タンパク質-化合物の大規模スクリーニングと計算評価・候補化合物の選抜手法【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 狩野 弘樹 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
★ライブラリ、高速スクリーニング技法、AIの探索手法から考える化合物の活用法
★企業間のタイアップの時代における、化合物が導くオープンイノベーション
タンパク質-化合物の大規模スクリーニングと
計算評価・候補化合物の選抜手法
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
1.化合物のスクリーニングのための、次世代化合物ライブラリの活用
2.タンパク質-化合物ドッキングシミュレーションによる高速スクリーニングとその技法
3.IBM Accelerated Discoveryで実現する材料開発の加速
習得できる知識
ライブラリ活用法、高速スクリーニング技法、AIの探索手法
担当講師
1.田辺三菱製薬(株) 狩野 弘樹 氏
2.東京工業大学 柳澤 渓甫 氏
3.IBM東京基礎研究所 武田征士氏
セミナープログラム(予定)
【10:00-12:00】
1.化合物のスクリーニングのための、次世代化合物ライブラリの活用
田辺三菱製薬(株) 創薬基盤研究所 主席研究員 狩野 弘樹 氏
【講演内容】
1.スクリーニング用化合物ライブラリの歴史
2.ライブラリ関連トピックス紹介
3.総合討論
【講師略歴】1996年 東京工業大学 大学院理工学研究科化学専攻修士修了。三菱化学株式会社入社。2007年 三菱ウェルファーマ社への転籍、合併により田辺三菱製薬株式会社。2010年より、スクリーニングライブラリ設計戦略のリーダーを担当。その後、各種、国内製薬におけるライブラリアライアンスも担当。
専門分野:創薬化学、スクリーニングライブラリ戦略
活動:①第36回メディシナルケミストリーシンポジウム(2018年):一般口頭発表
“多様化するスクリーニングに合わせたライブラリ戦略
②第37回メディシナルケミストリーシンポジウム(2019年):ポスター発表 “J-CLIC(Japan Compound Library Consortium) 製薬会社間の枠を超えた世界初の大規模コンソーシアム”
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【13:00-14:45】
2.タンパク質-化合物ドッキングシミュレーションによる高速スクリーニングとその技法
東京工業大学 情報理工学院 情報工学系 助教 柳澤 渓甫 氏
【講座趣旨】タンパク質立体構造情報の蓄積が進むにつれ、タンパク質立体構造情報を用いて計算機上で化合物を選抜する構造ベース・バーチャルスクリーニング (structure-based virtual screening; SBVS) が盛んです。本講演では、SBVSの内、タンパク質と化合物との物理化学的な相互作用を高速に推定するドッキングシミュレーションについて特に着目、その計算方法と効果的な選抜を実現する技法について紹介します。
【講演内容】
1.計算機による候補化合物選抜
2.構造ベース・バーチャルスクリーニング (SBVS)
(なぜタンパク質立体構造を使うのか/タンパク質の化合物結合部位探索/ファーマコフォア (pharmacophore)モデリング/タンパク質-化合物ドッキングシミュレーション/分子動力学 (MD) シミュレーション)
3.LBVSとSBVSの長所と短所
4.SBVSによる化合物選抜手法
5.タンパク質-化合物ドッキングシミュレーション
(ドッキングの仕組み/無料でできるドッキング/ドッキングの実応用例)
6.ドッキングシミュレーションの諸技法
(ドッキングの制約を突破する/予測結合ポーズの相互作用様式評価/相互作用拘束付きドッキング/誘導適合 (induced fit) ドッキング)
7.アンサンブルドッキング (MDシミュレーションによる安定性評価)
8.機械学習とドッキングシミュレーション(並列利用による効率的な候補化合物選抜/タンパク質立体構造を利用した機械学習手法/予測結合ポーズを利用した機械学習手法/AlphaFoldによる構造予測)
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【15:00-17:00】
3.IBM Accelerated Discoveryで実現する材料開発の加速
IBM東京基礎研究所 武田征士氏
【講座趣旨】今日のマテリアルズ・インフォマティクスにおけるAI技術の活用のされ方を俯瞰しながら、IBM Researchの掲げる技術ビジョン Accelerated Discoveryについて、事例とデモを交えて解説します。中でも、東京基礎研究所が特に注力するAI分子生成モデル MolGXについて、特に詳しく解説します。
【講演内容】
1.Accelerated Discovery
・背景とビジョン
・Accelerated Discoveryの技術構成
2.AIによる分子デザイン
・AI分子デザイン技術の現状
・IBM ResearchのAI分子デザイン技術
3.事例
・フォトレジスト材料
・二酸化炭素分離ポリマー
・お客様導入事例
4.デモ
・MolGX(低分子生成モデル)
・GT4SD(オープンソース版生成モデル集)
5.まとめ・質疑応答
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。