バイオセンサの原理基礎と新しい展開《「形」「分析対象物」別の特徴と事例・匂いの計測まで》【提携セミナー】
開催日時 | 2024/12/19(木) 13:00-17:00 |
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担当講師 | 鈴木雅登 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:41,800円 【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:47,300円 |
★年々技術開発が進むバイオセンサ、今どこまで、何ができるようになっているのか?
★バイオセンサの材料、形別の特徴から その分析対象物別の使い分け、実際の開発事例まで幅広く網羅!
バイオセンサの原理基礎と新しい展開
≪「形」「分析対象物」別の特徴と事例・匂いの計測まで≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
◆講座のポイント
バイオセンサはバイオ材料が有する優れた選択性と高い結合能力を利用して夾雑物を含む試料の中から,目的の低分子や,遺伝子・タンパク質といった生体高分子を選択的に検出できる.コロナウイルス感染症の際にバイオセンサの一様体である遺伝子検査や抗体検査・抗原検査が実施されたことは記憶に新しい.バイオセンサは主に臨床検査や環境検査に使用されるが,半導体分野で円熟した微細加工技術と融合により,「高感度化」,「微小化」,「多項目化」の研究が進展し,臨床・環境検査以外への応用が期待される.例えば「高感度化」によって1つの細胞が分泌するタンパク質の分析,「微小化」によってウエアラブル化し汗や蒸散物の分析,「多項目化」によって複数の分子を検出し匂いの定義づけがある.本セミナーでは,バイオセンサの基本を整理した後,臨床検査分野以外のバイオセンサの新しい展開,特に「単一細胞分析」「ウエアラブル分析」「匂い分析」に焦点をあて解説する.
*本セミナーはバイオ材料と目的分子が溶液中で結合するウエット/セミドライな環境で利用するバイオセンサ/バイオデバイスを中心に紹介する.
◆受講後、習得できること
- バイオセンサの基本的な理解
- バイオセンサの現状と課題
- バイオセンサの最先端の応用先である「単一細胞分析」「ウエアラブル分析」「匂い分析」の状況
◆キーワード
(バイオセンサ,バイオデバイス)単一細胞解析,ウエアラブル,匂いセンサ,電気回転,誘電泳動,マイクロTAS,BioMEMS,Lab-on-a-chip
担当講師
兵庫県立大学 大学院理学研究科 准教授 鈴木雅登 氏
■経歴
2007年 東北大学 大学院環境科学研究科 博士課程修了(学術博士)
2007年 パナソニック株式会社 先端研究本部 入社
同 主任研究員を経て
2018年~ 兵庫県立大学 大学院理学研究科 准教授
2022年~ 兵庫県立大学 先端医療工学研究所 准教授(兼務)
■専門および得意な分野・研究
バイオ分析化学,マイクロデバイス,電気動力学現象(電気回転・誘電泳動),細胞工学
■本テーマ関連学協会での活動
Analytical Sciences誌(分析化学会) Associated Editor 2024年~
「でんきかがく」誌(電気化学会) 編集委員 2024年~
電気化学会化学センサ研究会 役員 2024年~
分析化学会近畿支部 幹事 2019年~
他所属学会) 化学とマイクロナノシステム学会,生物工学会,生物物理学会
セミナープログラム(予定)
1. バイオセンサの構成と歴史
1) バイオセンサの基本的な構成と定義
a) Analyte(バイオセンサが対象とする分析対象物)
b) Receptor(バイオセンサに利用される代表的な受容体とそれぞれの特徴)
抗体,アプタマー(核酸,ペプチド),細胞膜受容体,微生物
c) Transducer(ReceptorとAnalyteの結合を電気信号へ変換する方法)
電気化学的手法を使った信号変換
2) バイオセンサの歴史
a) Clark型酸素電極から自己採血型血糖センサへ
b) 論文数の推移からみるバイオセンサの歴史
c) バイオセンサの転換点となった論文
Lab-on-a-chip/TASの概念の提唱
Soft-lithography法の発明
Paper Microfluidicsの提唱
Organ-on-a-chip/Body-on-a-chipの提唱
2. 「形」から見たバイオセンサ
1) 紙を使ったバイオセンサの事例
2) ゲルを使ったバイオセンサの事例
3) ウエアラブル型のバイオセンサ(汗や涙の分析)
3. 「Analyte」からみたバイオセンサ
1) 「単一細胞」を計測するためのバイオセンサ
a) 細胞計測の現状と単一細胞計測の意義
b) 単一細胞を取り扱うための技術
微細加工技術(マイクロ流路,マイクロウエル,マイクロドロップレット)
誘電泳動・電気回転・進行波誘電泳動
音響波
光ピンセット,光パターニング
c) 単一細胞からの分泌物を分析するためのバイオセンサ
2) 「匂い」を計測するためのバイオセンサ
a) 生物型匂いセンサ
嗅覚の仕組み,嗅覚受容体,嗅覚細胞を利用したバイオセンサ
b) 非生物型匂いセンサ
複数の感応膜とAIを組み合わせたバイオセンサ
4. まとめと今後の展望
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2024年12月19日(木) 13:00-17:00
開催場所
Zoomによるオンラインセミナー
受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
●録音・録画行為は固くお断り致します。
備考
※配布資料等について
●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
- 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
- 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
お申し込み方法
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★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。