CO2の分離、回収、固定、利用(セミナー)
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
CO2の特徴、地球温暖化問題、CO2の分離、回収、固定、利用から、
サプライチェーンCO2排出量削減や排出量取引まで、
CO2排出量削減、カーボンニュートラルについて全てを網羅
CO2の分離、回収、固定、利用
講座概要
今や、温室効果ガスとして多くの人が注目するCO2に関して、改めて、CO2の特性や地球温暖化問題の歴史や技術開発の歴史から、CO2削減の仕組み、CO2排出量削減やカーボンニュートラルへのアプローチ法について説明します。
1981年に、NASAのJ.ハンセンが、米国の科学誌「サイエンス」に投稿した論文で、「地球温暖化」、「温室効果ガス」という言葉が初めて使われました。論文は米議会でも取り上げられ、世界的な話題になり、オゾン層を破壊するフロン全廃など地球環境問題の高まりを受けて1992年ブラジルで開催された地球サミットで地球温暖化条約が採択されました。
1997年の京都議定書では、初めてCO2削減の具体的な目標と排出権取引などの削減の仕組みが示されました。しかし、先進国に限った削減量も平均6%と小さいもので、エネルギーの節約や効率改善などで対応できるものでした。
その後、2015年のパリ協定で世界各国が削減義務を持ち、今世紀後半に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を掲げています。再エネ100%や脱カーボンは非現実的であり、目標達成のためには、化石燃料を利用しながら、CO2の分離、回収、固定、利用(CCUS)を推進しなければなりません。
本講座では、CCUSについて有望な技術や開発中の技術を説明します。また、当初からある温暖化懐疑論や、石炭禁止、化石賞やハイブリッドカーの禁止などの国際政治における駆け引きについても述べます。
セミナープログラム(予定)
1.CO2と地球温暖化問題
1.1 はじめに
1.2 CO2の温室効果,赤外吸収波長と地球の放射波長
1.3 地球の炭素量と炭素循環
1.4 大気中のCO2濃度と気温の推移と懐疑論
1.5 温暖化目標の起点と上昇の見直し
2.CO2分離
2.1 化学吸収法
2.2 吸着法
2.3 固体吸収法
2.4 膜分離法
2.5 物理吸収法
3.CO2利用
3.1 燃料
3.2 化学品
3.3 植物
4.CO2固定
4.1 地下空洞や帯水層
4.2 植林
4.3 深海
5.CO2排出量削減への仕組み
5.1 排出権取引
5.2 カーボンプライシング
5.3 サプライチェーンCO2排出量削減
6.国際政治の駆け引き
6.1 石炭禁止、化石賞、ハイブリッドカーの禁止、自動車のEV化
6.2 COP3の背景
主な受講対象者
・CO2削減にかかわる実務者
・CO2削減ビジネスの新規規格車
・環境マネジメント、CSRの担当者
期待される効果
・地球温暖化問題について基礎から応用まで幅広く学ぶことができる
・CO2排出と削減効果の見える化ができる
・CO2の効果的削減に関するヒントを得ることができる
公開セミナーの次回開催予定
- 開催日時:未定
- 開催場所:未定
- 受講料 :未定
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