人工組織の最前線【提携セミナー】

人工組織の最前線【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2022/9/6(火)12:30-16:30
担当講師

木田 泰之 氏

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:41,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:47,300円

・なぜ今【人工組織】が必要か:臓器や血管・毛細血管の創製へ

・創薬・農薬・食品開発への拡がり/動物実験代替法の要としても

 

人工組織の最前線

 

≪基盤技術(細胞・デバイス・血管),アプリケーション,世界的動向≫

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

講師より/本セミナーのポイント
人工組織とは何でしょうか.医学分野においては,聞き覚えのある人工臓器と捉えても問題はありません.しかし,人工組織はより小さく,より様々な形状を呈し,失われた臓器の機能を担うという再生医療での役割に留まらず,創薬や農薬,機能性食品の研究開発における有効性や毒性試験へも応用される試験材料となってきました.2013年にEUで提唱された動物試験を用いた化粧品の完全販売禁止が決め手となった昨今の動物実験削減の潮流を受け,人工組織に対する動物実験代替法としての期待は大きくなっています.

 

本セミナーでは,本邦で開発されたiPS細胞/幹細胞技術だけでなく,ティッシュエンジニアリングや生体機能チップ作製技術の発展が如何にして人工組織の開発や応用に寄与してきたかを詳しく解説します.さらに,最前線の人工組織開発や今後の3次元組織作製に必要な人工血管の構築技術に触れ,今後必要となる基盤技術とそのアプリケーションを紹介したいと思います.

 

◆受講後、習得できること

  • 人工組織の創製に向けた研究・技術の動向
  • 再生医療のための細胞や三次元組織の培養技術
  • 血管・毛細血管の作製技術
  • 動物実験代替法における展望や関連する指針

 

◆受講対象者

  • 再生医療の実現に向けた細胞加工や組織形成の研究開発に従事しておられる方
  • 企業や社会実装を目指した人工組織の応用を考えておられる方
  • 人工組織の学問や技術開発等の基礎から応用までを学びたい方
  • 動物実験代替が望まれる企業の研究開発や企業連携に従事しておられる方

 

担当講師

産業技術総合研究所 細胞分子工学研究部門
ステムセルバイオテクノロジー研究グループ長
バイオサイエンス博士(Ph.D) 木田 泰之 先生

 

2004年10月-2008年9月:東北大学加齢医学研究所 神経機能情報分野 助教
2008年10月-2012年3月:ソーク研究所 Gene Expression Lab Research Associate
2012年4月-現在:国立研究開発法人産業技術総合研究所 研究グループ長
2021年4月?現在:国立大学法人筑波大学ライフサイエンス学位プログラム協働大学院 教授
※2016年4月-現在:特定認定再生医療等委員会 細胞加工専門委員
所属学会:日本再生医療学会,日本分子生物学学会

 

セミナープログラム(予定)

1.今,注目され始めた人工組織
1.1.人工組織とは?…どのようなものか,どう使うのか.
1.2.人工組織のあゆみ
1.3.人工臓器とは?…人工組織との違いはなにか.
1.4.人工組織への期待…なぜ今人工組織が必要か,再生医療や創薬の観点から.
1.5.人工組織の必要性…動物実験代替の観点から.

 

2.人工組織の作製に必要な学問
2.1.組織工学(ティッシュエンジニアリング)
2.2.発生学,発生工学
2.3.幹細胞工学
2.4.生理学

 

3.人工組織の作製に必要なデバイスやチップ
3.1.使用される材料
3.2.デザインパターン…多用される黄金デザインパターンについて.
3.3.世界的動向と最前線

 

4.人工組織の作製に必要な細胞
4.1.よく使用される細胞株とその培養方法…利点と欠点について.
4.2.初代培養の樹立と培養方法.
4.3.多能性幹細胞について…なぜ注目されているのか.
4.4.iPS細胞の可能性について…なぜノーベル賞を獲ったか.
4.5.3次元培養技術
4.6.世界的動向と最前線

 

5.人工組織における血管作製技術
5.1.組織における血管の役割…補給路の重要性について.
5.2.人工組織に求められる血管…血管を構築する際のコンセプト
5.3.大きい血管と毛細血管の作製技術
5.4.灌流技術…薬物送達システム(DDS)として.
5.5.世界的動向と最前線

 

6.人工組織の創製における世界的動向
6.1.再生医療への応用
6.2.創薬への応用
6.3.診断への応用
6.4.毒性試験への応用
6.5.機能性食品開発への応用
6.6.関連する指針
6.7.動物実験代替法への期待

 

7.まとめ

 

8.質疑応答
*「Q&A」への投稿をお願い致します。口頭質問も可能です。希望者のマイクを適宜開放致します。
(ご質問・反響を歓迎しております。オンラインではありますが、出来る限り双方向的にし、皆様のご要望に応えたいと存じます)
*セミナー後の講師へのメール質問も可能です。(量や内容次第では回答しかねることもございます。ご了承くださいませ)

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2022年9月6日(火) 12:30-16:30

 

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

 

受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

 

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

 ●録音・録画行為は固くお断り致します。

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)

 

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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