CO2分離回収へ向けたアミンの活用と劣化対策【提携セミナー】
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もっと見る開催日時 | 2022/6/14(火)10:30~16:15 |
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担当講師 | 山田 秀尚 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 60,500円(税込) |
★ アミンの劣化はどのように進んでいくのか?
★ アミンを用いた吸着剤や分離膜などの開発動向、実用化事例を詳解!
CO2分離回収へ向けたアミンの活用と劣化対策
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
・CO2回収用アミン材料の反応機構と開発指針
・アミン化合物のCO2回収性能、及び劣化機構とその対策
・相分離型吸収剤の開発とCO2分離回収への応用
習得できる知識
・CO2回収に適したアミンに関する基礎知識
・アミンを用いたCO2回収プロセスにおける化学反応に対する理解
・アミンを用いたCO2回収技術の開発動向、課題、展望
・化学吸収法に用いられるアミン化合物の特徴
・アミン化合物のCO2回収性能に関する情報
・アミン化合物の劣化機構、及びその対策に関する情報
・CO2分離回収、相分離型CO2吸収剤、H2ストリッピング再生の特徴・設計、CO2回収エネルギー試算、吸収剤の劣化評価、吸収剤劣化物の分離
担当講師
【第1部】金沢大学 先端科学・社会共創推進機構 准教授 山田 秀尚 氏
【第2部】東ソー(株) 有機材料研究所 アミン誘導体グループ 藤原 裕志 氏
【第3部】名古屋大学 未来社会創造機構 脱炭素社会創造センター 准教授 町田 洋 氏
セミナープログラム(予定)
(10:30-12:00)
「CO2回収用アミン材料の反応機構と開発指針」
金沢大学 先端科学・社会共創推進機構 准教授 山田 秀尚 氏
【習得できる知識】
・CO2回収に適したアミンに関する基礎知識
・アミンを用いたCO2回収プロセスにおける化学反応に対する理解
・アミンを用いたCO2回収技術の開発動向、課題、展望
【講座の趣旨】
カーボンニュートラル実現に向けて、CO2回収技術の重要性が高まっています。アミン溶液を用いた吸収法は最も成熟したCO2回収技術であり、また、アミンで機能化した吸着剤や分離膜を使った次世代回収技術の開発も進展しています。本講では、Amine-Based Capture of CO2の基礎知識、化学、開発動向、課題などについて概説いたします。
1.はじめに
1.1 CO2回収技術開発の背景
1.2 CO2回収法の種別と特徴
1.3 アミンスクラビング法の発明と発展
2.アミンとCO2の反応
2.1 アミンの種類
2.2 アミンの特性
2.3 アミンとCO2の反応
2.3.1 カルバメート生成反応
2.3.2 バイカーボネート生成反応
2.3.3 カルバミン酸生成反応
2.3.4 その他の反応
2.4 アミンとCO2の反応機構
2.5 アミンとCO2の反応:置換基効果
2.6 アミンとCO2の反応:溶媒効果
3.アミンを用いたCO2回収技術
3.1 吸収法
3.2 吸着(固体吸収)法
3.3 膜分離法
3.4 実用化事例
3.5 開発動向
3.6 課題と展望
4.まとめ
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(13:00-14:30)
「アミン化合物のCO2回収性能、及び劣化機構とその対策」
東ソー(株) 有機材料研究所 アミン誘導体グループ 藤原 裕志 氏
【習得できる知識】
・化学吸収法に用いられるアミン化合物の特徴
・アミン化合物のCO2回収性能に関する情報
・アミン化合物の劣化機構、及びその対策に関する情報
【講座の趣旨】
2050年までのカーボンニュートラル実現に向けて、煙道排ガスからのCO2分離回収技術の重要性が高まっている。本講演では、化学吸収法によるCO2分離回収において、アミン化合物のCO2回収性能及び機構、排ガス中不純物(酸素や窒素酸化物など)によるアミン化合物の劣化機構、及びその対策について、これまでの報告のまとめや当社の取り組みを紹介し解説する。
1.アミン化合物を用いた化学吸収法
1.1 アミン化合物を用いた化学吸収法の特徴
1.2 アミン化合物を用いた化学吸収法のプロセス概要
2.アミン化合物のCO2回収性能
2.1 化学吸収法に用いられるアミン化合物の種類
2.2 CO2吸収、放散機構
2.3 CO2回収性能の比較
3.アミン化合物の劣化機構
3.1 熱による劣化機構
3.2 酸素による劣化機構
3.3 窒素酸化物による劣化機構
4.アミン化合物の劣化に対する対策
4.1 アミン構造と劣化の相関
4.2 劣化が抑制されたアミン化合物
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(14:45-16:00)
「相分離型吸収剤の開発とCO2分離回収への応用」
名古屋大学 未来社会創造機構 脱炭素社会創造センター 准教授 町田 洋 氏
【習得できる知識】
CO2分離回収、相分離型CO2吸収剤、H2ストリッピング再生の特徴・設計、CO2回収エネルギー試算、吸収剤の劣化評価、吸収剤劣化物の分離
【講座の趣旨】
独自に開発したCO2吸収時に相分離する吸収剤やH2ストリッピング再生プロセスに関して、吸収・再生温度条件や所要エネルギーなどを紹介する。また、相分離吸収剤のアミン劣化物質の挙動や劣化物質の分離除去技術も報告する。
1.CO2分離回収
1.1 背景、需要
1.2 既存の分離回収方法
2.相分離型CO2吸収剤
2.1 設計方法
2.2 CO2溶解度における特徴
3.H2ストリッピング再生
3.1 カーボンリサイクル
3.2 統合プロセス
4.エネルギー評価
4.1 モデル化
4.2 シミュレータでの評価
5.相分離型吸収剤の劣化特性
5.1 模擬排ガスでの劣化評価
5.2 SOx被毒アミンの分離
6.まとめ
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2022/6/14(火)10:30~16:15
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき60,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。