抗バイオフィルム剤の新しい製品開発とその評価【提携セミナー】
開催日時 | 2025/7/30(水)13:00~17:20 |
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担当講師 | 太田 知克 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 49,500円(税込) |
★ 抗バイオフィルム評価試験方法(ISO 4768)について試験方法の詳細・留意点を解説!
抗バイオフィルム剤の新しい製品開発とその評価
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
硬質表面上におけるバイオフィルムの抑制を目的とした加工製品の評価方法であるISO 4768:2023について,試験方法の詳細・留意点をご説明するとともに,抗菌製品技術協議会(SIAA)による認証制度についてご紹介いたします。
習得できる知識
・各種材料の抗バイオフィルム試験の実施手順と評価
・フェノール系抗菌剤のバイオフィルム形成阻害効果
・バイオフィルムの形成を促進・抑制する材料表面特性
担当講師
一般財団法人日本食品分析センター 多摩研究所 微生物研究課 エキスパート 太田 知克 氏
大阪化成(株) 代表取締役社長 工学博士 浅見 晴洋 氏
鈴鹿工業高等専門学校 生物応用化学科 准教授 小川 亜希子 氏
山口大学 大学研究推進機構 中高温微生物研究センター 教授 阿座上 弘行 氏
セミナープログラム(予定)
(13:00~14:00)
1.硬質表面上における各種材料の抗バイオフィルム試験の実施手順と評価
一般財団法人日本食品分析センター 多摩研究所 微生物研究課 エキスパート 太田 知克 氏
1.バイオフィルムについて
2.抗バイオフィルム評価試験方法(ISO 4768)
1) 試験法の流れ
2) 試験実施上の留意点
3.抗菌製品技術協議会(SIAA)における認証基準
1) SIAAの活動
2) SIAAマークについて
3) 抗バイオフィルム加工製品の性能基準
【質疑応答】
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(14:15~15:00)
2.フェノール系抗菌剤のバイオフィルム形成阻害効果
大阪化成(株) 代表取締役社長 工学博士 浅見 晴洋 氏
1.細菌、カビ、ウイルスの比較
2.一般的な抗菌剤
3.身の回りのバイオフィルム
4.抗バイオフィルム効果の試験手順
5.抗菌剤のバイオフィルム形成阻害効果
~イソプロピルメチルフェノールの事例を中心に~
6.バイオフィルム形成阻害メカニズムに関する考察
7.おわりに
【質疑応答】
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(15:10~16:10)
3.材料表面の化学・物理的性質がバイオフィルム形成に与える影響
鈴鹿工業高等専門学校 生物応用化学科 准教授 小川 亜希子 氏
1.バイオフィルム形成のステージ
2.材料表面の特性とバイオフィルム形成の比較
①金属材料における付着傾向の違い
②高分子材料・コーティングの影響評価
3.バイオフィルム抑制に向けた材料設計と応用事例
【質疑応答】
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(16:20~17:20)
4.微生物の付着・定着を抑制する成分の検索
山口大学 大学研究推進機構 中高温微生物研究センター 教授 阿座上 弘行 氏
1.食品成分からのバイオフィルム阻害剤の検索
1.1 茶カテキンによるバイオフィルム阻害
1.2 キノコ抽出物によるバイオフィルム阻害
2.AIの不活化によるバイオフィルムの制御
2.1 E. corrodensにおけるAI-2の不活化によるバイオフィルムの制御
3.細菌が生産するバイオフィルム阻害剤
3.1 植物内生放線菌からのバイオフィルム阻害剤の検索
3.2 南極で分離した細菌からのバイオフィルム阻害剤の検索
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2025/7/30(水)13:00~17:20
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき 49,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき44,000円〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。