .6 ロンドン大学インペリアルカレッジへ社命留学。ワトソン教授の下で、「ターボチャージャー付ガソリンエンジン燃焼」研究。留学期間中、欧州駐在員オフィスおよび米国駐在員オフィスと連携して自動車メーカ、部品メーカ、研究機関を訪問、調査を実施。
1983 .10 中央研究所、機関研究部に復帰。新型ターボチャージャー開発を担当。ターボチャージャー付エンジン、新型過給システムを含む、過給エンジン企画全体を主導。
1985 .4 新型4気筒エンジン開発基本計画副リーダー兼任(~1986年8月)
1986 .6 英国機械学会で「新型ターボチャージャー」についての技術講演。
1986 .9 新型V8エンジン吸排気系設計統括兼任
1987 .9 モータースポーツエンジン開発部配属。
レース用エンジン開発主担当(1989年より課長職)。
NPTI(北米)駐在(1990年9月~1991年3月)
1989 .1 機関実験部 動力性能計画課課長、駆動実験部 実験課主担当兼任。
1992 .6 日産自動車退職
1992 .7 BMW Japanに入社、エンジニアリング部に配属。
日本向け車両の適合、確認試験等担当。
パワートレイン及びシャシー開発、車両開発部門に短期駐在。
モータースポーツ部門、先行開発部門、生産技術部門の業務支援実施。
広報部門と協力して、技術・製品広報活動実施。
1998 .4 試験技術 統括部長
1999 .2 BMW本社でのパワートレイン開発兼任(~2003/12)
2004 経済産業省、水素安全利用プロジェクト評価委員(~2006/3)
2004 .4 自動車技術会の;モータースポーツ部門委員会幹事、アクティブセーフティ部門オブザーバー委員、ガソリン機関委員、伝熱部門委員。
2006 .10 BMW Hydrogen 7プロジェクト車両運営責任者(~2007/12)
2007 .4 テクノロジーオフィス 統括部長
2009 .5 自動車技術会プロフェショナルエンジニアに認定される。
2009 .7 BMW Japanを定年退職、山根健オフィス設立。9月より東海大学動力機械学科講師。10月より技術顧問。電気自動車プロジェクト等担当。
2014 .3 GT300 Steiff BMW Z4GT3チーム技術監督
2015 .12 BMW Japan技術顧問を退任、コンサルティングおよびレース関係業務。
2016年より、レッドブルエアレース、チーム室屋に参加。
■ご専門および得意な分野・研究:
自動車技術全般、特にパワートレイン、運転性開発。
■本テーマ関連学協会でのご活動:
自動車技術会:アクティブセーフティ部門委員会、ガソリンエンジン部門委員会委員を歴任、現在はモータースポーツ部門委員会委員。
■ご専門および得意な分野・研究:
自動車技術全般、特にパワートレイン、運転性開発。
■本テーマ関連学協会でのご活動:
自動車技術会:アクティブセーフティ部門委員会、ガソリンエンジン部門委員会委員を歴任、現在はモータースポーツ部門委員会委員。
セミナープログラム(予定)
1. 自動車の熱マネージメント
1.1 自動車が使用される環境、開発評価試験、走行モード
1.2 外部からの入熱
1.3 内部の発熱
1.4 自動車に用いられている断熱
2. 車室の冷暖房
2.1 必要な空調性能と必要エネルギー
2.2 代表的な空調システム
2.3 空調補助機能システム
3. ブレーキ
ブレーキが吸収するエネルギーと熱マネージメント、摩擦熱、リターダ、回生制動
4. パワートレインの熱マネージメント
4.1 自動車用パワートレイン動向
4.2 内燃機関の熱マネージメント、車両システム
4.3 電気自動車のシステムと電気動力の熱マネージメント、車両システム
4.4 水素燃料電池自動車の熱マネージメント、車両システム
5. 冷却システム
5.1 空冷と水冷
5.2 冷房サイクル(冷凍サイクルの概説)、モリエル線図、冷媒
5.3 電子冷凍システム
5.4 蓄熱
6. 今後の課題
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
●録音・録画行為は固くお断り致します。
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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