液浸冷却(浸漬冷却)用材料開発における最新動向【提携セミナー】

冷却

液浸冷却(浸漬冷却)用材料開発における最新動向【提携セミナー】

開催日時 【Live配信】 2025/10/24(金)10:30~12:00
担当講師

原 潤一郎 氏

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

定員 -
受講費 通常申込:27,500円
E-Mail案内登録価格: 26,070円

 

液浸冷却(浸漬冷却)用材料開発における最新動向

 

注目を集める冷却技術の変遷、企業とその研究開発、採用動向を解説

【動向が学べる90分セミナー】

 

【提携セミナー】

主催:サイエンス&テクノロジー株式会社

 


受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

 

急速充電の需要増加を背景に抱える、EV用電池の冷却技術として。
サーバーの処理能力とともに発熱量が増大する、データーセンターの冷却技術として。

 

注目されている「液浸冷却(浸漬冷却)」技術の、
液浸冷却に用いられる様々な材料や、それらを開発・採用している各社の取り組みを解説。

 

この講座のポイント

  • 液浸冷却用媒体の種類とその特性
  • 主要プレイヤーと研究開発動向
    (3M、Shell、メルセデス・ベンツ、Dow、Freudenberg、ENEOS 等)
  • 液浸冷却の歴史と応用分野の変遷
  • 熱マネジメント技術の根幹に関わる、単相冷却 vs 二相冷却 比較

 

データーセンター/EVバッテリーの冷却と、その用途は大きく異なりますが、
多くの技術的共通点、更には関与するメーカーも重複するところがあります。

 

環境規制によるフッ素系材料への影響が大きく見込まれる今、
冷却液(媒体)、液浸冷却システム、熱マネジメントシステム関連、
EV駆動用電池やサーバー冷却技術等の研究開発/市場調査などに当セミナーをお役立てください!

 

業務の合間に参加しやすい 90分セミナー(10:30~12:00)
当日受講できなくなっても安心の【アーカイブ配信】付 ※翌営業日から視聴可

 

セミナー趣旨

電気自動車における駆動用電池の課題のひとつが,急速充電時の著しい発熱です。さらに,AI(人工知能)の急速な普及に伴い,データーセンターにおけるサーバーの発熱量も深刻な課題となっています。従来の冷却方式の容量拡張では対応が困難になりつつあり,革新的な冷却技術の導入が求められています。
液浸(浸漬)冷却は古くから知られる手法ですが,特に脚光を浴びたのはスーパーコンピュータCRAY-2に採用されたときでした。しかしその後,低電力のCMOS技術の普及により一時的に衰退を余儀なくされました。
近年,電池やサーバーの発熱量の増加に伴い,この液浸冷却方式が再び注目を集めています。

本セミナーでは,電気自動車の電池冷却を中心に,データーセンターにおける熱対策についても解説いたします。

 

得られる知識

液浸(浸漬)冷却全般の知識
電気自動車(EV)の駆動電池冷却方式
データーセンターの冷却方式
各社の開発状況
単相冷却と二相冷却の比較

 

担当講師

原 潤一郎 氏 (元・日産自動車、元・カルソニックカンセイ)

 

【専門】自動車の熱マネジメント技術、先進接合技術、CFD、多変量解析法(因子分析法)など
【所属】
1981年~1995年 :日産自動車(株)
1995年~2019年 :カルソニックカンセイ(株)(現・マレリ(株))

【業績】
日産自動車:
電気自動車用ヒートポンプの開発、自然風配風ベンチレーション(いずれも採用済み)、
CFDによる三次元車室内熱流れ解析(世界初)
カルソニックカンセイ:
CO2エアコンの開発、薄型統合熱交換器SLIM、VGフィン付きEGRクーラー
学会(自動車技術会):
空調レビュー、1Dシミュレーション解析手法の普及
執筆:
自動車設計と解析シミュレーション(培風館1980年共著)、
自動車の百科事典(丸善2010年共著)、
空調レビュー(自動車技術会2014年~)、
専門技術書41書(共著;例 自動車熱マネジメント・空調技術 サイエンス&テクノロジー2019年)
外部セミナー:
111回(熱マネジメント技術関係など)

【受賞】
自動車技術会論文賞(SLIM[薄型統合熱交換器]論文、2013年)、
自動車技術会部門貢献賞(1Dシミュレーションによる解析の普及、2014年)

 

セミナープログラム(予定)

1.液浸(浸漬)冷却用材料

1.1 構成材料と相変化
1.2 媒体例

 

2.CRAY-2

2.1 CRAY-2の冷却システム(1985年)
2.2 3M社のフロリナート(R)

 

3.歴史

 

4.電気自動車(EV)用駆動電池の冷却

4.1 空冷
4.2 水冷
4.3 冷媒冷却
4.4 急速充電

 

5.データセンターの冷却方式

5.1 サーバの冷却戦略
5.2 データサーバの各冷却方式の能力比較

 

6.液浸(浸漬)冷却

 

7.単相冷却vs 二相冷却

 

8.EV用冷却での各社の開発
(XING,SHELL,Freudenberg,Valeo,ENEOS,メルセデス・ベンツ,Dow)

 

9.PFAS対応

9.1 代替品候補
9.2 代替材料の課題

 

10.電気自動車の状況

 

11.電気自動車とデータセンターの冷却方式の今後

 

□ 質疑応答 □

 

※資料作成中につき、予告なく内容の変更ならびに追加の可能性がございます。

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

【Live配信】 2025/10/24(金)10:30~12:00

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

一般受講:本体25,000円+税2,500円
E-Mail案内登録価格:本体23,700円+税2,370円

 

※テレワーク応援・2名同時サービスはありません。

 

【S&T会員登録】と【E-Mail案内登録】の詳細についてはこちらをご参照ください。

 

※E-Mail案内登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「E-Mail案内登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みからE-mail案内登録価格が適用されます。

 

配布資料

製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

 

オンライン配信のご案内

※【Live配信(zoom使用)対応セミナー】についてはこちらをご参照ください

※【WEBセミナー:アーカイブ受講対応セミナー】についてはこちらをご参照ください

 

アーカイブ配信 
視聴期間:終了翌営業日から7日間[10/27(月)~11/2(日)]を予定
※動画は未編集のものになります。
※視聴ページは、終了翌営業日の午前中にマイページへリンクを設定します。

 

備考

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

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