脳の仕組み・構造と脳計測の実際【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 青山 敦 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
・脳計測で新たな知見を得る! 研究開発に活かす!
・各計測手法の原理・特徴やノイズ環境整備等のノウハウも学び取ろう!
脳の仕組み・構造と脳計測の実際
≪脳情報が導くこれからの研究開発指針≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
近年、脳計測とその数理解析技術の向上に伴って、人間の脳を非侵襲に計測し、未知の脳機能に関する知見を得たり、脳情報を応用したりすることが可能になってきました。
本セミナーにおいては、脳やそれを構成する神経細胞(ニューロン)の基本的な構造や機能を説明した上で、最先端の脳計測技術の原理、長所・短所・用途、選定ポイント等を解説します。また、講師側で実際にパソコンを操作して脳の3D画像の観察状況を共有します。更には、これらの脳計測手法を使った具体的な事例を紹介し、脳情報取得の意義や応用可能性について述べます。
◆受講後、習得できること
- 脳情報とは
- 人間の脳の基本構造と機能
- 脳計測手法ごとの原理と長所・短所・用途、選定ポイント
- 脳情報研究の今後の展望、課題・ニーズ
- MRIデータの観察方法 など
◆受講対象者
- 人間の脳に関する知見を集めている方、脳計測の利用を考えている方
- 各企業の技術者、研究者、開発者、新事業企画者、医療関係者
- 各種センサーの研究開発担当者
- 脳情報に注目した新市場を見いだしたい方 など
担当講師
慶應義塾大学 環境情報学部 准教授 博士(理学) 青山 敦氏
セミナープログラム(予定)
1 はじめに
1.1 脳の概要
1.2 脳情報学の概要
2 脳と神経細胞の構造
2.1 脳の構造
2.1.1 中枢神経系の分類
2.1.2 大脳皮質の外表構造
2.1.3 脳の深部構造
実演「MRIcronで脳を観る」(脳の3D画像を観察する様子をデモンストレーションします)
2.2 神経細胞の構造
2.2.1 神経細胞の構造
2.2.2 神経細胞膜の構造
2.2.3 シナプスの構造
3 神経細胞の情報伝達
3.1 神経細胞内の情報伝達
3.1.1 神経細胞膜の静止膜電位
3.1.2 活動電位の伝播
3.2 神経細胞間の情報伝達
3.2.1 シナプス前細胞の情報送信
3.2.2 シナプス後細胞の情報受信
4 脳計測技術の原理・特徴とその適切な利用方法(※)
4.1 電磁気計測手法
4.1.1 EEG(脳波)
4.1.2 MEG(脳磁図)
4.2 MRIと代謝計測手法
4.2.1 MRI(磁気共鳴画像法)
4.2.2 fMRI(機能的磁気共鳴画像法)
4.2.3 PET(陽電子放射断層撮影法)
4.2.4 NIRS(近赤外分光法)
4.3 その他の手法(脳刺激手法等)
4.4 脳計測手法の比較と選定ポイント(時間分解能・空間分解能・計測コスト・計測自由度)
(※脳計測は、心理・行動計測では知り得ない新たな知見を明らかにできますが、これらよりも高い専門性を必要とする上、万能な脳計測手法は存在しません。研究開発を成功させるためには、原理・長所・短所の総合的な理解、適切な手法の選定・利用・ノイズ環境整備などのノウハウが必須です。)
5 脳情報研究と応用可能性
5.1 脳情報研究の事例
5.1.1 五感に関する研究
5.1.2 脳情報の解読に関する研究
5.2 脳情報の応用
5.2.1 脳情報取得の意義と可能性(主観の定量化・無意識の情報抽出・人工知能との相補性)
5.2.2 産業利用への注意点(個人情報としての脳情報・解釈の多義性)
5.3 今後の展望
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。